先日、我が家の玄関のチャイムを鳴らしたのは…
若い女の子でした。
「廃品回収。鉄クズ。ありますか」
見ると、家の前に大きなトラックが停まっています。
雰囲気と話し方で、すぐに中国人だとわかりました。
そっか。異国の地で、がんばって稼いでるんだねえ。
…ってか、ちゃんと市の許可を得てるのかな?
えっと、燃えないゴミを、出せばいいのかな?
と思いましたが、これといって、出すものがありません。
「何も無いです」と言えば良かったんでしょうけど、ついスケベ心を出して、
「没有」と中国語で言ったんです。
「おー、中国語?」
女の子の顔がぱっと明るくなりましたけど、
そのまま去っていきました。
ちょっと胡散臭い相手だったかもしれませんが、
自分の中国語が初めて通じてちょっと嬉しいトロでした。
中国人は物怖じしないというか、
日本人の感覚だとけっこう馴れ馴れしいと感じるかもしれません。
まあ中国って大きな国で、人口も多いですから、
自己主張を積極的にしないと、いつまでも放っておかれてしまうのかもしれませんね。