このところ、左足のリハビリを兼ねて清水北部交流センターへ通っている。
マッサージマシンやヘルストロンが無料。入浴が100円とリーズナブルだからだ。
昨日もマッサージマシンを使って帰ろうとしたら、イベントの落語にキャンセルした人が出たから、聞いていかないかと会館の人に声をかけられ、聞いていくことにした。生の落語を聞くのは柳家金語楼以来60年ぶりだろうか。
演目は「やかん」と「壺算用」。
どちらも初めて聞く演目だったが、素人の落語としては、まあまあ面白かった。
ただ、「やかん」はなぜ題名が「やかん」なのか、よく分からない落ちだったので、家に帰ってから調べてみたら、どうやら、やかんのからんだ下げは分かりにくいので、やかんと関係のない下げで終わらせたようだ。
「壺算用」はなぜ関西弁でやるのか謎だったが、どうやら、関東バージョンと関西バージョンで下げが異なり、関西バージョンの下げをやりたかったようだ。
個人的には、噺の中に出てくる壺の計算単位「一荷」「二荷」がよく分からず、「一貫」「二貫」かな、と勘違いしていたのだが、家に帰ってきて調べたら、一荷とは「天秤棒 てんびんぼう の両端にかけて、一人で肩に担えるだけの荷物」ということだった。
ここらへんは枕で、説明してくれた方が分かりやすかったと思う。
先月も噺をやったということなので、お得意は先月で出てしまったのかもしれない。