(この旅は2015年5月連休の宮崎/鹿児島県の霧島周辺の旅の記録です)
安楽温泉の最下流にあるの湯はみょうばん温泉の前にあります。つまり、国道をはさんだ向かい側にあるので、新川渓谷を背にしているわけです。
の湯はお湯の良さが自慢の宿です。
(の湯)
玄関を入ると帳場があり、おかみさんから、トイレを済ませてから階下のお風呂へ行くように促されました。
新川渓谷に面しているので、浴場は一階下にあります。
(脱衣場)
脱衣場はすっきりとしたレイアウトで、すぐに浴場です。
浴場に入るとメインの浴槽が2槽並んでいます。
(メインの浴槽)
浴槽それぞれに湯口があり、「美肌、神経痛、リュウマチ、疲労回復に、内湯」とか、「水で薄めていません、源泉100%かけ流しです」などと掲示があるやや大きめの浴槽と、その奥に細い浴槽があります。
お湯はやさしい肌触りのお湯です。
源泉は自家源泉の安楽16号で、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)で、源泉温度は45.4度とのことです。
確かに、安楽1号などと比べると低い湯温なので、水で薄めなくても浴槽に供給出来て、しかも掛け流しで適温になるわけです。
この2槽の外側に打たせ湯があります。
(うたせ湯)
さらに打たせ湯の外側には小さいながら露天風呂があります。
(露天風呂)
天降川岸にしがみつくような露天風呂から川の清流がよく見え、川面に渡る風が心地よい露天風呂です。
(露天風呂から新川渓谷を望む)
この川には、やや大きめの怪魚が泳いでいるのがよく見えるのですが、なんとテラピアとのことでした。
入浴料金は300円です。
帰りがけにおかみさんと又雑談しました。
朱峰に泊まっているというと、お料理が上手いと評判ですよと云ってくれ、また、前日は京町温泉に泊まったと云ったら、歓楽街的温泉は最近は人気がないですよねと的確に現状分析していました。
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