まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

くら寿司のガチャガチャボールでゲルマラジオ4号機

2017年10月31日 | ラジオな日々
ごちゃ箱を整理(と、いうかかき回)していたら、以前秋月電子通商の通販サイトで十本まとめ買いをしたゲルマニウムダイオード(1N60)が数本残っているのが目に留まった。
 
部品代より送料がかかるという理由でセラミックイヤホンも数本まとめて買ったものがあった。
 
今時、ゲルマラジオを実用として、大真面目にきいている人間は絶滅危惧種だけれど、私は夜の静かな時間に、布団の中で、雑音のない静かな小さな音を聞くのがすっかりお気に入りになり、『ゲルマラジオ3号機は壁掛け型』で自作したラジオを実用に使っている。
 
数点の部品で、電池も使わず電波が音としてきけるという”不思議”、季節、お天気によってもきこえ方が違うという”不思議”からも関心が離れない。
 
以前、『ゲルマラジオの試作工房』というサイトで原理などを勉強させてもらったが、この中に「アースも使わない最も簡単なゲルマラジオ」という項目があったのを思い出し、少し時間があったので、手持ちの部品で組み立ててみた。
 

出来上がったゲルマラジオがこれ。
 
 
くら寿司の景品でもらったガチャガチャボールに入れてみた。
 
 
使った電子部品は、ゲルマニウムダイード(1N60)2本、セラミックイヤホンだけ。
あと、ビニール線少々にべニア板の小切れ、画鋲3本。
 
 
回路というほどのこともなく、ゲルマニウムダイードを直列に置いて、一方をイヤホンに、一方の端をアンテナ線に繋ぐだけだ。
 
「こんなんで何か聞こえるんかい?」とダメ元だったのだけれど、クリップで仮止めして、普段使っているアンテナ線に繋いでみたら、( `ー´)ノ。きこえます!
 
TVアンテナをアンテナ代用で考えていたが、短波受信用に外に張ってあるロングワイヤーに繋いだ方がきこえはよい。
 
そして、入れ物として見つけたのが、居間に長い間転がっていたくら寿司のガチャガチャボールである。
 
同調回路がないので、その時飛んでいる強い電波が音に変わるだけのラジオだ。
何がきこえるかはその時次第だけれど、電波が音になるということを実感でき、大いに感動。
 
NHKらしき日本語放送、CRI、KBSらしき放送がきこえてきた。
 
ぼんやりしているときは、こんなのをきいて過ごすのも悪くない。
 
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<今日は何の日>
今日は、「世界勤倹デー」です。
 
「勤倹」とは、勤勉で倹約につとめる・こと。勤勉に働き、質素倹約、貯蓄を心がけましょう、っていう日でしょうか。
 
1924(大正13)年の今日、イタリアで開催されていた国際貯蓄会議の最終日に、この日を「世界勤倹デー」とすることが決定され、日本は1952(昭和27)年に加わっているようです。
 
ライフスタイルは大きく変わってしまいましたが、地縁ない、血縁ない、才能もない、金もない、何もない人間が人並みに生きようとしたとき、健康な体と勤倹の考え方は今も有効ではないでしょうか。
 
コメント
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