RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

郷さくら美術館東京 「開館記念展 現代日本画の精花」

2012-06-14 21:30:00 | 美術
見てきました

郷さくら美術館 東京

会期は2012年3月27日から2012年6月24日。

中目黒駅のホームにポスター貼ってあったんです。
"郷さくら美術館 開館"って。
「へ~、美術館、どこか東横線沿線にできたのかな。あとで調べよう。」
って思っていたのですが調べず。。
ある日タクシー乗ってたら「郷さくら美術館」って看板発見!!
え~、中目黒に美術館できた!??
つーか、近っ!!
これは、これは、、行かねば!!

こちらの「郷さくら美術館 東京」
福島県郡山市にある「郷さくら美術館」の分館になります。
日本画専門の美術館で昭和生まれの日本画家を中心にコレクションされています

そんなワケでさっそく行ってきました!!
開館記念展示です。
平日は20時まで開館ってところが嬉しいです。
仕事後に意気揚々と行ってきました。


外観は資〇堂?(笑)
なんだかどこかで見たことあるような花の模様の壁。

さて……。
入りますか。
……緊張。
人見知りでビビリな私は初めてのところが苦手なのです。。
「うぅ、ここから入るんだよね。入っていいよね。」
「人いなかったらいづらいな~」
(普段は人はいないほうがいいって言うくせにね 笑)
等々、いろいろ考えて考えて。
「やっぱり行くのやめようかな~」
って思ったり。
行ったあとの今となっては
「さっさと入れや、こら。」
って気分です(笑)

展示室は3フロアに分かれています。
今回の「開館記念展 現代日本画の精花」では
1階は桜。
2階は動物。
3階は花、
となっていました

加山又造「淡月」
いきなり有名どころですみません。
でも、素晴らしかったので。
少しかすんだ月。
満開の夜桜。
桜の妖艶さと木の重厚感が絶妙のバランスでした。

以前にも書いたかなぁ~。
夜桜ってセクシーでいいよね。

その向かいには
手塚雄二「惜春」
満月。
そして桜の枝が。
幻想的です。
枚散る桜の花びらも美しく。
これが一番ぐらいに好き

上村淳之「雪の音」
ジョウビタキが飛ぶ。
笹に積もった雪が落ちる。
静かな世界に雪の落ちる音が響く情景がすーっと想像できました。

"上村"で日本画って言ったら"上村松園"
女性目線で美人画を描き、女性として初めて文化勲章を受章した画家。
源氏物語の六条御息所を描いた「焔」を初めて見たときの衝撃が忘れられません。
松園作品、他にも好きなものありますが、「焔」が一番ぐらいに好き。
その息子、"上村松篁"も日本画家でしたが、母とは違い、花鳥画へ。
松篁の「白孔雀」は大好き。
で、関係あるのか調べたら、松篁の息子、とのことでした。
偉大なる血筋ですなぁ~。
お父様と同じ花鳥画なんですね。

静かで落ち着きがあって、ゆっくり楽しめました
駅からも近いので度々行くことになりそうです。

と思ったら、次の展示(7/4~)から閉館時間が18時に!!
仕事後行けないΣ( ̄□ ̄;)
まぁ、人いなかったからなー。
貸切状態だったし。
仕方ないのか……



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