演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

『アイネクライネナハトムジーク』

2022年03月03日 10時45分38秒 | DVD

 

U-NEXTで観て、すっかり忘れていたので、ストーリーを公式ページから引っ張ってきてみた。漠然と面白かった記憶があるのだが、男がペデストリアンデッキで歌っているシーンしか思い浮かばないのはなぜだ。それだけ全体としては印象が薄い作品だったのだろう。



あらすじ
仙台駅前。大型ビジョンを望むペデストリアンデッキでは、日本人初の世界ヘビー級王座を賭けたタイトルマッチに人々が沸いていた。そんな中、訳あって街頭アンケートに立つ会社員・佐藤(三浦春馬)の耳に、ふとギターの弾き語りが響く。歌に聴き入るリクルートスーツ姿の本間紗季(多部未華子)と目が合い、思いきって声をかけると、快くアンケートに応えてくれた。紗季の手には手書きで「シャンプー」の文字。思わず「シャンプー」と声に出す佐藤に紗季は微笑む。
元々劇的な〈出会い〉を待つだけだった佐藤に、大学時代からの友人・織田一真(矢本悠馬)は上から目線で〈出会い〉の極意を説く。彼は同級生の由美(森絵梨佳)と結婚し、2人の子供たちと幸せな家庭を築いている。変わり者ながらも分不相応な美人妻と出会えた一真には不思議な説得力がある。佐藤は職場の上司・藤間(原田泰造)にも〈出会い〉について相談してみるが、藤間は愛する妻と娘に出て行かれたばかりで、途方にくれていた。一方、佐藤と同じく〈出会い〉のない毎日を送っていた由美の友人・美奈子(貫地谷しほり)は、美容室の常連客・香澄(MEGUMI)から紹介された、声しか知らない男に恋心を抱き始めていた。
10年後―。織田家の長女・美緒(恒松祐里)は高校生になり、同級生の和人(萩原利久)や亜美子(八木優希)と共にいつもの毎日を送っている。そして佐藤は、付き合い始めて10年になる紗季に、意を決してプロポーズをするが…。 果たして佐藤と紗季の〈出会い〉は幸せな結末にたどり着けるのか。美奈子の恋は、藤間の人生は―。思いがけない絆で佐藤とつながっていく人々が、愛と勇気と幸福感に満ちた奇跡を呼び起こす。


アルキメデスの大戦

2022年03月03日 10時08分29秒 | DVD

アマゾンプライムビデオのメニューの上位にあったので、なんとなく観たが、まあまあ面白かった。
なぜ、戦艦大和が作られなければならなかったのか、を映画化したものだが、原作を大幅に省略しているらしく、かなりわかりやすい筋立てになっている。
時代考証はかなりしっかりしているのか、観ていて違和感は少ないのだが、肝心の大和を作った理由はちょっといただけなかった。
娯楽作品としては結構いい出来だと思う。


三文役者

2022年03月03日 09時54分17秒 | DVD

殿山泰司の後半生を盟友新藤兼人監督が映画化したもの。
アマゾンプライムビデオを検索していて見つけ、あまり期待しないで観たのだが、思いがけず面白かった。
自分は殿山泰司が生きていたころの印象が強いせいか、竹中直人の演じる殿山泰司がいまいちなじめなかったが、荻野目慶子のうまさにはびっくりさせられた。
特に17歳の少女時代から、30代ごろまでの変化や色気はびっくりさせられるほど素晴らしい。
途中のヘアーヌードにはびっくりだったが、その前のおっぱいがちらちら見えそうになるシーンの方が色ぽかった。
しかし、殿山泰司を知らない人が観たら面白く感じるのだろうか?
荻野目慶子の演技を見るだけでも、なかなかだとは思うのだが。