毎年恒例の駆け込み年末だったけれど、年始の挨拶状の準備、年神様を迎える飾り付けを終え、昨夕は翌日の起床時刻からのお参りの順序(仏壇、神棚あり、外の稲荷、代々伝わる権現様あり、産土神、ワンコ先生と歩く途中にある田圃中の社もある。お天気が良ければお天道様にも新年の挨拶をしなくてはならない)を考え、4時起床を計画して、早々に寝た。
10時頃、ワンコ先生のトイレコール。
鳴き声は聞こえたけれど、不夜城の女主、カミサンがまだまだ宵の口の時刻なので、知らぬふりをして布団をかぶった。
草木も眠る丑三つ時、切迫したワンコ先生のトイレコール。
めったにこの時刻の呼び出しはない。
ここからは、ジイサンマンの時間。
ほいほいと階下に降りて、ワンコ先生の運動エリアに連れ出すと、あらら、いつものトイレスペースでひどい下痢。
腹がゴロゴロなっている。
犬が下痢して、腹をゴロゴロしているのを初めて見た。
こりゃ、きっと辛いんだろう、と思う。
未明の気温が下がる中、相当苦しそうだったので、犬の下痢止めを飲ませ、腹をさすってやりながら1時間ほど様子をみていたら、ようやくワンコ先生お休みになった。
カミサンは、お肉大好き、油もの大好きで、別名肉子ちゃん。
本人はそれで良いのだろうけれど、ワンコ先生も私もご高齢となり、この食生活はキツイ。
私的には、一汁一菜で十分。
ワンコ先生も内蔵疲れたのかな。
さて、時刻は3時過ぎ。
布団に戻り、ゲルマラジオのイヤホンを耳に突っ込んだら、ラジオから深夜便の『日本の歌・心の歌』が流れていた。
で、寝落ちした。
気がつきゃ、「ラジオ体操、第2~~~・・・」
こりゃ、正月早々、いつものペースだ。(笑)
ワンコ先生は、下痢でげっそりお休み中。
一緒に散歩コースの社前で初日の出、どころの話ではない。
大急ぎて身支度して、歯磨きして、自宅の二階ベランダからお天道様にはご挨拶。
『十句観音経』を繰り返し唱えながら、のぼってくるお天道さまの新しい光を浴びた。
これが案外清々しかった。
「ワンコ先生が、痛みの中で辛い時間を送りませんように」
その後、神棚、稲荷、権現さんにご挨拶し、仏壇に向かい読経。
今日は元旦なので、ちょっと長めに『修証義』を読んだ。
『修証義』は読むほどに、良い。
だいぶ遅れたけれど、9時頃に散歩がてら産土神にお参りして、帰宅後準備した年始のご挨拶状をPCで作成した。
午後、挨拶状をポストに投函しながら、ワンコ先生を散歩に連れ出し、途中の社にも「今年もワンコ先生を見守ってください」とお願いしてきた。
今現在、ワンコ先生、下痢も止まっているようなので一安心。
昨今はコロナの蔓延で親戚同士の年始まわりが途絶えたので、これでわが家のお正月完了かな。
明日からまたいつもの家事に戻りたい。
ハブニングはあったけれど、2023年、令和5年、なんとかスタートが切れた。