演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

楽屋の思い出

2017年08月29日 23時50分35秒 | 演劇

月虹舎が今度上演するのは清水邦夫の「楽屋」。
初演データはこんな感じ。

 

初演
1977(昭52)年7月13日~16日
木冬社第2回公演
会場:渋谷ジァンジァン
演出:秋浜悟史
美術:大野泰
照明:日高勝彦
効果:深川定次
舞台監督:織田忠正
出演:松本典子(女優C)/安部玉絵(女優A)/中野礼子(女優B)/新野加代子(女優D)

このうち知り合いは大野さんかな。2度ほどかかわっているはずだ。

で、ここで問題なのが演出が秋浜さんだということ。
なんか、この作品はものすごく評価が高かったんだけど、ラジオで清水さんと対談したときに「なぜ秋浜さんに頼んだんですか?」と聞いたら、「先輩だから」って答えでした。
これっておかしくありません。


だから、いまでも一番見たいのは秋浜さん演出の楽屋です。



いちご100%

2017年08月29日 23時40分25秒 | 読書

PADで見れる無料漫画の河下水希の作品は絵がきれいなんで、古本屋が10円とかで安売りするとぼちぼち集めている。
「いちご100%」は現在15巻まで購入。これから先はまともに買わないと無理かな。

ただ、ストーリーが意外と雑で、絵に頼っているので読み返したいという欲求が起きません。
作中に出てくる素晴らしい「映画部の作品」というのも、ほとんどはストーリーすら示されませんし、撮影中の作品もつまらなそうです。



でも、絵はかわいい。ほんと。


299円から始めるLED照明コントローラのまとめ

2017年08月24日 18時45分03秒 | 照明

いろいろ楽しめたライトコントロール。散発的に書いてきたので、このあたりでまとめることにする。
きっかけはこのライトを購入したことだった。

決め手はビーム角度。ビーム角度:25°(15°,45°)。これだと本当は何度なのか分からない。
当時の金額だと2450円。まあ、お試しでいいかな、と思ったのだ。
購入して分かったのだが、真ん中の3つだけだと15°。後ろのボタンをいじるといろいろ色を変えられるのだが、明るさのコントロールができなくて、なんともつまらない。
コントロールするにはDMX512という規格の信号で制御する必要があるのだが、遊ぶだけのためにコントローラーを購入するのはばかばかしく思えたのだ。
そこでいろいろ調べてみると、OPEN DMX USBというインタフェースがあって、同じものを自作できるらしいということが分かった。さらに調べていくと、299円で売っている完成品のRS485コンバーターでも、DMXコントロールが可能らしいことが分かった。


ただ、64ビットはサポートしていないと書いてある。
そこで、使っていない4G-Xを復活させることに。
windows XPをリカバリーCDでインストール。ただし、SP2なので、ネットでいろいろ調べてSP3へアップデート。

FT232ドライバーをここのサイトを参考にインストール。

今は少し変わっていてこんな画面となる。

QLC+というライトコントロールのソフトをインストール。

RS485コンバーターをパソコンのUSBとLED照明のMIDIに接続。

 
写真が切れてしまっているが、3PINのコネクタがついている。ここから、DMX用のMIDIケーブルでLED照明へ接続している。
「QLC+」の画像検索結果
このアイコンをクリックします。
「q light controller plus 使い方」の画像検索結果
この画面になったら「+」ボタンを押して、機器を選びます。
簡易フェーダーだけだと、Generic dimmer fixtureをえらび、使うフェーダー分のチャンネルを指定すると、次のような画面に変わり、指定したチャンネルのフェーダーがつかえます。
「q light controller plus 使い方」の画像検索結果

ここで、うまく動かない時は、いろいろやる必要があるようです。

私は、「DIY USB DMX Interface for under $10」というサイトを参考に、FT232の内部を書き換えました。
まず、ここからFT-PROGという、プログラムをダウンロードします。
そのあとのやり方は、「DIY USB DMX Interface for under $10」を参考にして下さい。

とりあえず、私の場合はこれで簡易フェーダーが使えるようになりました。

ただ、別のXPパソコンではドライバーがインストールできませんでした。今、パソコンごと水戸の月虹舎に貸し出していますので、帰ってきてからまたいろいろ試してみたいと思っています。

なお、64BITのWINDOWS10では同じ設定をしても動きませんでした。これも帰ってきてから試すことにします。




8月11日~13日は劇場掃除

2017年08月15日 07時21分20秒 | 演劇

劇団「月虹舎」の公演が9月にあるのだが


劇場がライブハウス仕様なので、片付けに。




DJ用のプレーヤーだけでも3台あった。

ドラムセットとか


それでもなんとか舞台らしくなり、2日間の作業終了。
懸案だった照明については、チェックしてみたものの原因がわからずじまいだった。

最後は劇団員との大宴会。2時まで呑んで居たらしい。

疲れた疲れた。










何故か動いたQLC+

2017年08月06日 12時25分55秒 | 照明

前回うまくいかなかったrs485。freestylerならうまく動くかと、試したが使い方がよくわからない。


諦めて、もう一度QLC+で動かしてみるとすんなり動いた。


4−6だと4がマスター。
5が赤。6が緑。7が青。8は白。

全部点くとこんな感じ。


白だけ。


これで、古いパソコンならRS485が動くことが判明。299円+midiケーブル。

windows10では動きませんでした。
QLC+は英語版ならLINUXでも動くようだが、FT232のドライバーはどうなんだろう?







ダイアモンドは傷つかない

2017年08月06日 08時04分08秒 | DVD

GYAOでやっていたので見たのだが、つまらない。
藤田敏八監督の作品は
    八月の濡れた砂(1971年)監督・脚本
    妹(1974年)監督
    スローなブギにしてくれ(1981年)監督
とこのぐらいは、観ているのだが、八月の濡れた砂の主題歌以外はほとんど記憶がない。
赤ちょうちん(1974年)も観ているかなと思ったけれど、あらすじを読むと全く記憶と違っている。

さて、「ダイアモンドは傷つかない」がなぜつまらないのかというと、心理が表現されていないからだろう。ただ、それだけのような気がする。