RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

LOVE IS CALLING

2013-05-21 21:30:00 | ミュージアムショップのお菓子たち
白い掌に載るサイズの箱。
まるで指輪が入っているかのようなサイズですが。

指輪ではありません。


このようなキューブが入っています。

草間の新作、「愛が呼んでいる」のグッズで限定500.

誕生日プレゼントに貰いました

「誕生日何が欲しい??」って聞かれたけど、欲しいものがなくて。
いや、服とか靴とかバックとか欲しいものはあるけれど、誕生日プレゼントっていったら何か違うな~と思って。

で、一緒に展示を見に行って、ミュージアムショップで私の目は釘付けになりました。

何これ!???
かわいい


付属の台座に載せるとLEDライトで7色に光るのです。

で、欲しいものもなかったし、これをプレゼントにしてもらいました。
かわいいよぉぉぉぉ~


上から見ると「落涙の居城に住みて」が書かれています。
英語Ver.もありましたが日本語にしました。


他の面。
これ、いいね。
癒される。
限定500ですので気になる方はお早めに!!!!!


これを扱うために白手袋買いました(笑)



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Kin no kokoro

2013-05-20 21:30:00 | 美術
毛利庭園に新しいオブジェが置かれました。

「Kin no kokoro」
どこかで見たことあるこの感じ。
作者はジャン=ミシェル・オトニエル

LOVE展開催に伴っての新作です。
そして森美術館10周年を記念し展示されることになりました。


池の周りをぐるりと回ってみると景色が変わります。



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LOVE展:アートにみる愛のかたち―シャガールから草間彌生、初音ミクまで

2013-05-19 21:30:00 | 美術
見てきました

森美術館

会期は2013年4月26日から2013年9月1日。

テーマは「LOVE」
愛をテーマに様々な作家の作品がずらり
約200点の展示と大ボリュームです。
楽しみにしていました。

入ってすぐに
デミアン・ハースト「無題」
大きなピンクのハートには無数の蝶が留められています。
その美しさを永遠のものにしたということなのか。
どんな美しさも儚い存在ということなのか。
可愛らしいピンクの愛もいつかはなくなるのかな。

ジェフ・クーンズ「聖なるハート」
バレンタインデーのチョコレートをイメージしたという作品。
今回のチラシにも使われています。
見た目のイメージからものすごく軽そうですが、2トンもの重量があるそう。。

ロバート・インディアナ「ラブ」
これは有名すぎる作品でしょう。
西新宿にもあるお馴染みのLOVE
これは立体作品ではないのですが、LOVEのOの空間が斜めになったおなじみの書体で描かれています。

ギムホンソック「ラブ」
こちらは韓国出身のアーティスト、ギムホンソックの「LOVE」
ロバート・インディアナのLOVEからインスピレーションを受けて作られたもの。
立体作品です。
ロバート・インディアナのLOVEを歪めたもの。
愛って色々な形があるよね、と思いつつもこの愛は皮肉もこめられていそう。

澤柳英行「You Will Be Possessed By Love in 30 Seconds」
これはかなり好き
暗いスクリーンに30秒からカウントダウンが始まります。
そして0.
「わぉ」
となったあとに
「うわぁ~
と。
詳細書いたらつまらなくなっちゃうかな、と。
ぜひぜひ体験して欲しいのです。
うわぁ~となったあとは瞬きいっぱいして欲しい

ルネ・マグリット「恋人たち」
スカーフのようなもので顔を覆った男女が布越しにキスをしています。
いかにもシュルレアリスム、といった作品です。
が、マグリットの母親はマグリットが14歳のとき入水自殺。
原因は分かっていないそうです。
見つかった遺体の顔は布で覆われた状態だったそう。
それは当たり前ですがマグリット少年に衝撃を与えます。
その経験からの作品なのか、と考えると痛ましいのです。

マルク・シャガール「町の上で、ヴィテブスク」
シャガールの作品はなぜだか暖かい気持ちになれるものばかり。
顔色は緑だったり青だったりで悪いものが多いのですが(笑)
男女が仲良くしている情景が描かれていることが多いので。
この作品も結婚して天にも昇る気持ち、を表現したもの。

