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言語空間+備忘録

メモ (備忘録) をつけながら、私なりの言論を形成すること (言語空間) を目指しています。

フィリピン、日本の軍事力強化を支持

2012-12-21 | 日記
 アジアには、日本の軍事力強化を「期待している」国があるようです。

 これは重要だと思いますので、紹介します。



iran Japanese Radio」の「フィリピン、日本の軍事力強化を支持」( 2012/12/10 月曜 20:06 )

フィリピンが、中国に対してバランスを生じさせるため、日本の軍事力の強化を支持しました。

フランス通信によりますと、フィリピンのデルロサリオ外務大臣は、イギリスの新聞、フィナンシャル・タイムズとのインタビューで、「フィリピンは、中国の台頭に対して、バランスを作り出すために、第2次世界大戦で敵国であった日本の軍事力の強化を強く支持する」と語りました。

また、中国が領有権を主張する南シナ海の島々をめぐる緊張が拡大する中、「我々は地域にバランスを生じさせるための勢力を探している。日本はこうした重要な勢力の一つだ」と語りました。

フィリピン外務省のエルナンデス報道官も、「フィリピン政府は、日本が自衛軍として、自らの軍事力を向上させ、地域での作戦において、自由に積極的に活動することができるようにすべきだと考えている」と語りました。

エルナンデス報道官は、デルロサリオ外務大臣の発言として、「我々は日本の軍事力の強化を支持する」と述べました。

日本は1941年12月から、3年間フィリピンを占領し、この中で、容疑をかけたゲリラ隊を拷問し、死刑にしました。

今回のフィリピンの外務大臣のインタビューは、日本で衆議院選挙を前に行われたものです。

中国は、南シナ海の大部分を自らの領土だと主張しています。


丹羽前大使の尖閣理解

2012-12-21 | 日記
SankeiBiz」の「丹羽前大使が会見 「尖閣、係争と認めよ」と国有化を疑問視」( 2012.12.21 08:26 )

 丹羽宇一郎前駐中国大使は20日、東京・内幸町の日本記者クラブで会見し、沖縄県・尖閣諸島をめぐる中国との関係について「外交上の係争はある。『ない』と言うのは理解不能だ」と述べ、「領有権問題はない」とする日本政府の立場の変更を求めた。

 丹羽氏は「今さら領土問題があるとは言えないが、向こうが黒と言い、こちらが白と言えば争いだ。争いを越えて両国の国益のために何をしたらいいのか考えるのが外交だ」として、両国政府が協議するよう求めた。

 その理由として「尖閣は臨界点を超えさせてはいけない。臨界点は軍隊が出ることだ」と強調。一方で、「話し合いで領土、主権問題は解決しない。日本は一寸たりとも譲歩すべきではない」とも述べた。日本が係争の存在を認めれば中国の挑発がやむのかとの問いには「それ以外、道はない」と述べるにとどめた。

 9月に尖閣の国有化を決定した野田政権の対応については、「この時期にそういうことをしたら事を荒立てるのではないかと中国にいて思った」と疑問を呈した。丹羽氏は18日に大使の任期を終えたばかり。


 丹羽前大使は大使時代に尖閣諸島について勉強しなかったのでしょうか?

 一部週刊誌では、尖閣周辺で漁船衝突事件が発生した際、丹羽大使(当時)は事件をまったく気にせず、中国の有名な観光地へ行こうとしていたと報じられています。大使館の人々(大使からみれば部下)が止めようとすると、怒ったと書かれていました。丹羽大使(当時)は「中国の地方を回ったりして人々との交流を深める」という名目で任期中、(公費で)中国各地に行ったそうですが、行き先は「すべて有名な観光地」だったと書かれていましたよ。



 丹羽前大使は、

 「外交上の係争はある。『ない』と言うのは理解不能だ」と述べ、「領有権問題はない」とする日本政府の立場の変更を求めた。

 とのことですが、

 「領有権問題はない」が、外交上の紛争はあるので「領有権がらみの問題がある」ということですよ! 前大使!



