演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

「私の上に降る雪は」

2018年07月29日 11時58分07秒 | 脚本

高校演劇セレクション2005に収録されている戯曲だ。
部員からこれを選んだという、メールが来たので図書館で借りて読んでみた。
まず、場面転換が多い。7回も転換しなければならない。
それから、日付の指定が細かく、主人公の中原中也の年齢が場が変わるごとに、変わる設定になっている。
上演すれば、それなりに観られる舞台になるのかもしれないが、きちんと、客に見せるのには工夫が必要な脚本だ。
また、気になるセリフが結構多い。

第一場の孝子の最初のセリフ
「あなた、あなた、お食事は召し上がった?」というセリフなどは意味不明だ。
病床にあるのなら、膳を見ただけで食事をしたかどうかは分かるだろうと思うのだが。

生徒には「自分だったら選ばない」と返事を出しておいた。



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淀川ベルトコンベアガール

2018年07月19日 23時51分42秒 | 読書

村上かつらの漫画である。


「ともだちが、ほしい!!」――家庭の事情で進学せず、大阪・淀川沿いの豆腐あげ工場で働く少女・かよ、16歳。大人たちに囲まれ黙々と仕事するかよの職場に、ある日、那子という美少女がパートタイマーとして働くことになり…? ひとりぼっちのかよの小さな願い――同世代の親友を作ることはかなうのか?

というのが1巻の内容。
ネットの無料漫画で、1巻目が面白かったので、全巻お取り寄せしてみた。
検索すると他の漫画と比較にならないくらい感想が多い漫画で、2巻目がちょっとかったるいかなと思うが、一度は読んでおいて損のない漫画だと思う。
それが、発行部数に比較して多いなと感じる感想になっているのだと思う。

お取り寄せしてわかったことは1巻で2刷り、他は初版でした。
これでは漫画家さんは暮らせない。

甘い点や矛盾点は多いかもしれないが、実写化が望まれる漫画だと思います。


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「三月のライオン」と「PとJK」

2018年07月09日 00時57分20秒 | DVD

どちらも漫画が原作。
tutayaの準新作100円クーポンで借りてきた。
「PとJK」は土屋太鳳が可愛い。どうやら、地が映画そのものって感じなのだろうか。明るくていい。
原作よりも話が練れているようだが(2巻までしか読んでいない)、ラストシーンはいただけませんでした。
あと、功太君が住んでいる家が立派すぎます。

「三月のライオン」は川本ひなた役の 清原果耶が可愛い。
配役は豪華で、話も面白かった。

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理科準備室のヴィーナス

2018年07月06日 00時41分47秒 | 読書

戸森しるこ作
あらすじはここから
中学1年生の瞳は、小学生の頃から同級生の南野さんに嫌われている。かわいくておしゃれで人気者の彼女が、瞳自身は大好きなのに、ある事件をきっかけに口をきいてもらえなくなった。声をかけられるのは、嘲笑されるときだけ。いじめというほど積極的でもないが、ぼんやりと孤立している教室の中で、瞳が出会ったのが不思議な自由さで人を惹きつける人見(ひとみ)先生だった。シングルマザーと噂され、大人なのに、どこか瞳の感性に近い心と自由さをもつ先生を目で追ううち、瞳は、同じように彼女を見つめるクラスメート・正木くんに気づく。やがて金曜日の放課後を、先生のいる理科準備室で瞳は正木くんとともに過ごすようになるのだが、その特別な空間が、瞳を癒し、そして新たな欲求と葛藤を生み出していく。


最近、「真夜中のパン屋さん」のシリーズとか、ヤングアダルト物をいくつか読んでいる。
微妙な位置にいる子供たちとその周りの大人の描き方が、結構面白いものが多いのだ。
この手のやつでは「真夜中のピクニック」が先駆けといえるのだろうか。そういえば、多部未華子の出ていた「真夜中のピクニック」は頂けなかった。
残念ながら、この作品は心理の綾が、屈折していて、映像化がなかなか難しそうだ。

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人の気も知らないで

2018年07月05日 22時55分23秒 | 演劇の指導
土浦の劇団のHPを観ていたら、こんなの発見。面白そうなんで、天気が良くて記憶していたら、行こうかな。
生徒行かないかな?
引用は「百景舎」のHPから。

iaku
『人の気も知らないで』

作・演出:横山拓也
出演:橋爪未萠里(劇団赤鬼)、吉川莉早、海老瀬はな


2018年9月23日(土)
13時30分開演

※開演の30分前開場

川根本町文化会館

静岡県榛原郡川根本町東藤川909-1
MAP

○大井川鉄道「千頭駅」から徒歩約15分
○新東名「島田金谷IC」より国道473号線を車で約60分
Ticket

【料金】自由席
一般:1,000円
小中高生: 500円

【購入】〈川根本町文化会館〉
TEL 0547-59-3106(9時~17時)

〈カルテットオンライン〉
https://www.quartet-online.net/ticket/hitonoki_shizu

【作品紹介】
春の日曜日の午後。桜は散った。彼女たちは交通事故で入院中の同僚のお見舞い帰りにカフェでお茶をしている。今日は寿退社する別の同僚の結婚式の余興の打ち合わせをしなければいけないのだけど気分じゃない。入院中の彼女の治療痕があまりにもショッキングだったから。「目に見える身体の一部欠損」を負った彼女をどのようにサポートしていくか。それぞれの事情や思いに“繋がれた”ところから激しい議論が交わされる…。
様々なところで様々な団体に戯曲をつかってもらい、全部あわせたら100ステージ近く上演されているiakuの代表作のひとつ。その観察眼、描写力で「婦人科劇作家」の異名をとった。第1回せんだい短編戯曲賞受賞作。
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昔のインタビュー

2018年07月04日 17時13分08秒 | 演劇

こんなインタビュー受けたこともあったなあ。
インタビューの中に出てくる芝居は、自分で演出できなかった。一応上演はされたけど、・・・・。
https://ibaraki-asahikai.jp/wp-co…/uploads/archives/0200.pdf



茨城朝日は2017年で終巻だったらしい。
バックナンバーはこちら

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美人図

2018年07月03日 23時15分44秒 | DVD

GYAOで
「風の絵師」と似たような設定だが、内容が薄っぺらく見終わるのに1週間かかった。
お勧めしません。

 

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便利になった

2018年07月01日 22時24分25秒 | 演劇
生徒からこんなメールが。
今台本の選定を行なっています。大会向けのものというわけで、既成の脚本集から探しているのですが、何かオススメのものはありますか。
 
まあ、いろいろと候補を挙げたのだが、ネットで検索しているとこんなサイトを発見。
 
 
便利な世の中になったものだ。
 
 
 
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