折元立身「ART MAMA」
これは最初見たとき「えっ!?」と思ってしまった、というのが本音。
アルツハイマーとうつ病を併発した母親の介護をアートにしている作品なのです。
大きなパンの仮面を被った折元氏がお母様とポーズをとっている写真。
病気で何をしているか分からない家族を前面に出していいものか、これが芸術なのかと思うけど。
賛否両論な作品だろうな、と。
でも、最後の頬を寄せ合う写真はなんだか胸に来ました。
家族のことは家族にしか分からない。
その写真が幸せそうならそれでいいのかな。
いつか自分も介護する側になるかもしれないし、介護される側にもなるかもしれない。
そんなときにいつまで身近な人を愛せるのか。
難しいです。
もっと軽いって表現もおかしいのですが、単純明快なLOVEが展示されていると思っていたので思わぬLOVEに困惑しました。
「家族愛」「夫婦愛」「恋人の愛」「同性愛」「親子愛」
色々な愛があるけれど、「介護する愛」ってそれらとはちょっと違う。
家族愛なんかは成長があったりして楽しく前向きなエネルギーがあると思う。
でも、介護っていつ終わるかわからなくて、でも終わるってことはその愛の終わりを指していて。
いつか消えてしまう愛だけど、1日1日気持ちを強くもって向かっていく。
愛する存在が老いる様子を受け入れ支え続ける。
ある意味、一番心に残った作品。

ジム・ダイン「岩上のビッグハート」
ハートの形のブロンズ像。
表面のでこぼこが喜怒哀楽や平坦ではないことを示しているかのような作品。
上部が青くて下に行くと緑、茶色、、
地球みたいな色の組み合わせだな~って思いました。

ジョン・エヴァレット・ミレイ「声を聞かせて」
ラファエル前派の画家の作品もあるのです。
去ってしまった恋人が表れるというシーン。
失恋相手の幻を見てしまう男性の狂おしいほどの思いが、男性の指先から伝わってきます。
描かれている幻の女性は白いドレスで幻想的。
過ぎ去ってしまった切なさというより悲壮感が漂っていました。

浅田政志「浅田家」
浅田家の皆さんがそれぞれのシチュエーションを演じているところを撮影したもの。
おそろいのTシャツを着て店を切り盛りする「ラーメン屋」
選挙カーから笑顔で手を振る「選挙」
なんだか微笑ましい
そのシチュエーションを演じるのも楽しそうです。

草間彌生「愛が呼んでいる」

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスこの写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
新作です。
こんなにも既視感を覚える新作もない(笑)
暗い空間に光る水玉にょきにょき
響く彌生の声
彌生作詞の「落涙の居城に住みて」を本人が朗読したものがず~っと流れているという怪しい空間
私のテンションは急上昇!!
「愛が呼んでいる」というより「彌生が(私を)呼んでいる」というmarukoホイホイな展示です
ここは撮影可能
ただし、ブログ等への掲載はクリエイティブコモンズライセンスの表示が必要です。
コンデジしか持っていなかったので、後日デジタル一眼持って撮影に行きたいと思います!!

最後にあったのは初音ミク
大きな画面で見たのは初めて。
というよりちゃんと見たのが初めて。
彼女はみんなが作り上げる理想であり、決して触れることのできないもの。
だからこそ支持されるのかもしれないね。
触れることができないものへの愛。
「目の前にある存在」だけど。
私はこの展示で初音ミクを愛するほどに理解は出来ませんでしたが。
初音ミクの技術すごいね。
3Dモニターは前から見たら正面の姿が、横に回ったら横向きの姿が、後ろから見たら後姿が見える!!
こういった技術を支えていくのも、3Dのミクが見たい!!という愛かもしれない。
日本の可能性をこういうところから感じていけるっていうことが平和でいいな。

展示会場の壁には「人生は花、愛はその蜜」(ヴィクトル・ユーゴー)、などの言葉も書かれていました。
また源氏物語絵巻の模写本、未成年者観覧不可の部屋に集めた春画なども。
春画、本物初めて見たよ(笑)

