RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

はたらきたい展。

2013-06-14 21:30:00 | 美術
見てきました

PARCO MUSEUM

会期は2013年6月6日から2013年6月17日。

「はたらきたい展」とは何ぞや。
「はたらきたくない」私が見に行って意味があるのか。
とりあえず行ってきました。

この展示は「ほぼ日刊イトイ新聞」の展示。
「ほぼ日」が働くことを考える
そんな展示。
友達から情報を仕入れた私は仕事も早々に切り上げ渋谷へ。

この展示はすべて撮影可能です。


はじめに。
どうしよう、、そうだ、つまり、はたらきたい。に共感できない……


今年の6月6日で「ほぼ日」は創刊15周年だそうです。
そのあゆみを、全長16メートルもの「年表」で表現しています。
年表のいちばん最初の項目は「1960年前後のある夜」
「小学生の糸井重里、将来、はたらく日のことを思ってふとんをかぶって泣く」というもの。
え、かわいい。
将来、はたらく日のことを考えてイヤになって泣くとか。。
って、小学生でそんなはたらく日のことを考えていたのか……。


これらの歴史は昔の資料や「古参乗組員」の記憶、を頼りに製作しているそう。
「乗組員」とは「ほぼ日」の従業員のこと。
この年表の中になぜ「乗組員」と呼ぶのか、も書かれていました。
かなりの情報量でなかなか時間がかかります。

その先には暖簾が。

「ほぼにち銀座」
ここは「ほぼ日」の「仕事のしかた」が展示されていました。

読みもの・商品・イベント問わず、あらゆるコンテンツは自分たちの「動機」からスタートする。
広告に頼らない「ほぼ日」
いったいどうやって会社として経営しているのか、乗組員に給料を支払うのか。。
今までの人気コンテンツの紹介や販売しているものなどが並んでいました。

金、銀、銅そして鉄のメダル(笑)
オリンピックの際にオリンピック視聴者からのメールを編集し掲載するという「ほぼ日」の人気コンテンツ。
がんばりました、の証におくられたメダル。
こうゆうユーモアがいいなぁ。

「ほぼ日」が(勝手に)「ご意見番」としているのが、みうらじゅんさん。
今回の展覧会のために「みうらじゅんに訊け!」特別編が会場内の特設シアターで上演されいてます。
私は混んでいて見なかったのですが、約40分の映像だそうです。
見たい方はぜひ時間に余裕を持ってご鑑賞を。

そして。
東北の未来は、日本の未来。
そう考えて、「ほぼ日」では被災企業の「ゼロから立ち上がる仕事論」などたくさんの取材をしてきたそう。
その取材記事を再掲載とその後、企業がどのように前へ進んできたのか、現在の姿を追加取材。
また、「気仙沼のほぼ日」のようすも紹介されていて、おもしろかった。

うどん、買いたい。

99の「はたらく人」のことば。
「ほぼ日」には「2000」ちかくのコンテンツがあるそうです。
その中から「はたらくこと」に関する「ことば」を99個より抜き、一遍のスライドショーに。
会場内の大きなスクリーンで上演されています。
そして、その言葉、名刺サイズのカードになっていました。
好きなものを好きなだけ持ち帰ってよし、となっていましたが、けっこう品切れしていました。
そのなかで私が持って帰ってきたものを一部。


「10歳のとき、はじめて鈴鹿に行きました」
これで、誰かがわかってしまう(笑)

「そこで、アイルトン・セナを見たんです。
あのときの衝撃を
ずっと忘れられないまま、今日まで来た感じです。
佐藤琢磨(レーシングドライバー)」
今はF1からインディーに活躍の場を変えているけれど。
先日、日本人として初めて表彰台の真ん中に立ちました。
もうね、感動したよ。
モータースポーツの世界で活躍する日本人がいるってことが嬉しい。
なのに、このカードが一番残っていたのが納得できない!!
補充したばかりなのか、、と思いたい。
ホンダがF1復帰するし、これからモータースポーツが盛り上がってくれたら嬉しいな~。


「桑田(真澄投手)は」
「高校時代からずっと、自分の1日の過ごしかた、
練習方法、何を食べて何時に起きて、何時に寝て、
今日は何をした・・・ぜんぶ控えていました。
そのノートを見たとき、
「こいつにはもう、一言も言うまい」と思いました。
藤田元司(元読売巨人軍監督)」
すっごぉぉぉ~!!!
さすが!!とも思うけど、怖いよ。。
でもこういったことが長い間現役でいられた秘訣かもしれません。


「道路を歩くとき、」
「地下鉄の構内を歩くとき、
ギターを弾いている人の前を通ります。
あるいは、ジャグリングをやっている人の前を通り過ぎます。
もしくは、募金を集めている人の前を。
そのとき、私は必ずお金をあげます。なぜなら、
私はかつてそこにいたから。私は、そこから来たんです。
ジル・サンクロワ(シルク・ドゥ・ソレイユ創立メンバーの一人)」
これ、すごく好きだなぁ。
いまや世界的に有名になったシルク・ドゥ・ソレイユの創始メンバーもかつては路上パフォーマー。
今もどこかの道で将来花開く才能が活動しているかもしれません。
なんだか、夢があるな。

そんな感じ。
好きを仕事にしていも、絶対つらいときはあるでしょう。
でも、それすらも糧にできる、、プロってかっこいいね。

まぁ、私が「はたらきたくない」に変わりはないのですが……


友達とご飯食べながら。
働くとは何か、お金を稼ぐとは何か、生きるとは何か、、、
などという深い話を真剣にしてしまったのです。(ウソ)



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