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言語空間+備忘録

メモ (備忘録) をつけながら、私なりの言論を形成すること (言語空間) を目指しています。

中国は本当に「日中友好」を望んでいるのだろうか?

2012-12-13 | 日記
産経ニュース」の「「おまえは日本人か」 中国人が共同通信記者に暴行 南京大虐殺式典取材中に」( 2012.12.13 13:28 )

 中国江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」で13日、虐殺から75年の追悼式典を取材していた共同通信記者が、式典に参加していた中国人に蹴られるなどの暴行を受けた。痛みがあるが、外傷はない。

 記者が携行していたパソコンで記事を執筆していた際、突然、背後から20代とみられる男に腰を蹴られた。さらに、そばにいた中年の男が「おまえは日本人か」と叫び、記者が身に着けていたマフラーを引っ張り、一時、首を圧迫した。

 周辺にいた私服警官が男らを取り押さえたが、連行はしなかったとみられる。当時、式典の正式行事は終わり、敷地内で参加者が「平和の鐘」をつくなどしていた。


 中国の警官は暴行現場を目撃し、犯人を「取り押さえたが、連行はしなかった」と報じられています。

 つまり警官は「暴行を止めただけ」です。

 犯罪行為を現場で目撃し、犯人を取り押さえたにもかかわらず、「逮捕しなかった」わけです。

 おかしいですよね。



産経ニュース」の「南京大虐殺記念館と追悼式典、国家レベルに格上げか 尖閣国有化に対抗?」( 2012.12.13 11:57 )

 【南京=河崎真澄】日中戦争で旧日本軍による南京占領で起きたとされる「南京事件」から75年となった13日、江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」で防空警報が鳴る中、事件当時の住民や家族、地元小学生ら合わせて約9000人が集められて追悼式典が行われた。

 南京市と姉妹都市である名古屋市の河村たかし市長による今年2月の「南京事件否定発言」で両市の当局間交流は中断したまま。日本政府の9月の尖閣諸島国有化への反発で中国で頻発した反日デモ以後、対日感情が一層悪化する中で初めての追悼式典となった。

 同館の朱成山館長は同日の記者会見で、今回まで江蘇省当局など地方レベルで管理、主催している同館の位置づけと式典を、「今後はいずれも国家レベルに格上げするよう共産党中央と調整中」と述べた。尖閣国有化への“対抗措置”とも受け取れる。国家レベルへの格上げ理由について朱館長は、「国際的な慣例に従うべきだ」とだけ答えた。

 党中央が要請を認めれば同館は国立記念館などに昇格、追悼式典は国家的な祭事となる可能性がある。

 一方、200人弱という事件の生存者を名乗る高齢者が最近、家族を通じて中国版ツイッター「微博」で相次ぎ発言しており、程福保氏(79)は、「日本は公然と釣魚島(尖閣諸島)を奪い取り軍拡を続けている。われわれは最後まで徹底的に日本と戦う」などと、激しい口調で投稿している。


 私は、私なりに考察した結果、「南京大虐殺はなかった」という主張を支持しています。

 これはあくまでも、私なりに考察した結果であって、「日本に都合がよいから」南京大虐殺はなかったという主張を支持しているのではありません。

 私がどのように考え、どのような理由で「南京大虐殺はなかった」と考えているかについては、末尾に記載している「関連記事」をご覧ください。



 さて、 中国の習近平は、日本政府による尖閣諸島「国有化」を「茶番」だと非難しています (「対中関係を改善し得るのは自民党である」参照 ) 。

 しかし、南京にある「南京大虐殺記念館」の存在自体が茶番であり、したがって「追悼式典」の開催も茶番ではないでしょうか?



 そもそも、日本政府による尖閣「国有化」とは要するに、国内における所有権の移転にすぎません。たんに、登記簿上に書かれている「所有者」の名前が変わっただけです。所有権の移転によって「日本領土」になったわけではありません。

 登記名義の変更と、日本領土か否かが関係ないことは、次のように考えてみれば「あきらか」です。

 たとえば、あなたが所有している土地は、登記簿上、あなたが所有者だと書かれています。では、あなたの土地は、「日本領土」ではないのでしょうか??? そんなことはありませんよね。あなたの土地は、日本領土の一部です。

 もちろん、あなたがハワイに土地を所有していれば (別荘など) 、それは日本領土の一部ではなく、アメリカの領土の一部ですが、

 「領土」と「所有権」とが別個の概念であることはわかりますよね。



 この程度のことで、つまり「国有化」程度のことで、中国は茶番だと日本を非難し (しかも根拠は習近平の思い込み) 、「官製デモ」をしたわけです。

 考えてみれば、「官製デモ」それ自体が「茶番」ですよ。「官製」ですからね。

 そしてまた、中国は「南京大虐殺記念館」を造って「茶番」を演じているわけです。



 このような中国は、本当に「日中友好」を望んでいるのでしょうか? 変だと思いませんか?

 中国が本当に「日中友好」を望んでいるなら、歴史的に事実か否か疑わしく、疑問の呈されている「南京大虐殺」について、記念館なんか造りませんよ。造っていても閉鎖するなり、史実か否かについて疑問が呈されている旨、掲示したりするなりするはずでしょう。

 でも、中国の態度は異なりますよね。

 どう考えてみても、中国は「日中友好」を望んでいないと思いませんか?



 中国は丹羽宇一郎駐中国大使の離任に際しても、「評価する」と言い放ちました (「丹羽宇一郎駐中国大使の離任間近!」参照 ) 。

 「評価する」ですよ! 評価する。

 何様のつもりでしょうか?

 これ、本当に「日中友好」を望んでいる態度ではないですよね。



 中国の態度は、おかしなことだらけだと思いませんか?



 日本はずっと、対中経済支援を行っています。

 でも、中国政府は積極的に、(中国の)国民にその事実を教えようとしません。

 それどころか、中国は日本から経済支援を受けていながら、他国に経済支援をしているのですよ。他国に経済支援をする余裕のある国が、なぜ、経済支援を受けているのでしょうか?

 また、中国は軍事力を強化し続けています。最近は、空母の話題がありましたよね。そんなお金がある国が、なぜ、日本から経済支援を受けているのでしょうか?

 結局、状況を全体的に考察すると、中国は、「日本が援助したお金の一部を他国に援助して感謝され、日本が援助したお金で軍事力を強化して日本を脅している」わけです。

 おかしいですよね。

 そう思いませんか?



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