テーマが「愛」というものだけに展示の幅が広かった。
広すぎる気もしたけど……
そして展示数が多い!!
はっきり言って疲れる。
もうちょっと絞れていたらよかったのに。
たっぷり時間に余裕を持っていくことをおすすめします。
私は仕事後に何度か行こうかなーと思っています。



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奇跡のクラーク・コレクション-ルノワールとフランス絵画の傑作

2013-05-18 21:30:00 | 美術
見てきました

三菱一号館美術館

会期は2013年2月9日から2013年5月26日。

今回はクラーク美術館からルノワール22点を筆頭に、コロー、ミレー、マネ、ピサロ、モネ、、
印象派を中心としたフランス絵画73点が展示されています。

クラーク美術館。
アメリカ、マサチューセッツ州ウィリアムズタウンにあります。
ニューヨーク、ボストンから車で約3時間。
広大な森の中にあります。
そのコレクションは彫刻、絵画、素描、写真さらには装飾美術など。
ルネサンスから19世紀末までの欧米の傑作を幅広く擁しています。
中でもフランス絵画はもっとも有名な所蔵品。
が、なかなか行きにくいこともあってか日本ではほとんど知られていません。

そんなクラーク美術館。
ミシン製造会社で財をなしたエドワード・クラークの孫であるスターリング・クラークとその妻のフランシーヌ・クラークによって1910年~1950年に集められた作品が中核。
1955年に一般公開されたとのことですので、58年前のこと。
2010年から新館の建設や改修などの工事が始まっています。
新館の設計はなんと安藤忠雄。
すごいな~。
本当に世界中で活躍しているな~。
その増改築に伴い絵画の世界巡回展が開催。
2013年2月に日本上陸。
質が高く、そして日本でも人気の印象派の作品が見れちゃうのです。

もう、私の楽しみはコロー!!
ジャン・バティスト・カミーユ・コロー!!
大好き、コロー!!
今まで見たことのないコローの作品に出会えるかと思うとウキウキ
いざ、年パスで美術館!!

入ってすぐにコローがいるよ~!!!!!
カミーユ・コロー「ボッロメーオ諸島の浴女たち」
森の中の入り江のようなところで水浴びをする女性。
雰囲気がブリヂストン美術館所蔵の「ヴィル・ダヴレー」に似てる。
ちょっと湿った感じがするような、でも爽やかな空気感とか。

最初の数点見て、「これは!!」と思いましたが。
先に書いとく。
絶対に行ったほうがいい!!
すっごくいい作品ばかり。
こんな機会はそうそうないと思う。
印象派っていう日本人大好きな王道の展示ですが、ここまで王道な展示も久しぶりかもしれない。
西洋美術のいいところがぎゅっと詰まっています。
これはたぶんくるよ、年末の「独断と偏見で選ぶ!!美術展大賞」に。

ってわけで、見る作品見る作品が楽しくて

タイトルに「ルノワールとフランス絵画」ってあるだけあって、今回、ルノワールが多いです。
それもすごく素敵な作品ばかり。
優しい色使い。

ピエール・オーギュスト・ルノワール「皿のリンゴ」
テーブルに置かれた青いお皿にいっぱいのリンゴがのっています。
が、手前に置かれたものはちょっと痛んでいます。
ルノワールは
「世間はつらいことばかりだから。せめて自分の描く世界は明るく楽しいものにしたい。」
といい、暗い作品を一切描かなかったことでも有名。
そのルノワールの作品に痛んだ果物が描かれるということはとっても珍しいそう。
美しいものの旬は短いよってことかしら。
一瞬の美というか。
本当に現実はつらいね。。

ピエール=オーギュスト・ルノワール「シャトゥーの橋」
川とそこに架かる白いな橋が描かれています。
川には船が、対岸には家が。
全体的に明るい色で、ぼんや~りしています。
ルノワールっぽさ満点です。

アルフレッド・シスレー「籠のリンゴとブドウ」
シスレーは静物画をあまり描かなかったそうで、9点しかないそうです。
テーブルクロスのひかれたテーブルにはリンゴやナイフ、かごに入ったぶどうとりんご。
主題や構図もセザンヌっぽいです。
光の加減がとても素晴らしかった。

