MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

息子が絵本より児童書を好むように・・・1

2014年02月17日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
最近小1の息子の読み聞かせに変化が出てきました。

息子は絵本の読み聞かせをしてもらうのが大好きな子です。
しかし、自分で読むのはあまり好きではなく
図書館の図書の時間も、図鑑の様なものばかり借りてきて、眺めてばかりいました。

無理矢理一人読書をおしつけようとも思わなかったので
いずれ一人で読めるようになったらいいなぁと
気楽に思っていたのですが、最近は少しずつ一人読書をするようになってきました。

しかも、読むのは絵本でなく、縦書きの児童書が多いです。
国語の授業で長い文章も読むようになったからか
文字を読むのにさほど抵抗を感じなくなったのかもしれません。

私が小1の時は、児童書なんて文字だらけの本は
活字恐怖症だった私には、長すぎて読めませんでした。
ノンフィクション派の私には
フィクションである物語が好きになれなかったのです。

けれど、息子はどちらも好んで読みます。
どこまで内容がわかっているかはわかりませんが
児童書に興味を持つようになったこと自体、進歩だなと思いました。

読み聞かせに関しても、最近は『エルマーの冒険』(1)のような児童書や
ストーリーテリングのテキストの本に入っている昔話などを
よくリクエストしてきます。

児童書は敷居が高いイメージがあったのですが
読み聞かせをしてもらっていると、こういった本の中身は面白い!
とわかるので、敷居が低くなるのかもしれません。

小1の2学期まで、児童書を好んで読む気配がなかっただけに
気づいたら、児童書に強い興味を持つようになっていった印象です。

といっても、娘に赤ちゃん絵本を読んでいると
嬉しそうにのぞいてきたりするので、まだ絵本も大好きなんですけれどね。

これからは、私自身、絵本の勉強だけでなく
児童書の勉強も並行してやっていった方がいいと思いました。

勉強することが増えて大変ですが
子どもが楽しんで読んでいる時期に勉強をするのは楽しいものです。
こうした「旬」を大切にしていこうと思います。

※この記事の続きは、ブログ記事の「息子が絵本より児童書を好むように・・・2 とんだオチ」を参照。

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【注】

(1)ルース・スタイルス・ガネット作、ルース・クリスマン・ガネット絵、わたなべしげお訳、子どもの本研究会編集 『エルマーのぼうけん』 福音館書店、1963年。




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