檸檬

一人でのんびりと・・・。

夜はメキメキ!

2002-04-30 00:11:00 | 日記
「ピエール・ヤンカーとスマッシュ・ウエキの夜はメキメキ」SMILE FM(毎週日曜日 深夜0:30放送)
超ローカルな長崎のFMラジオの番組です。スポンサーもなく、ほとんどボランティアだとか。<若い人たちに洋楽ロックのルーツを知って欲しい>と長崎弁丸出しでのロック談議は、今 地方(長崎)で根強い人気を保っています。
5年前、スマッシュ・ウエキ氏が市内で経営する「スナック・ピエロ」での音楽談議がきっかけだったと。その雰囲気をそのままスタジオに持ち込んでの1時間、毎回8曲前後を解説を交えて紹介してくれます。これまでの放送は230回以上で約2000曲をピックアップしたとか。
二人はまるでロックの生き字引、聞いていてほとほと感心してしまいます。その昔、音楽が商業主義の波に呑み込まれる前のこと、政治に屈することもなく輝きを放っていた時代があったのです。荒削りでもパワーを持っていました。この深夜のラジオ番組はそれを現代に甦らせてくれているようです。当時を知っている人も、また、知らない若いロックファンにも、電波の届く地域に住んでる方にはぜひとも聞いて欲しいですね。



ベースボールと野球

2002-04-27 21:55:00 | 日記
「地球の裏側に野球と云うもうひとつのベースボールがあった。」
その昔、ヤクルトに1シーズンだけ在籍したメジャーリーガー「ホーナー選手」が帰国した際、記者会見で皮肉たっぷりに語った言葉である。
そんなこと云われたって大して気にもせず
見てきた日本のプロ野球だったけど、ここ数年、野茂やイチローの活躍のおかげで毎日のようにメジャーリーグを見るようにな
ってくると、その違いをいやがうえにも感じさせられてしまう。
まず目につくのが、よく手入れされた深い芝と土の美しいグランドだろう。このグランドは選手の思い切ったプレーを可能にし、守り、攻撃で見せる積極性は敵味方を超えて清々しくも見せてしまうようだ。
選手個々の能力を最大限に引き出そうと、戦法は分業化されており、審判は単にストライク・ボール、アウト・セーフをコールするだけでなくそれらすべてを巧みに演出しているようにさえ思えてしまうのだ。しかもスピーディだ。そしてなにより素晴らしい観客たち。野球を良く知っていて、心から愛している。このどれをとっても、日本の
プロ野球はまだ遥か遠く及ばない。球団は企業のものであり、ゲームは興行の域を出ていないのだ。ファンの興味は選手の素晴らしいプレーより勝ちさえすればよいみたい。それなら、ゲームなど見る必要はない
スポーツニュースで事足りる。
観客はファームから上がった若い選手を暖かく見守りながら育てていく責任を負っているのではないのか?緩慢なプレーにブーイングをしても、素晴らしいプレーには敵味方を超えて拍手を送りたい。
どこかひとつのチームだけにスタープレーヤーが集まるのではなく、人気を独占するのではなく、すべてのチームの戦力が均等化してペナントを争うようになれないものなのだろうか。
最後にTV中継。ゲームの終盤、1球の明暗が勝敗を分ける、野球で一番面白い場面で放送が終わってしまうのはやはりマイナスでしかないし、いつも同じチームの試合ばかりでいいの?と、声を大に叫びたくなる。地球の裏側の野球がベースボールに近づくために、みんなもっと考えよう!


ギロチンの海(諫早湾PART-2)

2002-04-25 20:34:00 | 日記
閉じられて以来5年ぶりに潮受け堤防の南北合わせて8基の門の扉が開いて海水が調整池に導入された。今後1ヶ月かけて満潮時を見計らい少しづつ濁りの拡散を監視しながら海水を導入していくという。問題になるのはその後だろう。海水の混ざった調整池の濁水を1ヶ月がかりで放水するのだから。
これで何がわかるのか国の説明はない。



FF(フライ・フィシング)と自然

2002-04-24 20:53:00 | 日記
「一生、幸せでいたかったら釣りを覚えなさい!」と、中国の諺です。
釣りという遊びは自然を無視しては出来ない。特にフライフィシングという釣りは水生昆虫を模した毛鉤で釣るのですからなおさらだと思います。
きれいな水の中でしか生きていけない水生昆虫たち。FFという釣りをするようになってはじめてこの川の虫たちに目を向けるようになった今、川を取り巻く環境が何より大切だということを、あらためて感じています。
ダムや護岸工事、ゴルフ場などで使用する除草剤の流れ込みなどに加えて酸性雨の追い討ちに森や川が、小さな生き物たちが、悲鳴をあげているのです。
この弱い者たちの叫びに我々は耳を傾けていかないと、いつか我々の暮らしが脅かされないとも限らないのです。

渓流の魚たちはカゲロウやトビゲラなど、水生昆虫を餌にしていますが、捕食の8割を水中で行っています。FFは水面に毛鉤を流しながら釣るということですから初めから2割の魚たちを相手に釣るというわけで、なかなか釣れないということになります。
それならば、生きた餌を使えばいいのにという意見がありますがそれでは「アート」がないという人もいます。
FFはキャッチ&リリースが原則なのですが、生きた餌であれば魚たちは針をためらいなく呑み込んでしまいますが、毛鉤だと違和感を感じてすぐに吐き出してしまうのです。そこをすかさず合わせることが出来れば毛鉤は大抵の場合、上顎の端に掛かり魚を傷けることなく放してあげることができるというわけです。川の生産量を考えると、魚たちを傷つけずに戻すことは大切な
ことだと思うのです。
針に掛かった所で完了してしまう我が国の釣り。その後もさらに魚とのファイトが続く欧米の釣りとの違いは、徹底したキャッチ&リリースだと思われます。
なかば病んだ森を流れる川で育った大きくなれない我が国の渓流魚たちを守ることは
我々を守ることに他ならない気がするのですが・・・
「釣り」が漁でなく、スポーツとして認識されるようになれば、そしてFFを楽しむ人たちの裾野がもっと広がっていけば自然保護への意識ももっと高まっていくのでは
ないかと考えています。






雨が降ったらバス釣りに・・・

2002-04-20 21:15:00 | 日記
予報どおり雨になった。昨日の天気が嘘のよう。こんな日に釣りをする人なんかいないから、雨具着て釣りに出かけた。高気圧より低気圧。気圧が高いと浮いているのが辛いバス君は深場に留まるらしい。また、瞼を持たないから、ピーカン照りは眩し過ぎるのだ。水中の溶解酸素量も増えて雨のバス君はとても元気。というわけで、釣り人が雨に濡れる事を除けば、まさに絶好の釣り日和なんだ。そして、期待どうり爆釣でした。