ピエール=オーギュスト・ルノワール「劇場の桟敷席(音楽会にて)」
今回のチラシにも使われている作品。
2人の美しい女性が描かれています。
右手で楽譜も持ち、左手は頬杖する黒いドレスの女性。
花束を持った黒髪で白いドレスの女性。
黒いドレスの女性がこちらを見ているとどきどきします。
とっても魅力的!!
優しい微笑みにころっといきそうです
この作品は高級官僚が娘の肖像として依頼したものだそうですが、受け取り拒否されたとか。
もったいない!!!
もともと2人の女性の後ろには男性も描かれていたそうで、その男性は塗り潰されました。
よ~くみるとその跡が残っています。

ジャン=レオン・ジェローム「蛇使い」
トルコイメージの作品。
モスクのような場所で大蛇を捲きつけて裸の少年が芸をしています。
その様子を壁にもたれかかって見ている男性たち。
イマイチ盛り上がっていない感じです(笑)
アラビアンな感じ、と見ていましたが。
写真などの資料をもとに、様々なものを組み合わせて描かれた景色だそう。
人々の着ている服や持ち物も様々な民族のものだそう。
そして、トルコには蛇使いの伝統もないとか。
主題からして虚構なのですね……

ピエール・オーギュスト・ルノワール「鳥と少女(アルジェリアの民族衣装をつけたフルーリー嬢)」
今回のチラシにも使われています。
ルノワールらしい作品です。
そして、今回来日している作品の中で一番かわいらしい
ルノワールが描く少女は可愛くて好き
服はアルジェリアの民族衣装だそうで、かわいいのにエキゾチックできゅんきゅんです

最初のほうにも書きましたがすごくおすすめ。
年パス持っててよかった~と思うぐらい。
これ、実は3回ほど行っているのだ(笑)
行くたび行くたびに好きな作品ができてしまい、なかなか書けなくて。。
華やかな色彩の美しい世界が仕事後に見れたらとっても癒されるよ。



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お菓子

2013-05-17 21:30:00 | 日常
もらった。
「誕生日おめでとう」
って。
会社の男性に。
お菓子大好きな40代(笑)
出張していたから「遅れてごめんね」とも。

毎年くれるんだよね。
色々なところのお菓子。

なんだかんだで会社の人が一番一緒に居る時間長いし、祝ってくれるな~。
嬉しいけど複雑だわ……

ま、このお菓子2年前ぐらいの誕生日にももらったんだけどね(笑)
たぶん、いろいろあげていて忘れちゃったんだろうな~。
もらっといてあれですが。
でもおいしいよ。


辞めたい(笑)



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カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-

2013-05-16 21:30:00 | 美術
見てきました

国立新美術館

会期は2013年3月20日から2013年6月3日。

カリフォルニア、といえばオレンジ、シュワちゃん、ハリウッド。
暖かい気候でセレブがいっぱい居そうな街ってイメージ
そんなイメージしか持たない私が行ってきました。

今回は、20世紀の半ば、とりわけミッド・センチュリーと呼ばれた時代。
カリフォルニアで展開したモダン・デザインをテーマとした展示です。

20世紀初頭から多くの移民を受け入れてきたカリフォルニア州。
第二次世界大戦後は世界一の経済力を誇るアメリカの大衆文化の中心地として発展します。
急激な人口の増加に伴い、住宅など新たな需要が生じたそうで、カリフォルニアにけるモダンデザインはその影響で発展したそうです。

鮮やかな色彩を特徴とし、西海岸の気候や開放的な環境に応じて、屋内と屋外の境界があいまいな住宅や
気楽で快適な生活のための機能に富んだ家具などが生み出されたそう。
それらのデザインは新たな生活様式として様々なメディアに登場。
それに伴い、世界中に広がり、誰もが思い描く、実現可能な夢の生活のシンボルとなります。
今回は「カリフォルニア・モダン」の、家具やファッション、陶芸、建築写真など、約250点の作品が展示されています。

