演劇書き込み寺

「貧乏な地方劇団のための演劇講座」とか「高橋くんの照明覚書」など、過去に書いたものと雑記を載せてます。

けっこう大変だったようだ

2012年06月28日 12時49分04秒 | その他

水戸芸術館のDVD「夏の夜の夢」けっこう面白かったよ、と電話したら
ぎりぎりまで演出が二転三転してけっこう大変だった
と返事が帰ってきた。

資金的にも苦しかったようだ。
特に衣装が大変だったとか。

前は専門のスタッフがいたのに
今では公演のたびに東京から業者を呼んでいるとのこと。

まあ、年に2~3本ならそのほうが安いだろう。

劇団員も5人だけか
外部の出演もままならないようだし
受難の時代かもしれない。

儲かる芝居を作ればいいのに。





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夏の夜の夢

2012年06月27日 01時12分30秒 | DVD

水戸芸術館の公演DVD。
5月にもらって、やっと観る気になりました。
出来がいいとは聞いていましたが、いやいや
初めて「夏の夜の夢」が面白いと思いました。

いいなあパック。

水戸芸術館|演劇|夏の夜の夢
http://arttowermito.or.jp/theatre/theatre02.html?id=180

でも、なんとなく全体が月虹舎ぽいのはなぜ。
一人メンバーがいるだけでも違うのかな。

特に照明がきれいだなと思って観ていて
最後のタイトルロールで納得。
リンクさせてもらっているファクターの小笠原純さんが
やっていました。

純ちゃんいい仕事してます。

舞台写真をDVDからキャプチャーすれば説明が簡単なんだけど
著作権がないので残念ながらできません。

役者の影がほとんどのシーンで観客側に濃く、背景側で薄くなっていました。
立体感を出すために、後ろからの照明を強めにしてあるんですね。

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飲めば都

2012年06月13日 23時36分19秒 | 読書
北村薫の小説ですから面白くないわけはないのだが
ミステリーではなかった。
相変わらず、文学の薀蓄が満載で
多少本を読んでいるつもりぐらいでは
追いつけないのがよく分かり、自分の浅さを知らされる羽目になった。

いい女がたくさん出てくるのだが
なんとなく、知り合いにいそうな感じで
それでいて、知り合いはみんな独身なのに
主人公の都さんがちゃんと結婚できているのが
すごい。

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あっちゃん初主演テレビドラマ

2012年06月07日 22時50分36秒 | 読書
NHKラジオ「すっぴん」で木曜日は本と映画の虫だった伝説の劇作家・中島らもさんの娘である中島さなえさんがパーソナリティ。
彼女も、父に負けない乱読家でシネマ中毒でもあるそうです。
その彼女が持っているコーナーが「本とシネマの乱読中毒」。今日紹介されていたのはなんと、あの諸星大二郎の本『僕とフリオと校庭で』(著・諸星大二郎) でした。
なんとも、実にマニアックな趣味で。私も諸星さんがデビューしたときから大好きです。
実は今年でAKB48を卒業する前田敦子の初主演テレビドラマが諸星大二郎作品でした。

栞と紙魚子の怪奇事件簿(2008年1月5日 - 3月29日、日本テレビ) - 主演・紙魚子 役


同時主演の栞役には南沢奈央が出ていました。

栞と紙魚子の怪奇事件簿公式HP
http://www.ntv.co.jp/shiori/

これからの、「本とシネマの乱読中毒」が楽しみだ。
TV版「栞と紙魚子の怪奇事件簿」はもう少し脚本に気を使ってくれればよかったのに。
堤監督にやってもらいたかったな。
DVDは2008年に出ていますが、高い。
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最近読んだ本

2012年06月07日 21時35分24秒 | 読書
「オバサンとサムライ」(養老孟司×テリー伊藤 対談集)
自分が変わることを怖れないことが勇気だ
先が見えない状況で一歩踏み出すことが勇気だ
言葉は変わらない、変わるのは自分だ
日本人は好奇心が強いからスケベなんだ

いやいや、すばらしいとしか言いようがない。
普段、うまくまとめられないことの多くが平易な言葉で語られている。
「人間というのは放っておけば男はおとなしくなるし、女は活発になる。だから、教育が必要なのだ。放っておくと男の子は中性的になるだけだ」
やっぱり、スケベ心とかも教育が必要なんだろうし、金がなくたって子供ぐらい作っちゃえ、ぐらいの気持ちがなけりゃ結婚なんてできないだろう。

しかし今さらなあ。教えるほうが小さくまとまっちゃってるんだから。難しいね。でも・・・・。

「華禍」(黄文雄)
中華思想がいかに危険かを説いた本。
最近の中国の覇権主義、他国への介入、侵略報道を見ているとうなずけることだらけ。
なぜ中国人留学生に残酷な殺人事件を起こすケースが多いのかも、この中華思想に基づいて語られている。

自分の住む地方都市でも、中国人をはじめ各国の留学生や働きに来ている人が増えている。コンビニに行ったら、店員が全部サンディとかカタカナ名前でびっくりすることも。
中華思想を学ぶことで、相手が日本人と違う発想だということを知ることしか、自分の身を守れない日が来るのだろうか。
お人よしの代表みたいな日本人の一人としては、悲しい気分にさせられる。
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異人たちとの夏

2012年06月06日 22時55分47秒 | DVD
片岡鶴太郎の映画デビュー作。
(通行人の役を除いて)
秋吉久美子との感じがいいです。
しかし、名取裕子のシーンはあまり好きではない。

全体を通してみると
何でこの作品が日本アカデミー賞を総なめにしたのか不明。

いい出来ではあると思うけど
そこまでいいのかなあ。
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