ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

どちらを選ぶのか

2014-06-10 13:34:44 | 日記
昨年、バスを待っているときに不審者に声をかけられた長女チェリーだが、今回またしても別の不審者に地下鉄の中で声をかけられたとのことだった。

チェリーから話を聞き、心配なのですぐにチェリーの所属する作業所へ連絡を入れた。

作業所の方は「警察に連絡しますか?」とおっしゃったが、今回は連れて行かれそうになるなどということはなかったので、警察には連絡しなかった。

それにしても、最近は年頃の娘・・・いや年頃じゃなくても娘がいると非常に心配な事件が多いように感じる。

市内で起きた25歳女性の殺人事件は今も解決していない。

また9年前の幼女誘拐殺人事件の犯人がやっと捕まった。

いくら犯人が捕まったからと言って、子供が戻ってくるわけではない。

被害者の親の気持ちを思うと本当に気の毒でならない。

他に市内だけでも女の子を連れ去るという事件がいくつか起きているので、全国的にみれば数多くそのような事が起きているのかもしれない。

ところで前回、路上でチェリーが声をかけられた時に、この程度で警察に連絡してもいいものだろうか・・・と思ったものだったが、その時に警察官の方が「こういうことは性犯罪に繋がることが多いので、ぜひ情報提供をしてください」と言われた。

こういったニュースを見るたびに、やはり不審者に声をかけられた時にはすぐさま警察に一報を入れておいたほうがよいのだろうなと思う。

どこで繋がるかわからない。

自分が女性のせいか、私はこのような性犯罪を起こす「変態」を断じて許すことができない。

また子供や動物を虐待するような人間も同様で、変態や弱いものを虐待するような人間は「市中引き回しの刑」にすべきだと思っているくらいだ。

ところで先日捕まった幼女誘拐殺人の犯人が「殺した女の子が夢にでてくるから自供したい」と話したとか。

これを聞いて「このような男にも、わずかながら良心があったのか」と思った。

本来、人の心の奥深くは神と同じく愛に満ちた高潔なものだと思うが、それと同時に人間には残虐性や狭量な怒りや嫉妬心と言ったものもある。

ふつうの善良な人間ならば愛に満ちた部分のほうが多く現れているのだと思うが、何かのきっかけで怒ったり嫉妬心を燃やしたり、時には犯罪を犯してしまったりもする。

それらを「善」と「悪」に例えるなら、私たちは毎日、毎日、今この瞬間さえも「善」と「悪」から選び取って進んでいる。

そして、自分が選び取って進んでいるから未来は白紙なのだと思う。

より良い未来を作りたいから、私はできるだけ愛に満ちた選択をしていきたい。

なんだか、話が横道に逸れていってしまったような気もするが、とにかく世の中には悲しいことに「悪」の方を選ぶ人がまだまだいらっしゃる。

今後、作業所ではチェリーだけではなく他の女性利用者もいるので、不審者に出会ったときの対応の仕方を講習してくれるとのことだった。

すこしでも自分で自分の身を守る術を覚えてほしいと思う。






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