入ると真っ先に目に入るもの。
ウォーリー・バイアム「エアストリーム・トレイラー・インク」
シルバーのきらきらした車体が目を惹きます。
リビングルームのようなキャンピングトレーラー。
中はギンガムチェックが使われて。
かわいい
1930年代に流行った流線形を取り入れたデザインとのこと。
アルミニウムをつなぎとめてフレームを組む技術は飛行機のデザインに由来するそうで、戦前・戦中に航空産業が発達していたロサンゼルスの地の利が生かされてるとか。
今だとコーヒー売ってそうです

マーギット・フェレギ「女性用水着《魅惑のスーツ》」
ベージュの水着です。
色的には《魅惑》な感じがしないのですが(笑)
パンツの横の部分が網目になっていて大胆!!
これは大戦中のゴムの消費制限に伴って、弾力素材の代わりに編み上げて体にフィットするようにデザインしたとか。
大胆なのもアイデアなのです。
また、この会社は水着以外に兵士のパラシュートを作っていたそうです。
この水着も自社の愛国的な対応として宣伝されたとか。
う~ん、時代が時代だからか。。
プロパガンダ的な側面見せられると大胆なデザインも切なくなるよ。
セクシーにかわりはないけど(笑)

チャールズ・イームズ、レイ・イームズ「ハング・イット・オール」
カラフルで可愛らしい家具です。
壁とかにつける、帽子やコートをかけるやつです。
引っ掛ける部分が球体になっていました。
これは実際に購入できます。

このあたりは《アトミック・デザイン》というコーナーでした。
戦後の冷戦時代、ロケットや原子をモチーフにした形態が登場したそう。
原子や原子爆弾に肯定的なデザインは日常生活に溶け込み需要されていたそう。
う~ん。。
そう考えるとチャールズ・イームズ、レイ・イームズ「ハング・イット・オール」も原子模型に見えてくる……

「ドカン!それとも繁栄!」
これは箱が展示されていて、中のゲームがどのようなものか分からなかったのですが。
ネーミングからしてさ。
なんだかな~。
時代とはいえ、そして国が違うとはいえ。
核を肯定する、原子爆弾を肯定する、、そういったものが子供向けにまで浸透していることに戸惑いが。
現代日本から見たらかなりおかしな展示品。
戦争ってこうゆうところからなのかな。

メアリー・アン・デウィーズ「女性用水着・スカート」
薄い水色に花柄の水着です
スカートもあるし、水着っぽくないと思いきや、上下で分かれているそうです。
場所や状況によって水着にしたり。
スカート状のものを履いてプールサイドのカクテルパーティーにも使ったり
プールサイドのカクテルパーティーってのがカリフォルニアっぽい!!

メアリー・アン・デウィーズ「女性用水着」
チラシなどにも使われています。

ザ・アメリカ★な水着です。
ここまでくるとすがすがしい!!
今回、展示に入る際に小冊子がもらえます。
表紙は全部で5種類。

私はこの水着が使われているものにしました!!

今回の展示、なかなかおもしろかったです。
デザインや家具が好きな人にはたまらないんじゃないかな。
ただ。
展示数が多いこと、解説が多いこと、映像も多いこと……
とっても疲れました。



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リップ

2013-05-15 21:30:00 | 日常
先日、誕生日を迎えました
メッセージを下さった方、ありがとうございました
私らしく、魅力的な女性になっていきたいと思います。

で、職場の部署の女性同士で誕生日プレゼントを毎回あげあっているのですが。
1人はロクシタン。
1人はSABON。
頂きました。
まぁ、こうゆうときに貰うものの定番ですな。
なかなか自分では買わないし嬉しい。
もう1人はDiorのグロス。

なんかこれ、すっごく嬉しかった
色も優しいピンクで。
昨年はこの人からRMKのネイル貰ったんだけど。
毎回私のツボに来るんだよね~。
色の選択とか。
欲しいな~ってときに欲しいものがくるというか。

早速使いたい!!
けど唇の様子が……
薬を飲み始めて&塗り始めて1週間ほど。
だいぶよくなったしひりひりとかしなくなりました。
でもまだ心配で。
これ塗ってまた症状ひどくなったらどうしよう、と。
うぅ、、早く全快にならないかな。
なんてタイミングの悪いこと。。。



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貴婦人と一角獣

2013-05-14 21:30:00 | 美術
見てきました

国立新美術館

会期は2013年4月27日から2013年7月24日。

今年の注目展示です!!
「え、お前、今年の注目何個あるのさっ!!」って意見はさておき。
間違いなく"注目ランキング"上位の展示です。
フランス国立クリュニー美術館から「貴婦人と一角獣」が来日します。
この作品、タピスリー作品の中では最高傑作、といわれております。
以前にも「楽しみ~」と書きましたが、やっとや~っと行ってきました!!