 要するに丹羽前大使は中国の人民解放軍が「怖い」のでしょう。そしてまた、(元財界人として) 中国では「経済」面での日本不要論が出ていることが「困る」のでしょう。

 中国に攻撃されることを避けるために、前大使は「日本は中国に譲歩しろ」と言っているわけですが、

 いったん譲歩すると、今度は「別の要求」が出てくるかもしれません。おそらく出てくるでしょう。

 味をしめた中国が「次の要求」を出し、日本は「それ以外、道はない」と言って譲歩し、中国が「さらに次の要求」を出し、日本は「それ以外、道はない」と言って譲歩し……、最後は沖縄が中国領になるかもしれないのですよ!



 結局、「話し合いで領土、主権問題は解決しない。日本は一寸たりとも譲歩すべきではない」なら、日本は自衛隊を強化し、防衛力を高めるほかないと思います。

 防衛力を強化するには時間がかかります。それまでの間、どうするかという問題はありますが、自民党の動きはその答えを示しているように思います。



毎日jp」の「プーチン露大統領:北方領土「対話に期待」 次期安倍政権と」( 2012年12月21日 )

 【モスクワ大前仁】ロシアのプーチン大統領は20日の国内外の報道陣を集めた記者会見で、日本の次期首相就任が確実となっている安倍晋三・自民党総裁が北方領土問題の解決に意欲を表明したことについて「重要なシグナルであり、高く評価する」と述べた。「日本のパートナーと建設的な対話を期待している」と語り、次期政権との間で平和条約締結に取り組む意向を示した。北方領土で無名の小島の一つをプーチン氏の名前を取って命名する動きが出ていることについて、大統領は「(ロシアの文豪)トルストイやプーシキン、(周辺海域の)探検家から命名した方がよい」との考えを示した。

 また、不仲説もささやかれているメドベージェフ首相との関係についてプーチン氏は「首相と政府の仕事に満足している」と述べ、良好な関係を強調した。会見は約4時間半行われ、1000人以上の記者が参加した。


日本経済新聞」の「「竹島の日」式典見送り 自民総裁、額賀氏を韓国派遣」( 2012/12/21 11:20 )

 自民党の安倍晋三総裁は21日午前、韓国大統領選での朴槿恵(パク・クンヘ)氏の当選を受け、日韓議員連盟幹事長の額賀福志郎元財務相を総裁特使として同日中に韓国に派遣すると記者団に明らかにした。同党の衆院選の政策集で竹島を日本に編入した日にあたる2月22日に政府主催の式典を開くとしたことについては「総合的な外交状況を踏まえて考える」と述べた。来年の開催を見送る考えを示したものだ。

 日韓関係は韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領の竹島上陸や旧日本軍による従軍慰安婦問題などで悪化している。北朝鮮が事実上の長距離弾道ミサイルを発射するなど地域情勢が緊迫するなか、26日に首相就任予定の安倍総裁は両国の政権交代を機に、特使派遣と「竹島の日」式典見送りで、両国関係の早期修復につなげたい考えだ。

 安倍氏は特使派遣の理由について「韓国初の女性大統領で大変期待している。日韓関係を発展、改善させていきたいという思いを込めて訪問してもらう」と述べた。額賀氏に朴氏あての総裁親書を託したことも明らかにした。

 党幹部の一人は日本経済新聞の取材に、竹島の日の政府式典は来年は開催しないと明言。石破茂幹事長は21日のTBS番組で、竹島の日の政府式典について「この地域の安全保障環境にとっていいことなのかという判断をしなければならない。北朝鮮がこの状況をどうみるか。米国としても日韓関係の悪化はやめてほしい」と指摘、慎重な考えを示した。

 韓国側も日本からの特使の受け入れを前向きに検討している。額賀氏と朴氏の会談日程について日本側は22日を希望している。ただ、朴氏側は大統領選直後で日程が立て込んでおり、時期はなお流動的だ。

 2月22日は島根県が「竹島の日」として毎年式典を開いていたが、韓国側は強く反発してきた。自民党は衆院選の政権公約として発表した「総合政策集」の中に「政府主催で2月22日を『竹島の日』として祝う式典を開催する」と盛り込んでいた。




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