檸檬

一人でのんびりと・・・。

豊かさの質 ②北の国から・・

2002-09-26 17:54:00 | 日記
このドラマが初めて放映された頃、
日本はバブルに向かって景気の階段を駆け上がっていた。
脚本家・倉本 聡さんは北国で暮らし始めた3人の家族を通して、
消費社会・日本の未来を案じ、警鐘を鳴らしてきた。
「北の国から」は高い視聴率を集めた。
日本中の家庭に様々な形でメッセージは伝わったと思う。
お金ではない心の豊かな暮らしがあると・・・。



豊かさの質 ①

2002-09-21 20:07:00 | 日記
東京電力についで、中部電力、東北電力も
再循環系配管に生じた損傷を報告しないで運転し続けていた。
破損すれば放射能を帯びた高温・高圧の冷却水が流れ出して大惨事になる所。
報告を怠った理由を各社とも「安全上、問題なかったから」と。
報告すれば国の立ち入り検査があり、発電の停止による損失を嫌ったのだ。
利益至上主義は被爆のリスクをも上回った。

だいたい、日本は世界で唯一の被爆国なのに、
放射能の恐ろしさについては関心度が低いような気がする。
人の身体は細胞で出来ている。被爆するということは、
同時に細胞が破壊されるということ。
破壊された細胞はバラバラになって、もう元には戻らない。
つまり、被爆によって傷めた身体は再生不能になってしまいます。
爆弾などで怪我をするのとはまったく違うことなのです。
全身に放射能を浴びてしまうということを想像してみてください。









北朝鮮、 拉致問題のつづき

2002-09-19 22:36:00 | 日記
一夜明けて、
断片的ではあるが少しずつ情報が明らかになっている。
8人の亡くなった日付け、外務省や社会党(当時)の対応のお粗末さなど・・・。

自分の安否を家族に手紙で知らせた僅か2ヶ月後亡くなっていることや、
他の人も、拉致されて5~6年の間に死亡していることがわかった。
情報が明らかになるほど不可解さは増してくるようだ。

北朝鮮の金正日総書記は拉致の事実を認め、謝罪した。
首脳会談で見せた率直さは、知られざる素顔なのか。
それとも世間を偽る仮面なのか。いまひとつ判然としない。
「軍隊さえあれば、この世に出来ないことはない」
朝鮮労働党の機関紙に載った金正日総書記の言葉である。
それも、5ヶ月前のことだ。信用しろという方が無理だろう。
偽ドルを作り、覚せい剤を不審船を使って密輸している国だ。
国交正常化交渉は、よほど腹をくくってかからないと、
お金と食量だけ持っていかれることになりかねないから・・・

悲しい知らせが二つ・・・

2002-09-18 00:55:00 | 日記
20年もの長い間待ち続けた我が子の安否は、
4人の生存、8人の死亡という悲しい知らせでした。
「事故や病気で・・・」という、およそ信じ難い理由。
会見での家族の怒りは、耐えていた20年の思いが、
いっきに吹き出たものでした。
これで、戦後保障と食料支援を頼むという腹つもり?
こんな国と仲良くなりたくない・・・。

もうひとつは福岡県二丈町。
ほとんど佐賀に近い町で起きた人質篭城事件。
9歳の女の子は警官隊突入の20分前に2階ですでに亡くなっていたなんて・・
昨夜遅くから続いたふたつの悲しい知らせに、
日本中が沈んでいます。

もしも、今、僕の・・・ゴタイフマンゾク

2002-09-14 19:11:00 | 日記
突然、両手・両足を失ったら・・・
もう生きる気力を失くしてしまうだろう。
実はこの夏、ストレス?からなのか突然、斜視になってしまった。
両眼で見た画像がそのまま二重に見えてしまう症状のことだ。
片目をつぶっていないと、目が回りそうだった。
車の運転はとても危険だったからほとんど乗らなかった。
この夏はとても不自由だった。
でも、普通に歩けるし、走ることだってOK!両手も健在で、しかも器用な方だ。

「五体不満足」の乙武洋匡くんには、その両手・両足がない。
そして彼は生きる気力を失ってはいない。それどころか、健常者の誰よりも前向きに生きているのだ。
スポーツライターとしてのインタビュー記事を読めば、
身体のハンデを逆に活かしているとさえ思えるのだ。
喋りたくない選手も彼の前では質問に素直に答えてしまうからだ。
そんな彼が運転免許取得に挑戦した。
アメリカへ渡り、自分のためだけの車を作り、見事、試験に合格した。
まさに、恐れ入るというか、頭の下がる思いです。