196万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

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第14回手塚治虫文化賞【参加証】と特別賞 故・米沢嘉博さんとの思い出など

2010-05-16 01:31:24 | 2001年夏「少年画報大全」(少年画報社)監修者への道
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よろしくです。


さて、本日の画像は14日の金曜日に届いた

【第14回手塚治虫文化賞】贈呈式・記念イベント
参加証

です。

日時 2010年5月28日(金)17:30~19:30
会場 浜離宮朝日ホール

◇贈呈式

マンガ大賞
『へうげもの』(講談社)山田芳裕氏

新生賞
市川春子氏『虫と歌』(講談社)

短編賞
『テルマエ・ロマエ』(エンターブレイン)ヤマザキマリ氏

特別賞
故 米沢嘉博氏

◇トークイベント

対談「数寄とひょうげ~古田織部から現代へ」
荒俣宏氏(作家)×竹内順一氏(永青文庫館長)

主催 朝日新聞社


特別賞の故・米沢嘉博氏と初めて会ったのは、第3回手塚治虫文化賞の会場だった。
そして、後に私が漫画史研究家としてメジャーデビューすることになる

『少年画報大全』(少年画報社・2001年発売)

は、当初、少年画報社から、米沢嘉博氏に依頼された仕事であり、米沢氏が多忙の為か、数年間手付かずのため、企画中止になりかけていたものを、急遽、大抜擢により米沢氏の代役として、私に監修の大役が回ってきたのである。
米沢氏は、手塚治虫文化賞などのパーティ会場などで私の顔を見るたびに

「本間君がやった画報の本は、本当は僕がやるはずだったんだよね。」

と、言って微笑んでいた。
人柄といい、その業績といい、漫画史研究家として、数少ない尊敬に価するかっこいい先輩であった。
米沢さんの専門は、少女マンガや、コミケなどの同人誌、三流エロ劇画などその研究分野は、多岐にわたっているが、私の専門分野とする昭和の少年漫画を中心とした街頭紙芝居や絵物語、少年少女小説、挿絵、アニメや特撮、無声映画などの分野においては、私も米沢さんに負けない業績を残していかなければならないと思う。
最期までかっこよかった米沢さんの今回の特別賞の贈呈式だけは、漫画史研究家としてどうしても参加しなければならないという特別の思いが私にはあるのだ。

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