善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・枇杷

2021年05月30日 | 鎌倉
枇杷(ビワ)の季節です。ツヤツヤとした実は水分が多く、甘く、さわやかな味です。枇杷は種が大きいのが特徴の一つで、もっと種が小さければ良いのにと思ったこともあります。
枇杷の産地は九州や四国が多く、関東では房総半島だけでしょう。
枇杷は出回る時期が短いので、年に一回ほどしか食べる機会がありません。

大船仲通り商店街で枇杷の簡易パック(6個入り)を見つけ購入しました。


(購入した枇杷)


(冷やして食卓へ)


(皮をむくと・・・)

種は4個入っていました。

さて、枇杷はどう育つのか?。

この時期の枇杷の木は以下のような状態です。
筆者の自宅近くにはご近所さんに一本、近くの住宅地の植え込みに数本の枇杷の木があり、青かった実が色づいて来ています。このあたりは枇杷の北限に近い場所と思われます。
関東では枇杷を果実として栽培しているのは房総半島だけだと思います。

(ビワの木1)


(ビワの木2)


(ビワの実1)


(ビワの実2)

枇杷の実を大きく稔らせるためには、摘果と袋がけが必要のようです。

昔、お遍路をして、香川県を訪れたとき、バス道路に枇杷の木が並んでいて、一つずつ紙袋が被さっているのを見て感動したことを思い出します。

そして、過去写真ですが1月頃の、自宅近くの枇杷の花は以下のようです。

(ビワの花1)


(ビワの花2)

寒さにも寒風にも負けずに咲いていた花が今、食べ頃を迎えているようですね。

枇杷の花言葉は
「温和」
「治癒」
「愛の記憶」
「密かな告白」
だそうです。

また枇杷の花は初冬の季語だそうです。


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