196万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

【20世紀冒険活劇の少年世界】メトロポリス漫画総合研究所(since1997)から、昭和の映画、出版美術、音楽を!

帯をギュッとね!/ 河合克敏・95 位!

2009-09-28 17:57:59 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。


95位は『帯をギュッとね』河合克敏です。
画像は、
『日経トレンディ』(1998年5月号・日経ホーム出版社)より。

『週刊少年サンデー』(小学館)
(1989年)
これまでの柔道ものと違い繊細なタッチでラブコメ的雰囲気。
少年サンデーコミックス(小学館)全30巻


『日経トレンディ』
1998年5月号(日経ホーム出版社)より。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランダースの犬・ウィーダ作( 英)1872年

2009-09-28 08:37:23 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。


画像は、
『大アンケートによる少年少女小説ベスト100』(1992年2月10日・文春文庫)。

22位『フランダースの犬』

ウィーダ作(英)1872年

ベルギー北部のフランダース地方にあるアントワープという町のはずれに、少年ネルロが年老いた祖父と住んでいた。
貧しさにもめげず心豊かに暮していた二人は、ある日、瀕死の老犬パトラッシェを助ける。
心やさしいネルロとパトラッシェの間には、いつしか厚い友情が生まれた。
やがて足腰が弱った祖父に代わって、ネルロが仕事で町まで牛乳を運ぶようになった。
町の教会堂には、地元出身の偉大な画家ルーベンスの作品が飾られていた。
画家を目指していたネルロはそれを見るのが夢だったが、貧しい暮しでは観覧料を払うことはできなかった。
あるクリスマスに絵のコンテストが開催されることになった。
ネルロも自信作を出品する。
ところが、クリスマスが近づいたある日、ネルロは盗人の濡れ衣を着せられてしまう。
祖父は極貧の中で死に、小屋を追い出されることとなったネルロは、町へとさまよい出た・・・。
女流作家ウィーダ、本名ルイズ・ド・ラ・ラメの、美しくも悲しい物語。


『大アンケートによる少年少女小説ベスト100』
(1992年2月10日・文春文庫)より。


日本人の若い世代なら誰もが知っている泣けるアニメNo.1の『フランダースの犬』だが、かつて文春文庫から出た少年少女小説ベスト100では、22位の評価だった。
作品の評価は、時代とともに世代とともに変わっていく。
アニメの原作となった小説は、短編であり、アニメ化するにあたり、様々なエピソードが加えられたのである。
私個人の感想としては、『フランダースの犬』こそ、日本のアニメが原作を越えてしまった作品だと考えている。
『フランダースの犬』のアニメの話を途中から始めてしまったので、アニメの最終回しか知らない人達のために原作の紹介をしてみました。
アニメ放映時、8歳の少年だった私は、この作品がとても好きで、毎週欠かさず見ており、ラストに衝撃を受けました。
孤児や貧しい人に対する社会の大人達の現実を、最初に知った作品でもあります。
ネロが画家になることを夢見てルーベンスの絵に憧れたように、3年後、「少年画報」(少年画報社)に連載された河島光広先生の探偵漫画『ビリーパック』の復刻版に出会った私は生涯、漫画やアニメの研究者としての道を夢見ていくことになるのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アニメ・フランダースの犬・DVD 第10巻!!

2009-09-28 01:12:12 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
今日の画像及び参考資料は、

ファンタスティックコレクションNo.18

『母をたずねて三千里
フランダースの犬』

(朝日ソノラマ・1980年3月1日発行)より。


『フランダースの犬』


第37話「うれしい知らせ」

脚本/安藤豊弘
絵コンテ/横田和善
演出/黒田昌郎

第38話「ネロの大きな夢」

脚本/雪室俊一
絵コンテ/奥田誠治
演出/黒田昌郎

第39話「心をつなぐ二つの旗」

脚本/雪室俊一
絵コンテ/奥田誠治
演出/黒田昌郎

第40話「おじいさんの口笛」
脚本/雪室俊一
絵コンテ/奥田誠治
演出/黒田昌郎


ネロがコンクールに絵を出品するには、パネルに描く必要がある。

ジェハン爺さんは、パネルを購入するために牛乳運びの仕事だけでなく、ネロに内緒で街で野菜売りのアルバイトをしていた。
そのために疲労した御爺さんは、パネルを購入してきた日の夜に家の前まできて、倒れてしまう。
ジェハン爺さんの体は、大丈夫だろうか?

次回、DVD・第11巻なつかしい長い道の巻をお待ち下さい。

(いつも私のブログを読んでいる皆さまは、既にお気付きのことかと思いますが、DVD第1巻から第9巻までについてのアラスジ紹介は、しておりません。
今年に入り、本放送以来34年ぶりに初回から見直しているのですが、感想を書き忘れていたので、これからクライマックスにかけての感想を4回にわたり不定期に書いてみたいと思い、第10回より始めてみました。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする