演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

削除した記事

2010年01月28日 20時42分08秒 | その他
3つほど削除しました。

1つは酔って書いたから意味不明なもの。

2つは名前を出してほしくなさそうなのと、内容が気に入らないようだから。

また、どんな風に思われているか、なんとなく分かりましたが
どうせそんな風に思われるのなら、遠慮しないでちゃんとご馳走様しとけばよかった。
損した気分です(笑)。
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発想の転換

2010年01月28日 08時12分58秒 | 脚本

さて、前の「他人の評価」はこれまでの書き込みに対して某ブログにあったものだが、同時にそこには「みんなお前のことなんて嫌いだったんだ」ともあった。なるほど、そうだったのか。とはいうものの、いまさら生き方を変えるのもなんだし、これはこれでなるほどというしかない。彼は、面識もあまりないし、私のある一面を見ているのかなとも思う。
ただ、こういう発言はなんだかの瑕を心に残すのだが、発想を変えれば脚本の材料として使えるし、自分を客観的に見ることも可能となる。高校生のために書いた「ミュージカルをやりたい」という作品では嫌われる自分を描いてみた。
小説を書くとか脚本を書く、あるいは表現行為全体がある意味、病気の治療のようなものだと考えるときがある。ただ、そこに留まっていると他人に見せるものとはならない。こういう見方もあるのだと意識して、今書いている作品を見直してみるのもひとつの方法といえる。

追記
記憶をたどっていくと、やっぱり、誤解のようだ。
まあ、「半分」はというところだろうか。
昔からのことだが、いつも尾を引くな。
「だまされる」、あるいは「惑わされる」まわりもまわりだが。
ほとんど、「ミュージカルをやりたい」の話に近いので笑ってしまった。

 

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他人の評価

2010年01月27日 20時56分01秒 | その他
予想はしていたが、私の評価は「単なるスケベ」らしい。
まあ、小学生のころから梶山季之を愛読していた私としては
そんな悪い評価とはいえない。

スケベ度が足りないから
かえって誤解を招くかなと思うこともある。
(冗談ですけど)

さあ、助平な台本でも書くか。
他人に言われる悪口はなかなか楽しいなあ。

P.S. よくよく読み返してみたら、「ただのスケベ親父」だった。
つつしんで、訂正いたします。
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聞く演技

2010年01月25日 12時34分48秒 | 演技
他の人が台詞を言っているときに、どう反応するのかはなかなか難しい。
初心者が多いときには、相手の口元を見ているだけでいいとか
何もしなくていいとか、教えるのだが
適度な相槌や、受け答えをするといい場合もある。

忘れてはいけないことは、役の上のあなたは
相手の台詞を初めて聞くのだ、ということだ。

相手の台詞がわかっているかのような
リアクションだけは避けたいものだ。
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せんがわ劇場で銀河鉄道の夜

2010年01月24日 19時31分54秒 | 観劇の感想

前半と後半でイメージがえらく違う人形劇でした。
きっと、人形が間に合わなかったのかな。
前半を人形抜きで作っていって
後半は人形が主役になっていきます。

でも、命のない人形の走る姿のいとおしいこと
ラストシーンは涙ぐんでしまいました。

ただ、ここまで銀河鉄道を分解すると
理解できない人が続出でしょう。

あと、りんごがりんごに見えなかったのが
残念です。
最初のは照明の関係で柿に見えました。
次のは、馬車です。
2番目のりんごは「オホーツク挽歌」のオマージュだったのかな。
月夜の電信柱やバナナン大将のオマージュも。

黒谷さんはこれからさらに有名になっていくんだろうな。

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推薦入学のこつ

2010年01月18日 22時40分09秒 | その他
昨年姪が大学入試だということで
推薦入学の論文書きを手伝わされたことがあります。
姪が通っている高校からは絶対無理といわれる大学だったようです。

姪が書いてきた論文は論旨がめちゃくちゃで
私が試験官だったら絶対通さないというものでした。

で、次のように直しました。
ここでは、調理の大学に通う仕様に直して記載します。

志望した動機です。

元文は違いますけど、こんな感じでした。
ミシュランの三ツ星レストランは日本人の憧れであり
これを、受けるのは最高の栄誉であるといえる。
その、料理の真髄がどのように形成されたかを探求したいと思ったのが動機です。

