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「人生で重要なことはたった3つ。どれだけ愛したか。どれだけ優しかったか。どれだけ手放したか」ブッダ

「売れる作家の全技術」大沢在昌

2018-06-05 00:33:11 | 読書


いわゆる「小説の書き方」あるいは「小説の売り方」のハウツー本です。

熟読玩味したわけではないのですが、それでも、重要と思われることが多く書いてありました。

大沢在昌さんというと、もう30年近く小説家として活躍されている方です。そういう方の言うことには説得力があります。

良い小説を書くには、よい読書家であらねばならない、ということ。

小説の中で主人公に試練を与えること。痛めつければ痛めつけるほど、その小説は売れるということ。

なるほどなー、と思いましたが、一番印象に残ったのは、デビューを焦ることはない、ということでした。

デビューしてからが本当の修行なのだ、というわけですね。新人賞を受賞し、自分の本が書店で売られるようになっても、そこから何も進展がなく、消えていく人が多いといいます。

大沢さん自身、デビューしてから28作も重版されることがなかったそうです。しかもそれは昔の話。重版されない、つまり売れない作家に28作も書かせてくれるほど、今の出版界は優しくない、といいます。

だから、早くデビューすることにこだわる必要はない、というわけです。

僕も、これから多くのことを学んで、じっくりと自分の中の引き出しを増やしていきたい、と思います。

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2 コメント

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ぐっどもーにんぐーーーーーー (宮ちゃん)
2018-06-05 04:53:00
なるほどーーーーーーーー
小説家になることより
なったあとが大変なわけねーーーーーーー!!!
まあ、宮ちゃんだったら
1冊出せたら、もう満足しちゃうかもーーーー
(笑)
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ぐっどもーにんぐー! (トロ)
2018-06-05 05:24:22
そうですねー、僕のような者には気の早い話かもしれませんが。
でも、どうせなら長く読み継がれる作家になりたいものです。
あせらず、じっくりと頑張ろうと思いました。
今日もありがとうございます!
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