名馬電機社長の事業報告という名の日記

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Royal Ascot Day 1

2013年06月18日 | 海外競馬
英国王室主催のRoyal Ascot開催。
エリザベス女王はじめ王室の方々がウィンザー城から馬車で競馬場までお越しになるパレードで始まる、ひじょうに華やかな開催と知られている。この開催の重賞レースの見所を簡単にまとめてみる。5日間行われるので1日ずつ重賞レースを中心にピックアップして行く予定。


1R Queen Anne Stakes(G1) 芝8f 4歳以上
1番人気はアメリカから遠征してきたAnimal Kingdom/アニマルキングダム。2011年のKentucky Derby勝ち馬にして2013年のDubai World Cup勝ち馬です。これまで芝は4戦1勝2着3回とパーフェクト連対で、G1のBC Mile、Gulfstream Park Turf Hでの2着があります。今回勝てば芝、ダート、AWのG1勝ちの快挙達成となります。2番人気は横並びでCoolmoreのDeclaration Of War/デコレイションオブウォーと吉田照哉さん所有のElusive Kate/イルーシヴケイト。Declaration Of Warは昨年末AWのG3で重賞初制覇、今年に入ってリステッドレースを勝った後、前走Lockinge SがFarhhの5着でした。Elusive Kateは牝馬限定のマイルG1Rothschild賞の勝ち馬です。男馬相手のG1でも2着、3着と惜しい競馬はしてきていますが勝ちきれてはいません。ここが今季初出走です。

◎Animal Kingdom
○Gregorian
▲Trade Storm
△Elusive Kate

アメリカから欧州への遠征というのは例が少ないがAnimal Kingdomの場合既にドバイへの輸送をクリアしているわけだし、早めにイギリスに入って順調に調教をこなしてきたことを考えると問題ないと思われます。相手は少しひねって、対抗はGregorian。前走Diomed Sで重賞初制覇した馬ですが昨年のRoyal Ascot開催で3歳限定のマイルG1・St James's Palace Sで3着の実績があります。単穴のTrade Stormは前々走メイダンのZabeel Mileで重賞初制覇、前走Dubai Duty FreeがSajjhaaの4着でした。Elusive Kateは堅実ながら休み明けということもありこの評価に。
エア馬券は馬単で◎から○▲△へのウラオモで。

2R King's Stand Stakes(G1) 芝5f 3歳以上
1番人気はこちらもDubai WC開催からの転戦組、Al Quoz Sprintの勝ち馬Shea Shea/シェイシェイ。前哨戦、本番とメイダン芝1000mのレコードタイムを更新しての2連勝と高いスピード能力を見せました。管理するのは南アフリカのMike De Kock調教師。2番人気は3歳馬のReckless Abandon/レックレスアバンダン。2歳時フランスのMorny賞、イギリスのMiddle Park SとスプリントG1を2連勝。またRoyal Ascot開催5fの2歳G2・Norfolk Sも勝っています。前走古馬相手に今季初出走のG2Temple SがKingsgate Nativeからクビ差アタマ差の3着でした。3番人気はオーストラリアからの遠征馬Shamexpress/シェイムエクスプレスと昨年のこのレース3着馬Sole Power/ソールパワー

◎Shea Shea
○Shamexpress
▲Reckless Abandon

この路線は南半球や香港からの遠征馬が活躍するので素直にShea Sheaを本命。相手も人気ながら遠征馬のShamexpressと、若く未知の魅力のあるReckoless Abandon
エア馬券は馬単◎から○▲。


3R St James's Palace Stakes(G1) 芝8f 3歳
今年のRoyal Ascot通しても一番の注目カードと言っても過言ではないかもしれません。人気は三つ巴の様相で1番人気はDawn Approach/ドーンアプローチ。前走英国のDerbyは12頭立ての12着と惨敗したものの、敗因は距離とはっきりしていますし、マイルに戻れば再び2000Guineasのような強さを見せてくれることでしょう。2番人気はアイルランドの2000Guineas勝ち馬Magician/マジシャン。2歳時は4戦1勝といまいちぱっとしない成績だったんですが、今季初戦10fのDee Sを快勝すると前走Irish2000Guineasも3と1/2馬身差で快勝してここに臨みます。3番人気は英国2000GuineasでDawn Approachと人気を二分したToronado/トロナド。2000Guineasは4着と敗れたもののこちらもそこまで4戦4勝と負け知らずでしたし、その後ここに照準を合わせてきたローテーションも好感が持てます。

◎Dawn Approach
○Magician
▲Toronado
△Glory Awaits

ここも人気上位で仕方ないかな、という感じ。中でもDawn ApproachはDerbyを挟んだとはいえ最後は一杯に追っていたわけではないし、この距離に戻れば負けられないはずです。一角を崩せそうな穴っぽい所ではGlory Awaits。英国2000Guienasの2着馬で、前々走3着に敗れた時の勝ち馬が後にフランスのDerbyを勝つIntelloだったことを考えると前走人気薄であったもののフロックではなかった可能性は十分あると思います。
エア馬券は3連単で◎1着固定で相手○▲△を2,3着づけの6点で。


4R Coventry Stakes(G2) 芝6f 2歳

1番人気はO'Brien厩舎が送り込んできたうちの1頭3戦2勝のStubbs/スタッブス。お母さんがIrish Oaksの勝ち馬Moonstoneで兄に今年のDerby Trial Sを勝ったNevisがいるという良血馬です。2番人気はRichard Hannon調教師が送り込んできた1戦1勝のExceed And Excel産駒Championship/チャンピオンシップと、これまたO'Brien厩舎が送り込んできた1戦1勝馬Sir John Hawkins/サージョンホーキンズ。Sir John Hawkinsはこれまたお母さんがIrish OaksなどG1を4勝したPeeping Fawnの産駒です。

◎Thunder Strike
○Wahaab
▲Stubbs
△Championship
△Sir John Hawkins

2歳戦で検討データが少なく何回なので本命は騎手で選んでThunder Strike。鞍上Frankie Dettoriです。ここまで3戦3勝と負け知らずだし、まあ勝ってもおかしくないんじゃないかなという感じの予想なので自信はないです。対抗にしたWahaabもお母さんが2歳時に6fのG1Cheveley Park S、3歳時にCoronation Sを勝ったIndian Inkという血統馬です。
エア馬券は◎の単勝と◎から○▲△への馬単ウラオモ。

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