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すし人気支える“エジプト産”日本米

2017-04-14 17:15:00 | 報道/ニュース

3月21日 国際報道2017

 
3月18日にカイロで開かれたお米が主役のイベント。
エジプトでも人気が高まっているお寿司。
お米は日本から輸入する必要はない。
実はエジプトで生産されるのはほとんどがジャポニカ米。
日本からちょうど100年前に伝わった。
エジプトの人たちは中東では例外的に粘り気のあるジャポニカ米に慣れ親しんでいる。
(参加者)
「パーフェクト!ベリーナイス!」
「ウマイ!」
国土の大半を砂漠が占めるエジプト。
肥沃な土地はナイル川沿いに限られる。
面積量あたりの収穫量が多い米として白羽の矢が立ったのがジャポニカ米だった。
エジプトに14店舗を展開しているすしのチェーン店。
材料のほとんどは輸入せざるを得ない。
(すしチェーン経営者 ターメル・エルリーシさん)
「サーモンもわさびもしょうゆもショウガも海苔も
 すべて輸入しています。」
ただ米だけは地元産。
これでコストを大幅に抑えリーズナブルな価格で提供できるというわけである。
(すしチェーン経営者 ターメル・エルリーシさん)
「すしに欠かせないコメは地元エジプトの市場から調達しています。
 日本と全く同じコメです。」
18日のイベントに参加した日本企業はわずか10社と
治安などへの不安からまだ積極的とは言えない。
それでもエジプトに大きな可能性を見出している企業。
大手牛丼チェーンである。
「これはすしではないですよね?
 エジプトに店舗はありますか?」
「まだです。
 それで調査をはじめました。」
アフリカと中東の玄関口エジプトへの進出に向けて調査を本格化。
地の利に加え“コメの利”もあるからである。
(大手牛丼チェーン 山本俊和さん)
「相当改良もされて
 ごはん文化もできているし
 いいお米もできていると思うので
 我々にとって非常に追い風になる。
 そういう意味でもエジプトを置いてほかにはないと思う。」



 


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