時のたつのは早い。
年末からの寒波で、エアコンだけでは我慢できずに石油ファンヒーターを引っ張り出した。
給油をして、電源をいれるも着火せず。
以前ダイニチの同型のものを分解してみたことがあったが、掃除だけでは改善しなかった。
同じ症状。
部品の寿命である。
製造年を見てたら『01年』とあった。『2001年』の略だろう。
房総は温暖な地で、ファンヒーターの使用頻度は低いのだけれど、20年以上も使い込んだことになる。
暖房器具はいい加減な修理では火災の危険もあり、ラジオやPCのように、部品をとって後で使うということもできないから、買い替えることにした。
明けて、お正月。
ここ数年、年賀状は頂いた方に元旦にご挨拶がてら近況を知らせるようにしている。
「よし、印刷!」とCanon MG3130プリンターで印刷の操作をするも、あれれ。給紙してくれない。
昨年からちょっとこの傾向はあったのだけれど、いよいよプリンターの寿命のようだ。
このプリンターも2011年頃に発売(生産終了になっている)されたもののようなので、はや10年オーバー。
プリンターのメーカー想定寿命は、3~5年らしい。
使用頻度は少なかったけれど、十分頑張ってくれたといえる。
カミさんにもブイブイ言われながら、とりあえず年賀状は自宅ネットワーク上にあるもう一つのプリンターで印刷。
こちらも買い替えることにし、TS3330というエントリーモデルが現在輸送経路にある。
10年、20年という年月を意識して生きてきたわけではないけれど、物は着実に古くなり、変わっていく。
振り返れば、実に、『光陰矢の如し』
過ぎた時間は、後悔しても、羨んでも戻ってこない。
ただ今から先に前向きに進むしかない。
これでいいのだろう。
新年、物の移り変わりに思った雑感である。