浜田省吾 My First Love is Rock'n'Roll

２年間にもおよぶ”My First Love"ツアーが昨夜の酒田市民会館のライブで終わっちゃいましたねェ。
大きなトラブルもなく無事に終えられたようでほんとに良かったと思います。長期間の体調管理はさぞ大変だったでしょう。僕としては同じツアーに（長崎と佐賀）２度も参加出来たのは幸運でした。あわよくばと３匹目のどじょうを狙って福岡サンパレスにも応募してみましたがこれはあえなく撃沈でした。
参加できない他県でのライブの様子が載ってるツアーブログの更新は毎回楽しみでした。自分も参加したような気分になるから不思議です。でも・・・ツアー終了となると更新も滞るようになるかと思うとちょっぴり淋しい気がします。

朝のウオーキング中に・・・

「駅」竹内まりあ

見覚えのあるレインコート
黄昏の駅で胸が震えた
はやい足どりまぎれもなく
昔愛してたあの人なのね
懐かしさの一歩手前で
こみあげる苦い思い出に
言葉がとても見つからないわ
あなたがいなくてもこうして
元気で暮らしていることを
さり気なく告げたかったのに・・・

二年の時が変えたものは
彼のまなざしと私のこの髪
それぞれに待つ人のもとへ
戻ってゆくのね気づきもせずに
ひとつ隣の車輌に乗り
うつむく横顔見ていたら
思わず涙あふれてきそう
今になってあなたの気持ち
初めてわかるの痛いほど
私だけ愛してたことも

ラッシュの人波にのまれて
消えゆく後ろ姿が
やけに哀しく心に残る
改札口を出る頃には
雨もやみかけたこの街に
ありふれた夜がやって来る



毎朝のウオーキングを日課にしてはいるけど欠かさず続けるのは結構難しい。雨が降ったり、急用が出来たりでサボることもしばしば・・。でも、この３週間は好天にも恵まれたおかげで１日も休むことなく続けられた。歩く時には携帯をFMモードにしてラジオ聴きながら歩いてる。ダウンロードした曲を聴くより次に流れる曲の予測がつかないFMの方がスリリングで楽しいからね。「駅」は今朝の心に残った１曲でこんなシチュエーションってあるなァ・・なんて一人で感心したり・・・。

Tokyo FM「Panasonic Melodious Library」

心の本棚にあるたくさんの名作の中から・・というわけで毎週日曜日の朝10:00から作家の小川洋子さんが選んだ名作を作品のイメージに沿った音楽を交えながら紹介する番組「パナソニック メロディアス ライブラリー」を毎週欠かさず聴いています。小川洋子さんは映画「博士の愛した数式」の原作者として知られていますが、この番組からも伝わるゆったりとした時間の流れがとても心地良いです。
たとえば、
９月１６日放送「日の名残り」カズオ・イシグロ
英国の由緒正しき名家に長年仕えた執事が、人生初めての休暇に国内を旅しながら、それまでの自分の人生を振り返るという物語。執事という仕事について、父と子の関係、実らなかった恋、そして２つの世界大戦…小さい頃長崎に住んだ経験を持つ日系英国人作家カズオ・イシグロの「日の名残り」というこの作品はアンソニー・ホプキンスを主演に映画化されたので僕は映画でこの作品を知りましたが、ラジオでは小川洋子さんが小説「日の名残り」をわかりやすく解説してくれました。
誰もが読んだことのある名作、まだ読んだことのない作品も作家小川洋子さんの目を通してこれまでとはまた違った名作の楽しみ方を教えてくれる番組です。