料理を怠けたいときの究極の一皿：野菜と豚しゃぶ大皿盛り合わせ

8月17日（夕食）

ネットで調べものしながら、ウォーキングの効用を読んでいるところに、
「最近、女房と一緒にウォーキングしてます。5キロ痩せました」
というメールが、友人から来た。
最近どころか、私はずっと運動不足だ。とくに足の筋力がメチャ落ちている。
そのうちに、転倒して大腿骨骨折なんてならないよう、
いまから筋肉をつけておかなくっちゃ、とは思っていた。

善は急げ。というか、思い立つとすぐやりたくなるのが、私の性格。
ちょうど夕暮れ時で涼しくなってきた。
遊歩道をぐるっと歩いて隣の駅まで行き、帰りに野菜でも買ってこよう。

大周りのコースを歩いているうちに、しまった、と思った。
しばらく歩いていないことを忘れていた。
ショート・コースすればよかった、と思ったが、もう遅い。

隣町の駅に着いたころには、けっこう疲れていた。
電車で帰ろうかな、と一瞬思ったが、いやいや、まだまだ行ける・・・・。
最寄りの商店街にたどりついたころは、もうヘロヘロで、
スーパーで買ったビールを、ドラッグストアで忘れてくる始末。

忘れ物を取りに行って、戻ってくるころには料理する気力が失せていた。
そのとき、ふと思い出したのが、
「ここにゆで豚なんか入れれば、たちまち主菜に大変身」という昨日の記事。
そうだ、冷凍のしゃぶ豚があるし、豆腐もあるし、ゆでチン野菜もたくさんある。
それをどんぶり一杯のサラダならぬ、大皿一杯の盛り込みにしたら、これ1品でＯＫだ。

家に戻って、取り出しましたるは、30センチの青磁の大皿。
そこに、冷蔵庫のなかの野菜や豆腐をどんどこ盛っていく。
調理らしきものは、しゃぶ豚をゆでたのと、
やはり焼きナスを組み合わせたかったので、それをフライパンでちょこっと焼いただけ。

つくり置きの練り胡麻梅ペーストに、すりおろしニンニク、ぽん酢、酒、
そしてまたまたぶどうジャムを入れて混ぜれば、タレも一気に出来上がり～。