名馬電機社長の事業報告という名の日記

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日経賞、毎日杯回顧

2012年03月26日 | 競馬回顧
日経賞
単勝12番人気、167.1倍の人気薄、ネコパンチが大逃げを打って、そのまま逃げきり重賞初制覇。江田照男騎手はかつてこのレースでテンジンショウグンで大穴を開けたこともあるが、レオリュウホウのセントライト記念、スプリンターズSのダイタクヤマト、勝ちはしなかったがアメリカンボスの有馬記念など、中山芝の重賞レースで度々大穴をあけた実績があり、やはり注意が必要。
2着は後方から追い込んだウインバリアシオン。ルーラーシップには先着したがそのはるか前に勝ち馬がおり、さすがにそこまでは届かなかった。
ルーラーシップは極悪馬場のAJCCを完勝しており、道悪は大丈夫かと思ったが、直線での走りを見ているとどうも上滑りしているような印象を受けた。トビが大きい馬なのでAJCCのようなドボドボ馬場ならいいが、今回のように一旦湿った馬場が乾いていくような中途半端な状態はあまり良くなかったのかもしれない。圧倒的人気を背負って人気薄の大逃げがいる中先行するのってたぶんポジションとして一番仕掛けどころが難しい位置ではあるが、前残しちゃうなら2着は確保して欲しかったなーと、ルーラーシップからネコパンチへの馬連を持っていてゴール前大悶絶した人間としては思うのである。

毎日杯
前半半マイル48.7、後半半マイル48.3とそう極端に速い流れというわけでもなかったが、ゴール前で先行勢と後方待機勢がガラッと入れ替わる差し馬が台頭したレースとなった。
買ったのはご存知カンパニーやレニングラードの兄弟ヒストリカル。前走ワールドエースの勝ったきさらぎ賞では2着だったが、ここでは自慢の末脚を存分に発揮して優勝。若干ポジショニングが後ろ過ぎて届かないかとも思ったが、追い出されてからの加速が素晴らしく最後はきっちりとマウントシャスタを差し切った。このあとはダービーに直行するようだが、小回りの中山芝2000はおそらく不向きなので判断としては正しいと思われる。ちなみにこれできさらぎ賞で1~4着に入った馬は次走OPで全て1着とこのレースのレベルの高さを証明した一戦でもあった。
2着マウントシャスタはこれまで上がり3Fで35秒を切ったことがなく、スローからの瞬発力勝負になると若干不安はあるが、逆に早めスパートしてまくり気味に加速していけば長くいい脚が使えそうなタイプと見た。

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