おひとりさまの健康な食卓

毎日の食事から考える「おひとりさまライフ」

料理は遊び心で:チキン・ストロガノフ、じゃがいものチーズ焼き、ハーブスティック、野菜いろいろサラダ

2011-01-08 13:37:25 | 鶏肉料理


寒さが厳しくなってきたら、小さな訪問者が足しげくやってくるようになった。
そう、昨年、MUJIとユニクロと名付けたメジロのカップルが、
ベランダのプランターに置いたみかんを目当てに、今年も。

この寒さで餌が少なくなったからなのか、
12月は2日に半分くらいだったみかんを、今では1日1個、ぺロりと食べている。
ひょっとしたら、MUJIとユニクロだけではなく、
カップルの数が増えているのかも。

さて、こちらの夕食は、買い物が面倒くさかったものだから、ありもので。
材料があまりないときには、少し遊んでみる。

まずは、冷凍庫に常備した鶏胸肉。
これはビーフ・ストロガノフならぬ、チキンス・トロガノフにしてみよう。
きのことドライトマトをたくさん入れて煮込み、
最期にヨーグルトで仕上げる、ってのはどうだろう。

鶏胸肉は細くそぎ切りし、ニンニクパウダーと塩・コショーを振りかけて、
軽く粉をはたいておく。
この鶏肉と、細切りした玉ねぎと別々に炒めてフライパンに一緒にし、
みじん切りしたドライトマトとしめじをニンニクと炒めて加えたら、
白ワインをドボドボと注いで10分ほど煮る。

最期に、コーヒーフィルターで水分を濾したヨーグルトを加えてひと煮立ち。
塩・コショーで味を整えれば、出来上がり。
肉をビーフに代えれば白ワイン仕立てのビーフ・ストロガノフだが、
チキン版のポイントはドライトマト。これを加えるだけでまったくの別物になる。

次に大きなじゃがいもが1個残っていたので、
千切りにして、パルメジャーノチーズと一緒に焼いてみる。
おっとっと、ホントはスライサーで超細切りにしなくちゃいけないのに、
手切りでやったら太くなりすぎた。うまく焼けるかな、とちょっと不安に。



細切りしたじゃがいもは水に漬けてアクを抜き、
水気をぬぐって、パルメジャーノチーズをこれでもか、
というほど、すりおろして混ぜる。

フライパンにオリーブオイルを敷いて、チーズ入りじゃがいもを焼く。
うむむ・・・やっぱり太すぎて、なかなか火が通らなかったが、おお、うまい!
今度はスライサーで細切りしよう。

残って硬くなっていたフランスパンも、細く切ってリサイクル。
オリーブオイルに醤油とレモン汁、ニンニク、ドライハーブを加え、
フランスパンに塗って、オーブンでカリカリになるまで焼くと、
ワインのつまみにもピッタリなハーブスティックができあがる。



これは、硬くなったフランスパンの利用法としては最高だ。

最期は冷蔵庫に入っていた茹でブロッコリー、
お昼のおしたしの残りのほうれん草、その他、チコリ、トマトなど、
残り物の野菜をどんどん入れて、サラダに。
例によって、ロースト・クルミを振りかければ、とても残り物とは思えない仕上がりに。



いろんなものが、ちょっとずつ残っているときは、
こんなふうに遊んでみると、料理が楽しくなる。
お試しください。


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