20年以上も前、ちょっとしたバスブームだった。バスもよく釣れて、休日、釣り人は早起きして陸っぱりポイントを先を争っていた事がある。やがてバスの数が減り釣れなくなったのか釣り人もいなくなった。ここにいるのはバスのほかにブルーギル、フナ、コイ、ニジマスも釣ったことがあるから少しはいたのだろう。減ったのは、バスが増えすぎて餌になる魚がいなくなったのが原因かもしれない。しかし、ここにきて徐々に個体数が回復しているようだ。見かけなかったバスのスクールも見るようになって・・釣れるようになったら釣り人が戻ってきた。今日は土曜日、ボートも2艇見かけたし陸っぱりの姿もちらほら・・。今日は動けないなと判断して松名の岬で時間まで粘る釣りをした。
この季節、松名岬は足許からウイードが広がっていて潜るプラグが使えない。ウイードの上をかすめるように泳ぐサーフェースプラグか。まずはフリックシェイク4.8"をノーシンカーの ワッキー掛けで。
2投目にバイト、ウイードの上をフワフワ泳ぐキャンディカラーのフリックシェイクに37cmのバスがたまらず飛び出してきた。
2尾目はプロップマジックのロングキャストに。ちょっと小さくなって28cm.
3尾目、プロップマジックにチェイスしてきたナイスサイズは寸前で喰うのを止め足許にとどまる。魚の視力はたいして良くないと聞いた。人なら0.05 ?。フォローに立てかけていたフリックシェイクのロッドにそ~っと手を伸ばしティップアクションだけでバスの後方にキャスト。バスが反転してラインが少し動いたのでスイープするように合わせると抜けたような感じ・・それでもそのままワームを漂わせていると目の前で追い食い。今度はしっかり合わせて39cm。