ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

発酵が好き

2017-01-17 16:34:06 | グルメ
今朝は朝食の後片付けを終わらせてからやりたいことがあった。

それは玄米の乳酸菌を作ること。

これはブログでも何度か書いたが、玄米のとぎ汁に黒砂糖と自然塩を入れて常温にしばらく置いて発酵させて作る。現物がこちらです↓



なにやら得体のしれない怪しい液体に見えるでしょうが、色が黒いのは黒砂糖が入っているためです。
発酵が進んでくると、もう少し色が薄くなる。

そして、私はこの乳酸菌でヨーグルトを作って毎日たべている。

玄米乳酸菌を作り始めた当初は「ちゃんと発酵するだろうか」と心配して日に何度もボトルを振って観察していたが、今は古い乳酸菌をすこし足すことで、すぐに気泡が上がって発酵してくれるので失敗することなく乳酸菌を作ることができるようになった。

使い方としてはお風呂に入れるなどもあるようだが、私はヨーグルトを作る事だけに使っている。

ヨーグルトは一リットルの無調整の豆乳に玄米乳酸菌を大さじ6杯くらいを入れてよくかき混ぜ、ヨーグルトメーカーで40度で7時間ほど温めて作っている。

室温によっては7時間では固まっていない場合があるので、そんな時は室温にしばらく置いておくときれいに固まる。
この時に油断していると発酵しすぎて分離してしまうことがあるので、室温に出してからはいつも気にしていなければいけない。

「おいしいのか?」と聞かれると、作って食べ始めた頃は、正直「牛乳から作った普通のヨーグルトの方が絶対においしい」と思ったものだったが、今はすっかりやや酸っぱめの、この豆乳ヨーグルトが気に入ってしまった。

最初は恐る恐る口にしていた夫も今や「今日は豆乳ヨーグルトまだ?」と催促するほどで、すっかり玄米の乳酸菌で作った豆乳ヨーグルトにハマっている。
(時々、市販のヨーグルトを混ぜたりしているが、それもまた美味しい)

だから、こうしてたまに玄米の乳酸菌を作らなければならない。(作った乳酸菌は冷蔵庫に入れておくと発酵が止まってしばらく使える)

このヨーグルトを食べ始めた頃は非常に腸の調子が良くなったのだが、今は菌に慣れてしまったせいか、あまり体調の変化は感じない。
しかし風邪ひとつひかないのは、もしかしてこのヨーグルトを食べているからなのかもしれない。

とは言え、これはあくまでも個人の責任と趣味の範囲で作っているので、同じように作ってお腹を壊しても一切の責任は取れませんのであしからず。

ところで玄米はやはり農薬が気になるので、農薬を通常より減らして作った玄米を取り寄せていて、乳酸菌を作る場合、最初のとぎ汁は捨てている。

そしてとぎ汁を使って残った玄米は、もちろん炊いて食べます。

玄米を6時間ほど発芽させてから小豆を加えて炊くのだが、私はこの小豆のご飯が大好きで、おかずなしでご飯だけで食べられるくらい。

しか~し、家族はそうはいかないのでおかずを作ることした。

おかず作りに使ったのはこちら↓



これは一時期ブームにもなった「乳酸キャベツ」です。

作り方はキャベツの千切りに塩ときび砂糖を混ぜ、常温で数日間発酵させる。

最初はビニール袋に入れて重しを乗せて置いておくのだが、発酵が進んで来たら瓶に移し替えて冷蔵庫で保管する。
この状態で一か月ほど持つそうなので、私は常備していて料理に使っている。

キャベツは栄養価の高い野菜で抗がん作用もあるそうだが、なにより胃腸の健康に良いそうなので、胃腸が弱めの私は積極的にキャベツを食べようと思っていた。

ところが乳酸キャベツにするとキャベツの栄養に加えて乳酸菌のダブルパワーで、腸内細菌のバランスが整い免疫力もアップするのだとか。

これはぜひ乳酸キャベツを作ってみなければ・・・と思って作ってみたのだが、乳酸キャベツのお味はどこかで食べたことのある味だった。

乳酸キャベツを口に入れた途端「酸っぱくなったニシン漬けのキャベツだ!」と言ったのは夫。

そう、まさにニシン漬けのキャベツの味だった。

ニシン漬けとは北海道ではなじみ深い漬物だが、ニシン漬けを食べたことのない方でも「漬けすぎて酸っぱくなったキャベツの浅漬け」と言えば想像がつくかもしれない。

さて、今日はこの乳酸キャベツを使ってコールスローサラダを作ることにした。
ニンジンやキュウリ、玉ねぎなどの野菜も加えて・・・

そんなわけで今日の午前中はとぎ汁を発酵させて、発酵したキャベツ使って料理して・・・と発酵まみれの楽しい時間を過ごすことができた。

つくづく思うことは、「私は発酵がやっぱり好き」ということですね。。。







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