名馬電機社長の事業報告という名の日記

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Super Saturday

2013年09月28日 | 海外競馬
Breeders' Cupの重要なプレップレースがSanta AnitaとBelmontで多数行われるので、その中から注目のレースを幾つか簡単にまとめておく。

Santa Anita 5R Chandelier S(G1) D1700 2歳牝
1番人気はここまで3着3着2着と未勝利のFascinating。Bob Baffert厩舎のSmart Strike産駒でお兄さんに2012年のKentucky Derby、Preakness SでI'll Have Anotherの2着だったBodemeisterがいる血統。 前走Del Mar Debutante Sが2着でした。2番人気はそのDel Mar Debutante Sを勝ったShe's A Tiger。Jeff Bonde厩舎のTale of the Cat産駒で、ここまで4戦3勝2着1回という成績。

Santa Anita 6R Rodeo Drive S(G1) 芝2000 3歳以上牝
BC Filly&Mare Turfの前哨戦。1番人気は昨年のBC Filly&Mare Turfの2着馬Marketing Mix。今年に入ってGamely S(G1)、Sunset H(G3)と連勝して臨んだ前走Beverly D. S(G1)がイギリスからの遠征馬Dankの4着。2番人気はTiz Flirtatious。Gamely S(G1)でMarketing Mixの2着の後、John C. Mabee S(G2)を勝ってここに出走。

Santa Anita 7R FrontRunner S(G1) D1700 2歳
混戦模様。1戦1勝Rock Hard Ten産駒のSchoolofhardrocks、2戦1勝、前走Del Mar Futurity(G1)が3着だったBob Baffert厩舎のInto Mischief産駒Can the Man、そして4戦2勝、前走Del Mar Futurity(G1)を勝ってここに臨むBertrando産駒のTamarandoの3頭が1番人気3頭横並び。

Santa Anita 9R Zenyatta S(G1) D1700 3歳以上牝
昨年のこのレース2着、今年に入ってSanta Margarita S(G1)、Molly Pitcher S(G2)と重賞2勝のJoyful Victoryが1番人気。鞍上はRosie Napravnik。2番人気はTodd Pletcher厩舎のAuthenticity。1月に1年半ぶりに復帰して3着するとその後は6戦連続連対中でLa Troienne S(G2)、Shuvee H(G3)と重賞も2勝、前走はPersonal Ensign H(G1)でRoyal Deltaの2着。

Santa Anita 10R Awesome Again S(G1) D1800 3歳以上
1番人気はPaynter。昨年Haskell Invitational S(G1)を勝った後重度の怪我を負い、長い治療の末今年劇的なカムバックを果たした同馬。復帰戦を勝ち、2戦目のSan Diego H(G2)が2着、前走Woodward Sは極度の道悪に泣き5着。巻き返しを図る。2番人気は昨年のBreeders' Cup Classic(G1)の2着馬Mucho Macho Man。今季初戦が競走中止の後3着3着と来てのここ。3番人気は2頭横並びで1頭は6歳ながらわずかキャリア3戦というTake Control。お母さんが現在日本で繁殖生活を行っているAzeriで、2009年にデビュー戦を勝った後、今年4年ぶりの出走を勝利で飾り、前走San Diego H(G2)が4着。3番人気もう1頭は昨年のTravers S勝ち馬Golden Ticket。今年に入ってからは重賞ではあと一歩の競馬が続いている。


Belmont 5R Beldame Invitational S(G1) D1800 3歳以上牝馬
ここは古馬と3歳の牝馬女王一騎打ちの様相。1番人気はご存知Royal Delta。昨年もこのレースを勝って本番BC Ladies' Classic(G1)を連覇。今年は春先のDubai W.C.こそ大敗したものの復帰戦2着の後Delaware H(G1)、Personal Ensign H(G1)と連勝してここに臨む。一方2番人気は3歳代表Princess of Sylmar。春にKentucky Oaks(G1)を制覇。この時は人気薄だったものの、その後CCA Oaks(G1)、Alabama S(G1)と連覇して世代女王に。馬名からもまさに「女王対決」という呼び名がふさわしい一戦。

Belmont 6R Kelso H(G2) D1600 3歳以上
G2ながら出走してくれば本番BC Classicでも人気をシそうなのが1番人気のGraydar。今年のDonn H(G1)を勝ち続くNew Orleans H(G2)も制覇。それ以来となるTodd Pletcher厩舎の4歳馬。

Belmont 7R Vosburgh Invitational S(G1) D1200 3歳以上
1番人気は今年6Fの重賞を2勝しているSteven Asmussen厩舎のJustin Phillip。前走Forego S(G1)が3着。2番人気はTodd Pletcher厩舎のForty Tales。今年短距離重賞を3勝、前走King's Bishop S(G1)が1番人気で4着。

Belmont 8R Flower Bowl Invitational S(G1) 芝2000 3歳以上牝馬
1番人気はLaughing。昨年4歳まではG3を1勝のみの成績だったが、今年に入ってDiana S(G1)を含む重賞3戦3勝負け知らず。2番人気はイギリスからの移籍馬Qushchi。今年に入ってからアメリカに移籍してきて5戦1勝、2,3着が各2回という成績。

Belmont 9R Joe Hirsch Turf Classic Invitational S(G1) 芝2400 3歳以上
同馬主、同厩舎のカップリングで1番人気は2頭いてUnited Nations S(G1)、Sword Dancer Invitational S(G1)を連勝中のBig Blue Kittenと、イタリアからの移籍馬で前走Arlington Million S(G1)を勝ったReal Solution。ちなみにこの2頭、お父さんも同じKitten's Joy。

Belmont 10R Jockey Club Gold Cup Invitational S(G1) D2000 3歳以上
豪華メンバーが揃ったClassicのプレップレース。僅差で1番人気はTodd Pletcher厩舎の4歳馬Cross Traffic。デビューは今年に入ってからという遅いデビューではあったもののデビューから2連勝。その後重賞で2戦続けて2着の後、前走Whitney Invitational H(G1)が待望の重賞初制覇。2番人気は昨年のこのレースの勝ち馬Flat Out。今年は重賞2勝しているもののG1ではあと一歩の競馬が続いている。3番人気は3歳馬のPalace Malice。今年のBelmont S(G1)勝ち馬でその後Jim Dandy S(G2)を勝ち前走Travers Sが4着。ここが古馬と初対戦。4番人気も3歳馬、今年のKentucky Derby勝ち馬Orb。その後はPreakness S(G1)4着、Belmont S(G1)3着、Travers S(G1)3着と勝ち切れない競馬が続いている。他にも前走で復活した昨年のTravers S(G1)勝ち馬Alphaなど多士済々、どれが勝ってもおかしくないハイレベルなメンバー構成となっている。

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