RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

ルオーと風景 パリ、自然、詩情のヴィジョン

2011-05-05 21:30:00 | 美術
見てきました

汐留ミュージアム

会期は2011年4月23日から2011年7月3日。


展示品はほとんどが汐留ミュージアム所蔵のもの。
こんなにあるなんて知りませんでした。
いつも、最後にある常設で何点かしか見ていなかったので。
また国内美術館から借りたものも。
フランスからは来ませんでした。
現在、フランス政府は日本向け美術品の輸出停止措置をとっています。
いつ解除されるか分からないので、今後も展示予定作品が来なかったり、美術展そのものが中止になることがあるかと。
それでもこれだけ見れたら満足かな
しかも500円

ルオーって「聖顔」みたいな黒い縁取りで鮮やかな色使いってイメージがあったんだけど。
美術学校時代の作品に驚きました。
「人物のいる風景」
月明かりの照らす森、水浴するニンフたち。
優しいタッチで幻想的な世界が広がっていました。
古典的。
学生時代は“レンブラントの再来”なんて言われてたそうです。

「悩みの果てぬ古き場末で」
とか
「孤独者通り」
みたいな作品もすてきでした。
ルオーは人間のよろこびや悲しみを社会の底辺にいる人々で表現していました。
ルオー自身も生活は決して楽ではなかったので。
「ミセレーレ」からは社会に巣組む悪や、そんな状況にいる人々の苦悩、だからこその希望が描かれていて。
心に響きます。
そしてルオーにとって描くことは祈ることだったんですね。

今回、「ルオーの王国」ってコーナーがありました。
たぶん、子供向け。
キャプションの字、大きいし。
漢字に読み仮名ふってあるし。
(→たぶん、じゃなくて絶対子供向け)
GWは近場で過ごす方が多いようなのでこうゆうのはいいのかも
子供が苦手な私個人としては
(っていうか騒いで周りが見えない子&親が苦手。
おとなしい子は平気。)
来ないで欲しいと思いつつも、
美術教育のためにも小さいうちから本物を見れるときに見た方がいい、
って相反する気持ちがあって。
この絵を見て、何か感じて、将来的に美術家になったり美術に携わる仕事する人が出てくるかもって期待はある。
難しいですね

“絵を見て感じたことはルオーからあなたへの時間を越えたプレゼントです。
心のおみやげにして大切に持ち帰ってください。
そしておうちで今日見た絵のことを家族に話してあげてください”
との言葉がありました。
子供ってこうゆうもの見たらどんなふうにかんじるんですかねー。
私は……。
家族に話すって言っても一人暮らしだから……。
ブログに託します(笑)
実家帰ったときに母親にでも話そうかな
私が美術トークのできる唯一の人なのです

ちなみに。
ルオーの誕生日は5月27日。
2月13日に86才で亡くなりました。



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ルネッサ~ンス

2011-05-05 21:00:00 | 日常
両親がイタリアに行ってきました
毎回、海外に行くとお土産に美術館の図録やポストカード集を買ってきてくれるので楽しみ
イタリアといえばルネサンスの花開いた地
美術品ばかりでさぞ素晴らしい
と思いきや。

南イタリア中心で美術館には行ってないとのこと……

なんで??

まぁ母親は私と一緒にウフィッツィ行ったりしてるけど……。

ツアーだから仕方ないんですかね。

「あんなに人のいない成田初めて」
ってぐらいすいてたようで……。
飛行機も空席けっこう有りとのこと。
ある意味、海外行くならチャンスです


今回、イタリアのお土産&景色をちょこっとご紹介します

とりあえず写真のイタリアの形した瓶に入った液体はお酒だそうで。
すっごく強いから、と言われもらったんですが。
いつ飲んだらいいのかわかりません。
飾り!??



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