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けん玉名人 日本一を目指して

2016-04-27 07:15:00 | 報道/ニュース

4月9日 おはよう日本


岡山県赤磐市の山陽北小学校で教師を務める西川一穂さん(26)。
日本チャンピオンにもなったけん玉名人である。
けん玉道場を開く父の影響で
西川さんは5歳から本格的にけん玉を始め
数々の大会に参加してきた。
そして去年1月の「全日本けん玉道もしかめ選手権大会」。
どれだけ長く玉を落とさずに続けられるかを競うこの大会で優勝。
11時間というこれまでに無い記録を出した。
西川さんは妻と2歳の息子の3人暮らし。
子どもと遊んでいるときもけん玉は手放さない。
西川さんが次に挑むのは時間の長さではなく
技の完成度を競う大会での日本一である。
その大会での種目の1つ“2回転飛行機”。
西川さんの最も得意な技である。
そしてけん玉自体を投げ上げ途中でけんを掴む。
さらにけんと玉を掴み変えて最後は玉の上にのせる複雑な技である。
5月の全日本けん玉道選手権では
こうした12種類の技を全て一発勝負で決めるのが最低条件である。
(西川一穂さん)
「5月の大会は成功率が高いというよりも
 決められた1回を出来るかどうかが勝負になってくる。」
そんな西川さんが苦手とする技がある。
それは「フリップ」という技である。
けんを手前に1回転させる動きのことで
手から離すときのタイミングや力加減など絶秒のコントロールが求められる。
海外でも楽しむ人が増えるけん玉。
この技は外国人にも人気で1年前の大会から導入された。
西川さんが大会でこの技に挑むのは今回が初めて。
技を体に覚え込ませようと
12の技の中で最も多くの練習時間をついやしている。
西川さんは久しぶりに父 政典さんのけん玉道場を訪れた。
道場には国内トップクラスの選手が集う。
高いレベルの中で刺激を受けながら練習することで
技の完成度をさらに高めようと取り組んでいる。
(西川一穂さん)
「家で1人でやっていたらできない技が
 きょう上手くできるようになったりしたのですごい収穫だったなと思います。」
(父親の西川政典さん)
「ここぞというときには踏ん張る精神力を持っているので
 私は特に何も声はかけませんが
 今の力を出し切るように頑張ればいいんじゃないかと思います。」
苦手種目を克服して今度は技の日本一に輝きたい。
大会に向けて練習の日々が続く。
西川さんが日本一を目指して出場する大会は
5月29日 大阪で開かれる。



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