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“減塩”でもおいしく

2012-06-08 08:39:30 | 報道/ニュース


  5月27日 おはよう日本


  高血圧の原因のひとつは塩分の摂り過ぎ。
  日本人は世界の中でも多く
  平均で1日に11g摂取している。
  専門医で作る学会で薦めているのは1日6g未満。
  
  “減塩メニュー”。
  広島県呉市で日本高血圧学会が主催の減塩サミットが行なわれた。
  地元の飲食店が塩の量を抑えた料理をふるまった。
  ラーメンは
  スープにだしや唐辛子などを入れメリハリを付けている。
  チャーシューを火で炙って香ばしさを出した。
  香りで味を補う工夫である。
  スープを飲み干しても塩は通常の半分程度の約3g。

  会場では各地の取り組みも発表された。
  注目が集まったのは国立循環器病研究センターの入院食だった。
  6品のメニューは会席料理のように小鉢に盛り付け
  見た目にも気を配っている。
  「薄味だけどしっかり味がついている。
   ここの食事はおいしい。」
  味付けのヒントは“京料理”。
  病院の調理師長 竹田博幸さんはかつて京都の日本料理店などで腕を振るっていた。
  最もこだわっているのはだしを最大限に生かすこと。
  メニューのすき焼き風の牛肉は
  たっぷりのかつおのだしに生の牛肉を漬け込みしょうがを加える。
  塩としょうゆは少しだけでも肉には味がしっかりしみ込む。
  「この状態で下味がついているので
   ちょうどいい加減の味になっている。
   (塩分が)少ないなかで料理をつくるときは
   このやり方が一番いい。」

  さらに出来るだけ素材の味を生かす。
  野菜は焼くと味が濃くなりドレッシングの量が減らせる。
  こうした工夫で1色の塩分は2g未満。
  専門医が薦める1日の塩分摂取量6g未満を達成した。

  国立循環器病研究センター 栄養管理室 村井一人室長
  「(国民が)今食べている塩分より2g程度減らすだけで
   数万人規模で
   (心臓病などの)循環器疾患の抑制が可能というデータも出ている。
   料理が元々おいしくて
   結果的に減塩であれば一番いい。」

  病院は情報サービス会社と共同で
  料理のレシピを有料で提供するサービスを始めている。

  今月からサービスを利用している藪文章さんは
  20代の頃から血圧が高く20年前には心筋梗塞で倒れたことがある。
  藪さんは塩分を減らすよう医師からいわれたが
  味に満足できずメニューが偏ることも多かった。
  レシピはインターネットで見ることが出来る。
  随時更新されるレシピは150種類以上。
  料理の手順のなかで塩分の量を細かく示している。
  塩分を減らすための料理の工夫も。
  焼き魚は焼く前に魚を塩水に浸して味を付ければしょうゆをかけずにすみ
  全体の塩分量を減らすことが出来る。
  「塩はすごく馴染んでいるし存在感が大きい。
   存在感はあるけどそんなにいろんな場面で出てこなくていいと
   このレシピでわかった。
   続けられる。
   我が家は十分続けられる。」
    
 
  
  
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KAM FUNG 金豊酒家

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