修正したらこんな感じ
私がいつも食べているのは、お母さんの手料理で
それはそれで美味しいと思うのですが
たまたま、町内の福引で当たった食事券で
初めて食べたフランス料理が、私の人生観を変えたからです。
その後、そのたまたまの店がミシュランの三ツ星レストランだと知り
ますます、料理とは何かを探求してみたくなったのです。

というわけで、論文は通ったのですが
面接の相談に来なかったので
結局駄目だったのです。

面接のコツは。
自分で考えてね。

分かっているけど
その後姪に「どうだった」と聞いたら予想通りでした。
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感動はグレードがある

2010年01月18日 22時30分00秒 | 演劇
アンケートによく「感動しました」と書いてあることがある。
確かに、感動を与えることが出来たのだろう、とは思うのだが
どれほどの感動だったのだろう。

小学校5年生のときにアーサーランサムスの「ツバメ号」シリーズが岩波書店から刊行されて
以来、40年間ことあるごとに読み返すが、最初に読んだ感動がいまだによみがえる。

中学校3年生のときに山本周五郎シリーズをほぼ全部読んで感動したが
今は読み返す気にならない。

東京演劇アンサンブルの「奇跡の人」や「ガリレオガリレイの生涯」はもう一度観てみたいが、早稲田小劇場の「トロイアの女」は別に観なくてもいいやと思う。
当時の評価は、「トロイヤの女」のほうが、一般にははるかに高かったはずなのだ。

目先の感動や、目先の笑いを越えた芝居を目指して欲しい。
ただ、目先の感動や目先の笑いを作れる技術を磨いて欲しい。
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SPAC高校演劇フェスティバル

2010年01月16日 07時33分11秒 | 演劇
県内の動きも少し見ようかとSPACのページを検索してみたら、SPAC高校演劇フェスティバルの募集要項が掲載されていました。
読んだ瞬間、だめだこりゃ、と思わずにいられませんでした。
申し込んだ学校もあるでしょうから、なぜだめなのかを説明したいとおもます。ただし、なぜだめか、の前提として「高校生が演じるものとして」と「教育としての高校演劇」という意味でだめだといっていることを、お断りしておきます。
観客として観にいく人がいましたら、私がこれから書くことが正しいのか間違っているのかを検証して、できれば感想をもらえるとうれしいですね。

さて、なぜだめかの最大の理由は課題が別役実だということです。
ほとんどの高校生は別役実自体を知らないと思いますが、1970年代、つまり私が中学生から高校生のころに一番活躍した劇作家です。この作家の作品は一般に不条理劇と呼ばれているジャンルに属します。不条理劇の細かい説明は省略しますが、一時期日本では大変に人気があったことは確かです。

今回問題にしたいのは、別役作品は「語り」の芝居だからです。
以前にも説明したように、台詞は「説明」「語り」「会話」に別れていると、私は解釈しているます。
このうち、感情を表現するのは主に会話であって、「説明」は文字通り「語り」でも、感情はどちらかというと説明されるものです。
さて、不条理劇とは、AとBがお互いに自分を語り、そのかみ合わない部分が不条理として表現される芝居だと私は解釈しています。つまり、一見会話に見えるところも、実は語っているだけに過ぎない、ということになります。
「会話」では「感情」は生まれるものです、が「語り」では「感情」は主に「ある」ものです。

分かりにくいでしょ。
でも、この分かりにくさが、不条理劇の面白さなんです。
つまり、二人の人間が勝手なこと言っていて、傍から見ているとそれがずれているから面白いってやつです。見ている人間は、二人の中にある感情や出来事を類推する能力が問われますし、演じる側はそれを小出しに見せて大団円に持って行くことが要求されます。

なんだ、結構いいじゃないか、と思われるかもしれませんが、お芝居の面白さの本質は、感情の同化です。演じ手の感情に同化して、涙したり笑ったりがお芝居の醍醐味なのです。そういう意味では、不条理劇は演劇一般の中ではかなり特殊なジャンルだといえます。

