見てきました
上野の森美術館
会期は2012年6月6日から2012年6月25日。
今回は、ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ (1759-1840)
以前にBunkamuraでも展示を見ています。
-花の"ラファエロ"、バラの"レンブラント"と称されたフランス宮廷画家-
時は、フランス革命の動乱期
マリー・アントワネット、そしてナポレオン妃ジョゼフィーヌに使えた宮廷画家、ルドゥーテ。
現在のベルギーに生まれ、10代後半からパリにある兄の工房で装飾画家を務めます。
その後、ルイ16世王妃、マリー・アントワネットに植物画を教えます。
そして、宮廷の収集室付素描家の称号の名誉を得ます。
植物学的にも正確で、なおかつ芸術性も備えたルドゥーテの作品をコレクションしていたのはナポレオン妃ジョゼフィーヌ。
バラの魅力に取り付かれた画家が描いたバラに人々は魅了され、現在もその美しさは健在です。
169枚の版画からなる「バラ図譜」
今回はこの全169作品が展示されています。
様々なバラに彩られ、展示空間は実に華やかです。
そっか。
バラって169種類もあったんですね。
と思いますが。。
現存しない種も。
当時の植物を伝えるっていう点でも重要なんです。
品種ごとに分類して展示されていました。
最初は古代ギリシャ・ローマから栽培されてきた3つの系統のバラ。
基本はロサ・ガリカという系統だそう。
ガリカは赤色、ダマスクはピンク、アルバは白、とのこと。
「ロサ・ガリカ・オフィキナーリス(アポテカリー・ローズ)」
これはガリカ系になります。
濃いピンクというか。深い色で素敵でした。
イギリスの薔薇戦争でランカスター家が紋章としていたのがこのバラだった、とのこと。
「ロサ・ダマスケーナ」
ピンクと白の花が咲くバラです。
花はかなりボリュームありますが、繊細で美しい色で華やかでした。
香りもいいそうです。
"ダマスク・ローズ"って名前、聞いたことある方もいるかも知れませんが。
ローズオイル、ローズウォーターはこの品種から作られるそうです。
「ロサ・アルバ・フローレ・プレーノ」
アルバ系の白いバラです。
赤やピンクのバラと違い、儚げな優しさを感じます。
てかさ。
アルバ、ロサ、、
アルバ・ローザ!!??
ALBA ROSA
あの、かつてギャルが全員着ているんじゃないかってぐらい人気だったブランド!??
たしか、白い花の模様のデニム、履いてる人多かったし……
あの花、バラだったのか~!!
最近、路線変えて値段も高くなったよな~。
等々、おかしな考えが出てきました。
調べたところ、1990年代に人気だったギャル路線は2005年に休止。
2006年に大人の女性のためのラグジュアリーブランドとして再デビューとのことでした。
(またいらん知識を。。)
ちなみに花はハイビスカスでした(笑)
私、混乱しすぎ。。
「ロサ・ケンティフォリア」
マリー・アントワネットが肖像画の中で持っているバラ。
華やかで優雅でした。
最後には肉筆画も3点ほど展示されていました。
ルドゥーテは生涯に4,000枚以上の花のデッサンを描いたそうです。
花を愛した画家の美しい世界が楽しめます。
人も少なくて快適でした
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上野の森美術館
会期は2012年6月6日から2012年6月25日。
今回は、ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ (1759-1840)
以前にBunkamuraでも展示を見ています。
-花の"ラファエロ"、バラの"レンブラント"と称されたフランス宮廷画家-
時は、フランス革命の動乱期
マリー・アントワネット、そしてナポレオン妃ジョゼフィーヌに使えた宮廷画家、ルドゥーテ。
現在のベルギーに生まれ、10代後半からパリにある兄の工房で装飾画家を務めます。
その後、ルイ16世王妃、マリー・アントワネットに植物画を教えます。
そして、宮廷の収集室付素描家の称号の名誉を得ます。
植物学的にも正確で、なおかつ芸術性も備えたルドゥーテの作品をコレクションしていたのはナポレオン妃ジョゼフィーヌ。
バラの魅力に取り付かれた画家が描いたバラに人々は魅了され、現在もその美しさは健在です。
169枚の版画からなる「バラ図譜」
今回はこの全169作品が展示されています。
様々なバラに彩られ、展示空間は実に華やかです。
そっか。
バラって169種類もあったんですね。
と思いますが。。
現存しない種も。
当時の植物を伝えるっていう点でも重要なんです。
品種ごとに分類して展示されていました。
最初は古代ギリシャ・ローマから栽培されてきた3つの系統のバラ。
基本はロサ・ガリカという系統だそう。
ガリカは赤色、ダマスクはピンク、アルバは白、とのこと。
「ロサ・ガリカ・オフィキナーリス(アポテカリー・ローズ)」
これはガリカ系になります。
濃いピンクというか。深い色で素敵でした。
イギリスの薔薇戦争でランカスター家が紋章としていたのがこのバラだった、とのこと。
「ロサ・ダマスケーナ」
ピンクと白の花が咲くバラです。
花はかなりボリュームありますが、繊細で美しい色で華やかでした。
香りもいいそうです。
"ダマスク・ローズ"って名前、聞いたことある方もいるかも知れませんが。
ローズオイル、ローズウォーターはこの品種から作られるそうです。
「ロサ・アルバ・フローレ・プレーノ」
アルバ系の白いバラです。
赤やピンクのバラと違い、儚げな優しさを感じます。
てかさ。
アルバ、ロサ、、
アルバ・ローザ!!??
ALBA ROSA
あの、かつてギャルが全員着ているんじゃないかってぐらい人気だったブランド!??
たしか、白い花の模様のデニム、履いてる人多かったし……
あの花、バラだったのか~!!
最近、路線変えて値段も高くなったよな~。
等々、おかしな考えが出てきました。
調べたところ、1990年代に人気だったギャル路線は2005年に休止。
2006年に大人の女性のためのラグジュアリーブランドとして再デビューとのことでした。
(またいらん知識を。。)
ちなみに花はハイビスカスでした(笑)
私、混乱しすぎ。。
「ロサ・ケンティフォリア」
マリー・アントワネットが肖像画の中で持っているバラ。
華やかで優雅でした。
最後には肉筆画も3点ほど展示されていました。
ルドゥーテは生涯に4,000枚以上の花のデッサンを描いたそうです。
花を愛した画家の美しい世界が楽しめます。
人も少なくて快適でした
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