檸檬

一人でのんびりと・・・。

06! 妻恋より・・

2006-10-30 15:05:00 | 日記
「言葉」

電話の声はささやきまじり 
ごめん 起してしまったんだね
今、他愛ないやりとりのあと
僕は一言闇に浮かべた
「愛してる・・」

月並みすぎる一言だけど
他にどうにも言い方がない
静けさのあとで驚く君が
時を両手で持て余してる
「・・愛してる」

そう・・三ヶ月悩んできたよ
そして最後の三日は苦しみ
心の奥の暗い迷路で
たった五文字の道しるべ 見た」
「愛してる」

君は未来を怖がっているし
僕は過去へと縛られている
こんな何処にも転がっている
言葉が一番重いだなんて
「愛してる」

預かっとくって・・そう言うんだね
ぼくの言葉を鳥かごに入れちまって
そうさ君の部屋のガラス箱に入れて
ゆっくり眺めて見るんだね
「愛してる」

こわい言葉を言ってしまった
もう友だちで居られないんだよ
人生さえも塗り替えるほど
こわい言葉を言ってしまった
「愛してる」


詞 松本 隆 / 曲 吉田拓郎




「外は白い雪の夜」

大事な話が君にあるんだ 本など読まずに 今聞いてくれ
ぼくたち何年つきあったろうか 最初に出逢った場所もここだね
感のするどい 君だから 何を話すか わかっているね
傷つけあって生きるより なぐさめあって別れよう

だから Bye-bye Love 外は白い雪の夜
Bye-bye Love 外は白い雪の夜

あなたが電話でこの店の名を 教えた時からわかっていたの
今夜で別れと知っていながら
シャワーを浴びたの悲しいでしょう
サヨナラの文字を作るのに 煙草を何本並べればいい
せめて最後の一本を あなたが吸うまで居させてね

*だけど Bye-bye Love 外は白い雪の夜
Bye-bye Love 外は白い雪の夜

客さえまばらなテーブルの椅子 昔はあんなににぎわったのに
ぼくたち知らない人から見れば
仲のいい恋人みたいじゃないか
女いつでも ふた通りさ 男を縛る強い女と
男にすがる弱虫と 君は両方だったよね

* Repeat 

あなたの瞳に私が映る 涙で汚れてひどい顔でしょう
最後の最後の化粧をするから 私を綺麗な想い出にして
席を立つのはあなたから 後姿を見たいから
いつもあなたの影を踏み 歩いた癖が直らない

* Repeat

Bye-bye Love そして誰もいなくなった
Bye-bye Love そして誰もいなくなった


詞 松本 隆 / 曲 吉田拓郎