「貴婦人と一角獣」
今までにフランス国外に出たことはメトロポリタン美術館での展示だけ。
それほどまでに大切にされてきた至宝です。
タピスリー自体の美しさはもちろんのこと、謎多き作品でもあり、人々を魅了してきました。

6枚からなる連作で、制作年や場所は不明。
パリで下絵が描かれ、15世紀末に織られたものと見られています。
下絵を担当したのは「アンヌ・ド・ブルターニュのいとも小さき時祷書の画家」と呼ばれる芸術家と推定されるようです。
この画家はその名の由来となった「アンヌ・ド・ブルターニュのいとも小さき時祷書」をはじめとし、優れた彩色写本を手がけていたらしく、1490~1508年にパリで活躍。 
一方、製織をした場所は特定されていませんが、フランスからフランドルにかけての地域か、パリと考えられているそう。

タピスリーの注文時期と注文主については、現在では1500年ごろと推定されています。
根拠として草花に散りばめられた千花文様(ミル・フルール)と呼ばれる背地が、15世紀末から16世紀初頭のタピスリーに顕著な様式であることが挙げられるようです。
また、画中の貴婦人の衣装や装身具も1500年頃の流行と合致すると考えられているようです。 
注文主はタピスリーの中に描かれた旗や、ユニコーンや獅子が身につけている盾に、ジャン・ル・ヴィスト(Jean Le Viste)の紋章【三つの三日月】があることから、ル・ヴィスト家と考えられ、1500年に道同家の当主となったアントワーヌ2世・ル・ヴィストがこのタピスリーを作らせた人物ではないかと見られています。
彼はフランス王シャルル7世の宮廷の有力者でル・ヴィスト家は司法官として活躍した名家のよう。
ジャン・ル・ヴィストはリヨン出身。
獅子の「lion」はリヨン「Lyon」から。
一角獣は、足が速いためフランス語で「viste」(すばやい)とル・ヴィスト(Le Viste)の一致。
これらのことからル・ヴィスト家のものだろうと。

このタピスリー。
テーマはそれぞれに感覚を示したものとされています。
《触覚》、《味覚》、《嗅覚》、《聴覚》、《視覚》、そして《我が唯一の望み》
今回、1枚ずつ詳細と感想を書いていきます。
最後の《我が唯一の望み》だけ感覚じゃなくね!??ってことも含めて(笑)

6つのタピスリーに共通していることは、若い貴婦人が一角獣とともにいること。
獅子やサル、ウサギなどの小動物と植物が描かれていること。
背景は千花模様(ミル・フルール)が描かれていること。

展示は入ると大きなスクリーンで紹介がありました。
そこを抜けて展示室に入ると思わず「わ~」と声をあげたくなる。
大きな大きなタピスリーが1つの部屋に配置されています。

《触覚》
貴婦人は背筋を伸ばした堂々とした姿勢です。
右手で旗竿を持ちながら、左手で一角獣の角に軽く触れています。
一角獣の左には獅子が座っています。
一角獣、獅子ともに三日月の紋章入りのケープを身に付けています。
一角獣は貴婦人の掲げる旗を見上げています。
6面あるうち、動物が旗竿を支えていないのはこの場面だけです。
貴婦人の手前には猿がいて首輪を触っています。
これが触覚の寓意だそうです。
とにかく色鮮やかです。
花々がとても美しい。

《味覚》
大きさとしては2番目に大きいもの。
貴婦人は侍女から差し出される皿からお菓子を手に取り、左手に止まっている鳥に与えています。
貴婦人を挟むように両脇に居る獅子と一角獣は、後脚で立ち上がり、旗を掲げています。
前景にいる猿も何かを口に入れようとしています。
これが味覚の寓意と考えられるようです。