では、具体的な問題点を整理してみます。

1.舞台で上演する必要があるのか
一度練習を目をつぶって聞いてみてください。
観ているよりも、芝居が面白く感じられませんか。
実は、私は別役実の作品を舞台で観て面白いと思ったことがほとんどありません。
ラジオドラマとか、舞台を観ないで聴いているだけならかなり面白いのですが。
これは、「語り」には役者は邪魔なのだからではないかと時には思ってしまいます。
これに対して「感情」の芝居は相手役の出方で感情がうまく表現されるかされないかが決まってきますから、役者の存在感を得やすい、という利点があるのです。
不条理劇の、この問題を克服するためには、存在感のある役者が演じる、というのが解決方法のひとつですが、高校生にそれを望むのはどうなんでしょう。

2.頭で理解する演劇になりやすい
高校演劇の欠点のひとつとして、作品が課題を持っていなければいけないとか、問題意識がないといけないとか、頭で理解する要素が大きいと、いうことが挙げられます。作品の理解が足りないとか、発表会の後の講評でよく言ってますよね。
実際には、役者が理解するとかしないとかよりも、演出の意図が明確ではないとか、演出が演技指導と演出を勘違いしている、というケースが多くて、結果として役者が作品を勘違いしているのです。
単純な構造の作品なら当たり前の感情を当たり前に構築していくと、こうした勘違いは低減します。
ところが、別役作品は前提としていろいろなものがあることから始まりますから、意味ばかりを追求しがちになります。
どこかで、解釈をひとつ間違えるとすべてが面白くなくなります。だから、最初に書いたように、感情をあまり入れないで、言葉だけを追いかけていたほうが観ている人間には面白くなるのです。

3.見る観客を忘れている
別役作品は文学的には優れていると私も思いますが、広く一般に受け入れられる作品だとは思いません。プロの公演でも小劇場でしか上演されてきていません。つまり、それだけ観客を選ぶのです。
高校生が演劇を上演して、観に来るのは誰でしょう。高校生です。
大人も観に来るかもしれませんが、演じている本人たちが受けたいのは誰でしょう。
果たして、観に来た高校生が別役作品を喜ぶでしょうか?


一番大切なのは、どうやったら観客を集められるか、その観客が継続して来てもらうにはどうしたらいいのか、ということを指導することだと私は思っています。
それから、ほとんどの高校生は将来、演劇で生計を立てるわけではありません。
その彼らには、あの時演劇をやっていてよかった、と思えるような何かを与える指導が今の高校演劇には欠けているような気がしています。

演技指導や演出指導だけが演劇ではないのだから、もっと教育という視点を持ってSPACには事に当たってもらいたいものです。なにせ、税金を払っているのは我々なのですから。
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さよなら

2010年01月14日 23時25分52秒 | その他
大木康子さんが好きだった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9C%A8%E5%BA%B7%E5%AD%90
特に「さよなら」という曲が好きだった。
いつの間にか、お亡くなりになっていた。

さよなら、さよなら
元気で、元気で
また、ひとりきり
乾杯を、きみのため

さあ、元気を出せ
陽はまた昇る
さあ、もう一杯
それから忘れよう
グラスの底の
きみを飲み干したのに
まだ、こんなにも君の顔ちらつくよ

さよなら、さよなら
元気で、元気で
もう消えてくれ
思いでも、夏の日も

きみは僕に言った
「すっかり変わってしまった」
でも、僕は僕なり
一生懸命勤めたよ
どこで、どう道は行き違ったんだろう
さあ、もう一杯
それから忘れよう

さよなら
さよなら
元気で
元気で
また、一人きり
乾杯をきみのために


自分の芝居では
「エデンの東の向こう側」で使わせてもらいました。
遅くなりましたが
ご冥福をお祈りいたします。
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腹筋運動

2010年01月07日 17時21分13秒 | 基礎練習

腹筋運動は発声練習のために必要だと考えている人がいますがこれは間違いです。まあ、私の個人的な意見ですけど。
太ったオペラ歌手が腹筋運動をやっている姿など想像できないことからも、私の説は間違いないと個人的には思っています。
腹筋は姿勢を保持したり、呼吸をコントロールするために必要なのです。 ちなみに体育の授業でやる腹筋運動は直腹筋を強化する運動で発声にかかわる腹筋はまた別です。発声に関わるのは腹斜筋です。

腹筋運動は腰を痛めやすいので注意してください。
発声方法についてはこんなサイトを見つけました。
http://www.kcc.zaq.ne.jp/ono/voice2/voice2-1.html#akubi

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