名馬電機社長の事業報告という名の日記

一口とか写真とかご贔屓応援とか。

結婚式な一日

2007年12月15日 | 日常
マイルCS前日の土曜日は予定通り友人の結婚式。
まあこの友人っていうのは名馬電機の事務氏なんだが。

朝少しだけ仕事をしてから出発の準備。
できるだけ身軽にしてゆこうと思ってスーツの上着、ズボン、シャツの内外ポケットを駆使して
全ての持ち物を着ているものの中にしまいこむ。
その結果、財布、鍵、ハンカチ、ポケットティッシュ、マジック用のハンカチ、
マジック用万国旗、マジック用トランプ、その他マジック用のネタ、
名刺ケース、携帯電話、メモ、祝儀袋などが着ている者の重量にプラスされ
何となく体が重くなってしまうことに。

最後にスーツに着替えた状態でマジックを一通り演じてみて最終調整。

11時30分からホテルのチャペルで結婚式が始まるので15分前に会場に着くように
と招待状に書かれていた。
私は遅れないように早めに出発した。
どれくらい早めに出発したかと言うと
「会場のホテルの最寄り駅を一駅乗り越して、ウインズ難波へ寄って
翌日のマイルCSの馬券を仕込んでから一駅戻っても間に合うくらい早め」
に出発した。
どうしてそれほど早く出発したかと言うと実際にウインズ難波によってマイルCSの馬券を仕込むためである。

というわけでウインズ難波経由でホテルに到着した私。
エレベーターでチャペルがある7階に上がり、チャペル方向に行くとチャペルの中は人でごった返し、
音楽が流れ、「結婚式真っ只中」な状態だった。
「あれ、おかしい。チャペルってここ以外にもあるのか?それともホテルを間違ったのか?」
不安になった私は一度地上に降り、ホテル名とチャペルのフロアを確認した。
しかしホテルは間違っていないし、チャペルのフロアも間違っていなかった。
この間にも刻一刻と式の開始時間は迫っており、
今回の式に備えて購入した「冠婚葬祭とマナー大事典」の中の「遅刻は厳禁」
という文字が頭の中を駆け巡り、軽いパニックになる私。
そこで出席者の中で唯一私の知っている友人(名馬電機のアルバイト氏)
にメールで確認するとやはり「7階」
だと返事が来た。
エレベーターで再度7階に上がると、アルバイト氏がいて一安心。
どうやら「結婚式真っ只中」だったのは別の式だったらしい。
さすが11月の土曜日の大安というだけのことはあり、結婚式ラッシュだったのだ。

前の結婚式が終るまでの間、その友人+新郎と高校が一緒(?)のお二人と談笑。
そしていよいよ我々の結婚式の番。
比較的入り口よりに立っていたため親族席の真後ろという席に着く羽目に。
結婚式自体は
新郎入場→新婦&新婦父親入場→誓い→フラワー(布製)シャワーの中新郎新婦退場
と滞りなく終了。
新郎が入場時に緊張と照れから半笑いで入場してきたのと
「パドックで井上泰司@KBS京都日曜パドック解説に
『発汗が気になりますね、見送りです』と言われそうなくらい汗をかいていた」以外は。

出席者は披露宴のフロアに移動し、受付を済ませ披露宴控え室へ。
控え室はフリードリンクだが、ここで「フリーだから」とガバガバと
飲み物を飲むのは紳士のすることではない。
私はアルバイト氏とともに座席表を見ながら我々の席が「ひまわりの席」
だったのを見つつ
「ああ、北九州産限定戦ね。」
と競馬ファン以外はおいてけぼりな会話をしつつ待っていると会場に案内される。

「ひまわりの席」は新郎の友人中心席となっており、大学卒業以来になる方々とも久々の再会。
通常この辺りになると新郎新婦含めて場も和み、
後はおいしいもの食べて、お酒を飲んで、という雰囲気なんだが、私はそういう状況ではなかった。
というのもむしろ私のメインイベントはこの披露宴での余興である。
それが近づくにつれプレッシャーから胃を中心に内臓系が気持ち悪くなる。
だから司会の方が新郎の趣味を「映画鑑賞、音楽鑑賞」とだけしか紹介しなかったり
新郎の上司が乾杯の挨拶やお祝いの言葉の際に
自社サービスの宣伝をかねたスピーチをされているのも聞こえていなかった(聞こえてるじゃないか)。

