演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

きっとうまくいく

2018年08月26日 18時09分26秒 | DVD
170分の超大作だ。
後半は話が見えてきてしますのだが、それでも、これだけ素敵な物語はなかなか巡り合えないだろう。
お勧めです。
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アシガール11

2018年08月26日 18時05分48秒 | 読書
SFは、科学的な顔を見せながら荒唐無稽な話をいかにももっともらしく展開してみせるかが、面白さの肝だ。
アシガール11はますます科学的には怪しくなったが、物語としては大変面白い。
主人公の顔がぐんと大人になったのが、また可愛くて好みだ。
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そろそろ

2018年08月22日 00時10分41秒 | その他
そろそろ始末しようと、30年前の劇団のTシャツを寝間着にし始めた。
物持ちが良すぎるのも、なんだかな。

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演出-2

2018年08月21日 23時13分41秒 | 演出


1960年代の後半から70年代にかけては、アンダーグラウンド通称アングラと呼ばれる演劇の流行があって、訳の分からないセリフを連呼したり、とにかくおどろおどろしければそれでいいという、舞台がたくさん作られた。
もともとは、オフブロードウェイとかオフオフブロードウェイとかに影響された始まった流れなのだが、日本に入ってきて、土着の踊りとかいろんなものが混じって変貌を遂げたみたいだ。
しかし、この時期の一般劇団(新劇など)は、そうそう変な方向に走るわけにもいかないので、古典の新解釈による上演を多くやっていた記憶がある。
藤田弓子の「12夜」(シェイクスピア)は、キックボードに乗って登場してきたし、山本圭の「ハムレット」は鉄パイプの舞台装置だった。
まあ、これらはごく表面的な話だが、考えようによっては、演出の仕事の一部を、どう解釈すればいいか、表面的に理解できるわけだ。
馬がなければ、スケートボードでもいいではないか。悲劇なんだけど、コメディでも上演できる、とか。
基本は、どういう舞台を自分が見たいか、見たい舞台を作ればいいわけだが、それが分かっていたら、それができたら、誰も苦労しない。

無意識のうちにやっているので、うまく説明できているかわからないのだが。自分がやっている作業は多分こんな感じだ
読み合せ。


1.役者にはト書きを無視して読んでみてもらおう。特に感情表現については、かえって邪魔になることがある。

2.・・・とか、えっ、とか、あっ、という表現を一度無視してみよう。書いてあるから、書いてある通りに「間」を開けるのは、不自然だろう。

3.感情の流れを作ってみよう。いきなり笑ったり怒ったりしない。笑うには笑う理由が、怒るには起こる理由がある。これを頭の中で整理し、不自然なところについては、なぜ不自然か考えてみる。動きで代弁できるかどうかを、考えてみる。あるいは、動きで代弁できるのなら、セリフをカットすることを検討する。これについては、立ちげいこで検証する。

4.読み合わせの段階で細かい指示を出すのをやめて、役者が声に出すことで、物語が自分の中で再構築されていく過程を確認しよう。やさしい言葉で言うと、ラジオドラマを聞く感じで、頭の中で、だれがどこでどうするのかを妄想(視覚化)するのだ。

こうした、台本の問題を一番見据えていた作家の一人がつかこうへいかもしれない。つかこうへいの脚本とつかこうへいの演出する舞台とは、ものすごくギャップがあって、こういう風に自由に変化していいのかと、感心したものだ。

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演出−1

2018年08月09日 01時53分57秒 | 演出
演出は演技指導とは違う。高校生の演出を見ていると、ここのところをよく間違えやすいようだ。
演出とは芝居全体をデッサンして、演出が描きたい世界を役者という絵の具で埋めていく作業と言ってもいいだろう。もっと簡単に言うならば、オーケストラで言う指揮者と演奏家の関係のようなものだ。脚本は作曲家によって書かれた楽譜にあたる。
指揮者が違えば、演奏が違ってくる。オーケストラと異なるのは、これに音響や照明という要素が加わってより複雑に観客の感性に訴えることにある。だから、音楽は、映像がない方が感動が大きいこともあるだろう。ライブに行ってがっかりしたことはないだろうか。
演劇は音楽と異なりDVDに収録されたものでは、部分しか感じることが出来ないので、こうした収録されたものを見ても、、劇場で見た時よりも感動が薄いと言える。

では、どう演出するのか。自分だったらどうするのか、を書いてみよう。

他の人との一番の違いは、ほとんど自分の書いた芝居しか演出していないことだろうか。自分が芝居を書くときは、自分が観たい芝居を書いているわけで、おぼろげながら、観たい世界が見えている。だから、演出はそんなに苦労しない。では、他人の作品を演出するときはどうするのか。
脚本をもう一度頭の中で組み立てなおして、自分の作品に作り変えるようにしていく。
これは、簡単なようでいて意外と出来ない。演出未経験者は、作品の本来の意味の解釈を重視しがちだ。これは、脚本を読んだ時に、どう解釈したらいいのかと、セリフの意味を求める役者たちに正確に答えようとする演出が陥りやすいわなとも言える。
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生徒から

2018年08月07日 00時15分07秒 | 演劇の指導

生徒から台本がへんっ校になったというメールが。

「トシドンの放課後」という台本です。
だそうです。

まあ、いいけど。
なんで、暗い話ばかり選ぶのかな?

「トシドンの放課後」を最初に見たのは10年ぐらい前だろうか。
面白いのだが、全体として違和感の残る芝居だという印象だった。
先生役がなんか中途半端で、あと、こんな無責任な学校と保護者でいいのか、という記憶がある。
同じことを感じた人もいるようだ。

 

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ペダリングハイ

2018年08月07日 00時03分08秒 | 読書

 

高千穂遥の青少年向け自転車小説。
自転車に詳しくないと、楽しめない気がする。
自転車が好きでレースも好きで、知識がある人なら楽しく読めるかも。
自分の周りにもレースが好きな人がたくさんいるし、自分自身、つくばの耐久とか鈴鹿のエンデューロにも出たことがあるから、小説の雰囲気はすごくよくわかる。でも、知識が要求されすぎかな。

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ひとごろし

2018年08月06日 23時46分34秒 | DVD

近所のツタヤで借り放題というのを始めた。借り放題の上に、返却は無期限なのだそうだ。
実に困ったことに、目当てのDVDがかりr、いつまでたっても返却してくれない事態が起きたりするのだ。
今回の「ひとごろし」も2か月待っても返却されなかったので、諦めてよそのツタヤで借りてきたのだ。
あらすじなどはこちらへ。
昔、見たような気もするのだが、ほとんどのシーンを記憶していないから、見ていないのだろう。
松田優作の演技はとても良かったが、映像のカット割りなどは古さを感じる。
特に、ラストシーンの海辺のシーンはあまりいただけない。
また、遠くにビルらしき影が見えたのは見間違いだろうか。

 

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