ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

自分は自分

2018-03-06 14:31:06 | 日記
次女が春休みで帰省している。

これで家族6人が揃ったわけだが、主婦の仕事は家族の人数に比例して増える(ような気がする)。

その証拠に次女が帰省してから、ずっとバタバタと忙しい。

まず一番大変なのは食事作りで、長い自炊生活で栄養が偏っているのではないかと思われる次女のために、栄養のバランスが取れた食卓を心がけて料理を作る。

また朝早く仕事へ行く長男にも、朝ごはんをしっかり食べさせようと、5時には起きて台所に立たなければ間に合わない。ついでにお弁当も作ると、朝は超いそがしくなる。

そんなわけで、食材が気持ちいいくらい冷蔵庫の中から消えていくので、長男次女がいない時には一週間に一度だった買い物が、今は2回~3回行かなければいけない。

ほかにも掃除や洗濯、家族の用事と、毎日があっという間に過ぎていく。

ところで先日、久しぶりにママ友たちからランチに誘われて行ってきた。

聞けば、皆さんすでに子どもたちが独立して、夫婦二人だけの生活になっていると言う。

「夫婦二人だし、食事の量も少なくて済むから楽よ~。たまに家に遊びに来るお姑さんが、食事を作ってくれることもあるし、そんな時は私は作らずに食べる専門なの。お姑さんは調理員だったから料理が上手なの」

なに!?お姑さんがご飯を作ってくれるって?うらやましい、、、うらやましすぎるぞ、、、

さらに別のママ友は「うちは夫婦で一日2食生活を始めたの。食べるのは朝と昼だけで、夕食は飲み物だけか、軽くクラッカーかクッキーをつまむ程度。慣れると、2食の方が身体の調子がいいのよ」と言った。

へェ~、一日2食か・・・最近、私も食が細くなってきたから、それならできるかも。飲み物だけなら用意も片づけも楽だし。いいな~いいな~
でもうちは無理だわ。夫を含めて、食べ盛りがたくさんいるから、夕食が飲み物だけなんて言ったら、反乱が起きそうだわ。

一日2食のママ友は、空いた時間に愛犬を連れてウォーキングをしているそうだ。
そのせいか、体調はすこぶる良くなったそうだ。

さらにさらに、別のママ友はご主人が出張でいない日は、お昼からお風呂に入り、好きな音楽をかけて、アロマを焚いてリラックスしているのだとか。
「ご飯も自分だけだから、手間のかからないものを作るの。作るのが面倒なら買ってきたりしてるわ。
自分の好きな事してのびのびしてるよ」

昼からお風呂にアロマ、、、買ってきたもの食べる、、、のびのびしてる?
うらやましい。うらやましすぎるぞぉーう!

それに比べて、私はまだまだ現役バリバリに主婦やっている。いいなぁ~みんなは。

ママ友たちの話を聞きながら、うらやましいな、いいなぁ、と思った私だが、やっぱり自分は自分。
バタバタと家事をしている生活で満足だ。
負け惜しみではなく、心からそう思う。

目の前に起こっていることは、私の深い部分でこうなりたいと思っていたからなったのだと思っている。

私はこのような生活がしたいと心の奥底で願っていた。

家族のために家事ができるとは、なんと幸せなことだろう。
家族が美味しいと言いながら私の料理を食べてくれることは、なんと幸せだろう。
(ちなみにこれは私の願ったことなので、他の方はまた別の願いがあると思いますが)

人は、すでに与えられているものに満足せず、自分の持っていない物を次々と見つけ出すことで不満を募らせているということは、私自身がこれまで十分経験してきたことなので、嫌になるほど理解できるのだが、こうして自分にないことを次々に聞くと、ついついうらやましいな~と思ってしまったりする。

・・・が、それは、そういう生活もあるのかという驚きに似た憧れみたいな感じで、やはり自分は自分なのだ。これでいい、満足だ。

「自分は自分」そう思うだけでも、生きることはずいぶん楽になる。








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