定点観測

大型の台風１６号が通り過ぎて行った今夜は満月がきれいです。
県内では海沿いの町で高潮の被害の他には数人が怪我した程度すんだようです。
戦前は大型台風が上陸する度に１０００人単位の犠牲者が出ていたといいます。
衛星による気象観測の進歩で昔に比べると人的被害はとても少なくなっていますね。
ひと昔前は気象庁の観測船が台風の通り道で待ち伏せ、
暴風圏に留まりながらデータを送っていたそうです。
台風が来てもぎりぎりまで逃げない。まさに命がけの観測だったというから驚きですね。
気象衛星「ひまわり」が打ち上げられたのが１９８０年頃だから、
まだ僅か２４年前の話です。

時よ止まれ！君は美しい・・

熱く燃えたアテネの夏が今夜の男子マラソンで終わる。
振り返って思うのは女子選手たちの活躍だった。
出場選手数が初めて男子選手を上回ったのは伊達じゃなかった。
ヤワラちゃんから始まったメダルラッシュの勢いは、
柔道に止まらず、マラソンの連覇、そして水泳女子自由形８００ｍにこの種目初の金メダルをもたらしてしまう。
大会で２個がこれまでの記録というから９個は大躍進だね！
「時よ止まれ！君は美しい」は、昔のオリンピック映画のコピーだけど、
まさに日本女性が輝き続けた１6日間だった。
男子マラソンも負けずに今夜有終の美を飾って欲しい・・

ワールドカップベースボール！

「近い将来サッカーのＷＣのように日本の子供たちが世界を目指すようになれば・・」
長島監督の夢である。
直前になって病に倒れ長島監督自身はアテネのグランドに立つ夢は叶わなかったが、
想いを託された２４人のプロ野球選手がプライドをかなぐり捨てて闘っている。
しかし、またしても準決勝で豪州に惜敗して金メダル獲得の夢は消えてしまった。
松井・イチローと、トッププロがメジャーを目指して海を渡り、
プロ野球は観客の減少に加えてＴＶの視聴率低下に苦しみ、球団の合併問題に揺れている。
オリンピックの金メダルは復活への起爆剤と期待されていたに違いない。
伝道師となってアテネで闘った選手たちの落胆も相当なものだろう。
だけど、まだ戦いは終わってはいない。金メダルがだめでも銅メダルの希望が残っている。
今夕こそ、カナダに勝ってメダルを持ち帰って欲しい。
夢の実現の第一歩のために・・・

ゴールドラッシュ？

オリンピックも半分以上を消化して陸上競技も始まりいよいよ佳境に入ってきましたね。
末續選手の結果は少し残念だったけど、総じて日本選手の活躍は目を見張るものがあると思います。
連夜のメダル獲得に日本中が沸いているようです。・・・でも、
アテネに限って急に強くなったのはどうしてなんだろうね？
素人の僕にとっては素朴な疑問です。
1説には特定の有力競技に強化費が増額されたとも聞きました。
それによって選手のプロ化現象が始まっているらしいのです。
そのもっとも代表的な例が水泳の北島選手だということです。
「チーム北島」と名付けられたプロジェクトチームにはトレーナーや様々な分野のドクターの他に、
データを分析するエンジニアまでが参加して金メダルに結びつけたのです。
これからのスポーツの新しい形なのかもしれないな。
そして、そういった選手たちをサポートするためにＪＩＳＳという組織も発足した。
2001年東京の北区・西が丘に建てられた国立スポーツ科学センターと呼ばれるこの施設は、
これまで国際試合に弱かった日本選手の強化を図るものだそうで、
スポーツに関する医学・科学・情報・他７部門に専門の研究員をおいて競技力の向上を目指すということでした。
この施設が活動を始めて最初のオリンピックがアテネ大会だったというわけです。
こう聞くと日本勢のメダルラッシュも少しは納得かな？

８月１３日は函館夜景の日だって・・・

*(結晶)*仏教紀元 ２５４７年８月１３日

*(結晶)*ユリウス日 ２４５３２３１日１０時４２分

*(結晶)*アルフレッド・ヒッチコック（映画監督）１８９９年８月１３日生

*(結晶)*フィデル・カストロ（キューバ首相）１９２９年８月１３日生

*(結晶)*誕生花　グラジオラス・ケシ
　今日の誕生花はキリン草・花言葉「警戒」