成人の日

暖冬からいきなり冬将軍がやって来てこの冬いちばんの寒さを記録。日本中が震え上がってるみたい。東北の降雪は一夜で三倍も増え、いくら雪を掻いてもきりがないと悲鳴を上げていましたね。そんな中、各地では成人式が。ここ数年、成人式のニュースで決まって伝わる新成人の無軌道な暴走に毎回嫌な気分になったものです。今年も沖縄の那覇では一部の成人が暴走して警官隊と衝突があったそうですが、全体的には穏やかだったようでほっとしました。式典の運営を成人たちに任せるとか各市町村でそれぞれ工夫した結果のようです。

津波＝TUNAMI

その幅およそ１０００ｋのプレートのズレによって起きたスマトラ沖大地震は巨大な津波を生んでベンガル湾沿岸の美しい町を根こそぎ廃墟にしてしまいました。
多くの人がビデオカメラで津波の瞬間を撮影していたことでツナミがビーチや町を襲う生々しい映像がＴＶで流され、世界中の人たちもまた衝撃を受けています。奇跡的に助かった人の証言に「泥水の洗濯機に放り込まれたようだった」と。家を失った人の数は５００万人とも。映像で見る以上に津波の破壊力は凄まじかったようです。
連日のように報道されるツナミのニュースの中に両親と弟を一瞬して失くした少年が、未だ行方不明の母を健気に探している姿は涙を誘います。

世界中が黙祷を・・・

ツナミからおよそ２週間が過ぎて本格的に救援が始まった。多くの有名人が多額の義援金を申し出て話題になっているけど、それ以上に世界中がこぞって支援に動き出していることが嬉しい。中でもアメリカは最大規模の資金援助と１万５千人を越える救援部隊を送るというから頼もしい（日本は８００人）。
９・１１テロ以来、アメリカの国連を無視した独断的行動は各国からも非難を浴びていたけど汚名挽回のチャンスということなのだろうか・・。まァ裏事情がどうであれ、今は世界中が力を合わせて被災地を救うことが大事ですね。
こうした世界規模の支援活動が各国間の溝を埋め、国連という組織が本来の機能を取り戻すことが出来れば、未曾有の大災害の中にも唯一の光を見出すことが出来る気がします。

スマトラの海・・

魚たちも逃げ遅れてしまうほどの急激な引き潮のあと津波がビーチを襲ったのは地震が起きてから１時間３０分後だったという。それが津波の予兆とも知らずに現地の人たちは魚を拾い集めるのに夢中なっていたと。突然の津波は前夜のＸ’ｍａｓパーティの余韻に浮かれていた人たちを一瞬に呑み込んでしまう。錯綜する被害情報。亡くなった人の数は１４万人とも１５万人とも。いつもダイビング雑誌のグラビアを彩ってきた美しい島々は今、瓦礫に覆われた地獄のよう・・。神々の怒りなのか？自然の猛威の前に人間の無力を見せ付けられた思いがします。

元旦の朝に・・

心配だった雪は明け方にはやんだみたい。
車のボンネットの上や屋根の瓦に少し残っている程度でした。曇りの予報もハズレ、東の山並みからは初日の出も。長崎は穏やかな元旦の朝です。