そんな中にあってもなんとか、食事をする私(決して食べないとご祝儀の元が取れないと感じているわけではない)。
すると余興タイムスタート。
一番手は新婦の元職場の同期の方のキロロ(ケロロではない)の「未来へ」。
この際、係りの方が私のところに来て
「この次ですのでお願いします。」
とお知らせされて、内臓系の気持ち悪さと緊張感がピークに。
しかもキロロが普通にお上手で、歌詞の内容からも会場の雰囲気はマジメに良い雰囲気。
そんな中、不マジメで胡散臭い私が不マジメで胡散臭いマジックをするのだ。
どう考えても場違いだ。しかも失敗したらどうするんだ。
ますますプレッシャーがかかる中、名前を呼ばれて前へ出て行く私。

ハンカチやら万国旗やらトランプやらを使って3つの手品をメドレー形式(モノは言い様)で。
始める前に

「最初にお願いがあります。私はこれからマジックをしますが、マジックのプロではありません。
もしかしたら失敗するかもしれませんが、その際に隣の方に耳打ちしたりしないで下さい。
また万が一失敗しても全責任は私にあり、決して新郎の任命責任を問うようなことはしないで下さい。」

と断っておいたので、失敗を指摘されたり、新郎が任命責任を問われることも無かった。
自分でも目に見えた失敗はしなかったと思うが、自己採点は60点。
一応合格点なものの、ギリギリの点数にしたのは
「会場全体に見せると言う配慮が足りなかった」
「最後に行ったカードマジックのオチのつけ方で、もっと良い方法を帰りに思いついてしまった」
という2点から。特にオチのつけ方に関しては、
もう一段階簡単なクッションをおくだけで、笑いも驚きも1.8倍(当社比)くらいになっていたと思われるだけに
思いついた時はもう一回やり直させて欲しいと思ったほど。

と、なんだかんだ言っても、余興の大役は無事終えたので後はリラックスモード。
新郎のいとこによる歌も、新婦の同級生の方々による縦笛セッションも
おいしい食事をいただきながら、楽しんだ。
最後は定番の「新婦の両親への手紙」で感動的に締めくくられて式は無事終了。
ただ最後の新郎のお父様の挨拶中
「まだ未熟な…」
などと言うたびに新郎がチラチラとお父様の方を
「パドックで井上泰司@KBS京都日曜パドック解説に
『物見が気になりますね、見送りです』と言われそうなくらい物見をしていた」
というのは気になったが。

その後、2次会まで時間があるので、私とアルバイト氏は道頓堀方面の「馬券が買える場所」
で時間と財布の中身を潰した後に会場へ。
会場はきっちりと座席が決められており、私と同じ席に座ったのは
私とアルバイト氏、披露宴で歌を披露したいとこ氏、新郎の妹さん、新郎の小学校時代の友人お二人という席。

2次会恒例のビンゴ大会は商品にWiiがあったため、Wii争奪戦の様相。
私もWii狙いであったが、
「本当に金品がかかると弱い」(by新郎)
という私の特製全開で、
「同じテーブルで最後までリーチがかからず、いとこ氏と2人だけビンゴ引かず」
というひさーんな状況。

このままだったら、いとこ氏もビンゴにならなかったんだからまあいいか、
という結果だったのだが、いとこ氏はこの後、新郎小学校時代の友人氏と共に
急遽だんじり祭の歌(タイトル失念)を歌うこととなり、これがこの2次会一番の盛り上がりを演出。
一躍MVP的立場になってしまわれて、私だけがツルマルボーイ@有馬記念並にポツンと最後方状態。
その場では「私の本当の勝負は明日のマイルCSだからこんな所で運を使っている場合ではない」
と言って強がってみたが、結局新郎新婦へのビデオメッセージという半永久的に残る代物に
「明日のマイルチャンピオンシップはエイシンドーバー!」
と恥ずかしいハズレ予想を刻み込む結果になってしまった。

と言うのが私の初結婚式出席であった。
個人的には結構楽しんでしまったので(余興を含めて)
また参加したいと思ったが、「式を挙げるサイド」での結婚式は
色々面倒だろうな、という実感を持ってしまった次第。

とにもかくにもお二人ともお幸せに!(と、かなり強引なまとめ)
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