名馬電機社長の事業報告という名の日記

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アーリントンC、阪急杯、中山記念回顧

2012年02月28日 | 競馬回顧
アーリントンC
前走きさらぎ賞4着のジャスタウェイが後方から一気の差し切り勝ち。これでマイルでパーフェクト連対、1800の2回が着外となった。上も距離短めのほうが良いタイプで「マイルカップ目標」というのは妥当な判断かもしれない。ただ前後半で後ろのほうがタイムが速い後傾ラップのレースでしか経験がなく本番で前傾ラップの展開になった時にどうか。
オリービンは早め早めの競馬であわやの2着まで。ダイワメジャー産駒らしく前々で競馬する形があっていそう。これで阪神競馬場では【2-3-0-0】。その他の競馬場が【0-0-1-1】となってる。外回りコースがダメということでは無いので急坂のあるコースがより良いタイプなんだろう。
3着アルキメデスは折り合いに難のあるタイプで距離短縮がプラスに働いた感。アドマイヤムーン産駒は全体的に気性の勝ったタイプが多い印象で、「新馬から走れる」「短い距離のほうがベター」というのがいまのところの特徴。1番人気のダローネガは状態がイマイチだったのか9着と大きく人気を裏切る形に。前々での積極的な競馬で見直したい。

中山記念
圧倒的1番人気のトゥザグローリーは10着と大敗。元々負ける時は大敗する馬だし、中日新聞杯こそ小回りを克服したが、東京や京都阪神外回りのように、広く直線の長いコース向きの馬だと思うので、道悪やら小回りのコースで負けるのはまあ納得というか、想定内。
フェデラリストは中山金杯に続いて重賞連覇。現状中距離ベストの感じだが、よくよく考えたらお父さんのエンパイアメーカーは現役時代ベルモントS(2400)勝ってるわけで、母ダンスパートナーということと合わせると、ざっくりした考え方だが2400くらいまでは持つんじゃないか、ひょっとしたら天春でももってしまうんじゃないかと思い始めている。
シルポートは大逃げがハマった作戦勝ち(勝ってはないけど)。1ターンのコース以外では買わないと決めていたので、2ターンのここで馬券取れなかったのは仕方がない。
3着リアルインパクトは「関東圏の競馬では馬券圏内」という記録を継続。次走マイラーズカップらしいのでそこで負けたら人気落ちた安田記念で再び買う呼吸で行きたい。

阪急杯
前走シルクロードSの競馬ぶりが「ちょっと1200は短くて追走で手一杯になりますね」ってな感じの負け方だったマジンプロスパーが1400に距離が伸びて完勝。高松宮記念出走するなら距離にどう対応するかが鍵。
2着スプリングサンダーは今回あわせてこのコース【3-1-1-1】と非常に得意。また3着のサンカルロも【2-1-2-1】とこのコース安定しており「コース適性から攻めていいレース」という側面が色濃く出た結果となった。