善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・恒例 龍隠庵のもちつき

2010年12月27日 | 鎌倉
12月26日に年末恒例の龍隠庵のもちつきがありました。 龍隠庵は北鎌倉の臨済宗大本山円覚寺の塔頭の一つで、円覚寺の総門を過ぎ、山門(三門)・仏殿と進み、その左手の選佛場と在家用の座禅堂居士林の間にあります。

案内板に沿って石段を上ると景色が一変します。

(案内板1)
(案内板2)
案内板   案内板2


仏殿を見下ろす位置に広場があり、餅臼が二セット置かれ、人々が群れています。

(もちつき1)

(もちつき2)


龍隠庵はおよそ10年ほど前に再興されました。
住職の努力や、周りの人のサポートや、住職の人柄もあって、今や多くの人が集まるお寺になりました。

本堂や客殿は質素なままですが、いろいろな催し物を開催し、多くの人が集い、何かを得て帰って行く場所に変身しました。

(龍隠庵本堂)


(住職)


志戸呂焼きの作陶家の心齋さんが駆けつけ、恒例の呈茶のお茶の先生も駆けつけてくれました。

(志戸呂焼作陶家-心齋さん)

(お茶の先生)


この日は一家総出の参加者も多く、もちを搗くための裏方さんも大忙しでした。 モチ米は120Kgとのことで、年々増えているそうです。 お供え用のお餅と、のし餅、また昼食用に食べる絡み餅は黒ごまや納豆など定番のあんこ、きなこ、大根おろしの他に年々メニューが増えています。

(裏方1-モチ米を蒸す)
(裏方2-けんちん汁は二鍋)
けんちん汁は二鍋   けんちん汁は二鍋

(裏方3-お供えを造る)
(裏方4-どれも美味しい絡み餅)
お供えを造る   どれも美味しい絡み餅


以下次号