《嗅覚》
貴婦人は花冠を編んでいます。
侍女は花が入った籠を貴婦人に向かってささげ持っています。
獅子と一角獣は先程の《味覚》と同じように貴婦人の両側で旗を掲げています。
猿はここでも登場。
花の香りを嗅いでいます。
これが嗅覚の寓意。

《聴覚》
6面のうち、もっとも縦に長いタピスリー。
豪華な織物を掛けたテーブルの上に小さなパイプオルガンがのっていて、貴婦人が演奏しています。
織物はアジアンチックな感じです。
獅子と一角獣じゃ貴婦人の両隣で旗を掲げていますが、振り返るような体制で、オルガンの音に耳を傾けているようなかんじもします。
全体的にリラックスしたような雰囲気がありました。
オルガンの上には獅子と一角獣の装飾がついていて、細かいところまで可愛らしいです。

《視覚》
草地の上に腰を下ろす貴婦人。
右手に綺麗な細工の鏡をもち、左手で一角獣をなでています。
一角獣は前脚を貴婦人のひざに乗せ、鏡に映る自らの姿に見入っています。
鏡に映る姿と貴婦人のひざにいる姿でちょっと表情違う気が……(笑)
貴婦人、一角獣、獅子で三角形になる構図となっていて、他のものと比べ、全体的にスッキリとした印象です。

《我が唯一の望み》
6面の中でもっとも大きなタピスリー。
他と決定的に違うのは貴婦人の背景に青いテントがあること。
「我が唯一の望み」(A Mon Seul D・sir)は画面中央の背後に配された大きな青いテントの銘文から。
その言葉は「A」と「I」に挟まれて書かれているようで、注文主の妻のイニシャルではないか、とのことでした。
貴婦人は侍女が捧げ持つ小箱から、宝石を選んで身につけようとしているようにも、また、逆に箱に宝石を戻しているようにも見えます。
手にしているネックレスはこれまでの5枚では首につけていたもの。
外したのか、これからつけるのか。
この画面が何を意味しているかについては、様々に論じられています。
五感を統べる第六の感覚である、とか、心、知性、精神であるとか。
銘文からは、愛や結婚といった意味が導き出されています。
イニシャルとか考えても愛が題材かな~と素人は単純に考えてしまいましたが。
最後の1枚に大きな謎がある。
これも人々を惹きつけるところなのかもしれません。

目玉が一番最初に来て圧倒されてしまいましたが。
展示はもう少しあります。

「一角獣の形をした水差し」
ブロンズでつくられたもの。
お世辞にも早そうとはいえない見た目ですが。
しっぽなどいろいろ気になる作品。

一角獣の起源などについても紹介がありました。
紀元前400年のギリシャの歴史家クテシアスの「インド史」に記載されているそうで、「インドには馬に似た白いロバが生息していて、額に1本のツノを持ちそれには毒消しの効果がある。また、いかなる動物よりも足が早い。」
こうやって創生された一角獣は他の言語に翻訳されるたびにいろいろと変化し伝わり。。。
驚くことに西洋では16世紀までは実在すると考えられていたとか。
誰も見たことがないものが存在するということに疑問を抱かないのか、と疑問(笑)

その後も説明のコーナーは続きます。
つぎは「貴婦人と一角獣」に描かれた動物達の紹介でした。
ウサギが多かった。
繁殖力の高さが多産や肉体的な愛を表現しているそうです。
つぶらな瞳で可愛らしい。
また、描かれた植物の写真もあり、約40種類もの植物が登場しているとのことでした。

続いて「貴婦人と一角獣」が制作された頃の服装と装身具について、また同年代のタピスリーなどがありました。

「鉄の小箱」
これがとにかく惹かれるのです。
「我が唯一の望み」で侍女が持っていた小箱とそっくりの鉄製の箱。
ゴシック風の装飾で部屋に飾ったら……ますますおかしな部屋になる(笑)
錠前が巧みに隠されているそうで、確かにじっくり見てもどこに鍵穴があるのか分からない。。
未だにどこに鍵穴があるのか気になっている作品。

