檸檬

一人でのんびりと・・・。

長い別れは・・・

2002-10-24 22:28:00 | 日記
24年間待ち続けた家族、
拉致された息子を娘を取り返すために、
生きるエネルギーのすべてを注ぎ込んだのだろう。
しかし、帰国した5人の心の半分はまだ北朝鮮にあった。
残してきた子供たちを日本へつれて来ることの難しさ、
それに、自らもまた多感な時代からず~っと社会主義のもとで生きてきたのだ。
こうして帰ってこれるとは夢にも思わなかったろう。
愛し合った同士も、24年も音沙汰なしで離れて暮らせば、
愛も薄れてしまうのか
彼らは向こうで暮らすほうが幸せなのだろうか。

拉致からの帰国

2002-10-21 20:48:00 | 日記
この1週間というもの凄い取材合戦でしたね。
5人は人気アイドル並で、プライバシーもなにもあったものじゃないって感じで、
でも、沈黙の国からの帰国にも関わらず冷静に行動していると思いました。
時間が経つにつれ5人の表情にも変化がみられ、永久帰国という新しい情報も・・・
拉致当時には、ただ取り返せればよかったはずなのに、
永久帰国となれば、社会復帰という新しい悩みも・・・
なにせ、日本を敵国として教育している国で24年間も北朝鮮人として生きてきた現実は、
簡単に消すことは出来ないだろうと思えるのです。まして、
自分のことを北朝鮮人として疑うことなく生きてきた子供たちが
真実を受け入れて帰国を決心できるのだろうか。
さらに大変な日々が待っているのに・・



24年振りの帰国に・・・

2002-10-15 15:23:00 | 日記
彼らが北朝鮮に拉致された1978年前後の日本は、
右肩上がりに急成長してきた日本経済に翳りが見え始めた頃で、
サラ金、窓際族などという言葉が生まれたのもこの頃だったという。
24年後の故国は彼らにどう映るのだろう。
24年の長い時は彼らの心の中から拉致の被害者という意識をも消してしまうのか・・・
タラップに姿を現した5人は手も振って笑顔でした。



北海道の返金トラブル・・

2002-10-09 00:46:00 | 日記
西友の返金トラブル騒動は人の持つ心の中の醜い部分を見せつけられたようで、
TVニュースを見ていてもひどく見苦しかった。
事の発端は単純に金を返せば簡単にケリがつくだろうと、
安易に考えた西友側に責任がある。
食肉牛の産地を偽って牛肉を売った西友そして、
肉を買った消費者にはレシートがなくても
買った金額を自己申告でも払い戻すと・・・
西友店舗前には大勢の消費者が押しかけてきた。
一人当たり数万から十数万が返金されたが、
予想外に多く集まったため支払った額は5000万を越え、
あわてて返金を中止したからたまらない。
お金を貰えなかった消費者の一部が「俺たちにも返せ!」と騒いだのだ。
中には「肉が好きで沢山買ったんだ!」とマイクに向かって叫ぶ男。
「西友に行けば金が貰える」と携帯のメールを知り合いに送る人も・・・
なにも傷んだ肉やBSE肉を売ったわけじゃない。
産地を偽っただけのことなのだ。
買った時のレシートもないのにお金欲しさに
スーパー前広場に集まった群衆がとても悲しく映った。