「運命の女神たち」
4人の女性が描かれたタピスリーの断片。
服装がかなり特徴的でしたが、一部は創作なのでは、とのこと。

「放蕩息子の出発」
キリストの有名な喩え話をテーマにしたタピスリー。
かなり大きいです。
そしてかなりたくさんの人が登場します。
こんなにも細かく表現できるのか、と感心。
製織技術の高さを見せ付けられたような気もします。

「領主の生活のタピスリー:恋愛の情景」
こちらも登場人物多めですが、すごいのは描かれた植物。
ぎっしりです。
そしてそこで舞い遊ぶ鳥たち。
あ、今まで描かれているって描いているけど、タピスリーなので正確には"織られている"です。
こんなにも細かいことが可能なのだな~と。
色も鮮やかで美しいです。

今回はメインが「貴婦人と一角獣」ということで展示数は約40点とかなり少なめ。
それでも十分なほど楽しく鑑賞できました。
一つの作品をじっくり見てじっくり解説する展示ってなかなかないのでそこもよかった。
最後にもう一度じっくり見るとまた納得して違った景色が見えてきます。
中世ヨーロッパ美術の最高傑作とも言われる「貴婦人と一角獣」
こんな貴重な機会もそうそうない。
すっごくおすすめです



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デビュー

2013-05-13 21:30:00 | 日常
私が社会人になって5年と2ヶ月。
美容院も社会人になってから変えたのでそのぐらい通っていることになります
ず~っと同じ人にお願いしていて。
同じ年の人です。
背高くてかっこいいよ
カラーお願いしたときの色のセンスが好き
いい色提案してくれるんだ。
あと手際もよくって安心して任せられる。

その人と同じくらい長い付き合いの美容師の卵さんがいて。
同じ年に社会人デビューしているので私より2歳下かな。
ブローのモデルから始まり、カラーのテストモデル、カットのテストモデル、接客のテストモデル、セットのテストモデル……
今まで何度かモデルしてきました。
テストって閉店後の美容院で時間計って行われるんだけど。
(テストの種類で時間は違う)
とにかくね~。
手際があんまりよくなくて(笑)
やってるときに「今日落ちそうだな~」って分かっちゃうんだよね。。
テストに合格すると次に進めるんだけど。
なかなか進めなくて
「スタイリストになったら行くからね」とは言っていたけど。

その彼から「6月1日からスタイリストデビューします」って連絡が来ました。
やっとや~っと一人前のスタイリストとして働くのです。
なんかね、感無量(笑)
すっごく嬉しい
この連絡を待っていたのだ。
たま~にしかモデルしないけど、いつスタイリストになれるのかと気にしてた。
で「ぜひ、デビューの特別な月に来て下さい」と。
あぁ、私、「スタイリストになったら行く」って言ってたんだった(笑)
どうしよう……
6月に美容院行くつもりだったけど。
いつもの人のとこに行くつもりで。。。
まだちょっと腕が不安……
ごめん、、、

そう考えると私のいつもお願いしている人ってすぐに一人前になったのか~。
美容院違うとシステム違うんだろうけどすごいな。

う~ん。
本当にどうしようね。
行かないのもな~。
カラーだけ頼むとかにするかな……



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ふるふる

2013-05-12 21:30:00 | ミュージアムショップのお菓子たち
サントリー美術館で展示を鑑賞したあとはミュージアムカフェへ。

今回の展示の限定メニューは豆乳花。
豆乳LOVERは見逃せません!!(笑)
不室屋の自家製豆乳を使った、ほんのり優しい甘さ。
たっぷりのフルーツが見た目も鮮やかで素敵です

そのまま食べたらしっかりした豆乳の味。
いっしょについてきた生姜のシロップかけるとこれまたおいしい
生姜の風味がさわやかでシロップ甘いのに後味爽やか
柔らかくってふるふると口がよろこぶ~!!

¥900です。

私はセットで加賀棒茶も。(セットにして¥500. 単品¥600.)


美術館で歩きつかれた心を癒してくれること間違いなし



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