My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

アデレードの真夏日の過ごし方

2007-11-18 14:43:50 | 日常あれこれ


〈ジャコランタンの花:ノースアデレードの高級住宅地〉

アデレードはもう真夏。誰が決めたかは知らないが、夏は一応公式には「12月から」といわれているように、12月に入ったとたんにググッと暑い日が多くなる。でも、今年はちょっと早めに夏が来て11月中旬からオーストラリアでは夏の象徴のような花、ジャコランタンが咲き乱れ35度の真夏日が続いている。

ジャコランタンはもう日本の春の桜のようなもの。真っ青な空にはっきりした藤色の花がとても映える、比較的大きな木。いつぞや、友達になった大学の警備員の人に友達とかれの操縦する4人乗りの小型飛行機でアデレードの町並みを空から眺めたことがあった。ちょうど季節はこの頃で、あちらこちらに街路樹として植えられているジャコランタンの花は、空からみたら道路に沿って紫の線が縦に横にと書かれているようだった。

こっちの人は結構暑い日が好き。夏より冬のほうが好きなのは私とボストン育ちの夫、近所のイギリス生まれのおばさんくらい…。私は小学校のとき暑い日にはよくぶっ倒れて、よく保健室で寝ていたのを覚えている。家の息子達も暑いとぐったりするよりも、機嫌が悪くなる。昨日、空手道場も夜8時といってもクーラーを付けていても暑く、道着を着て立っているだけで汗がじっとりと出てくる。「暑いー、雪が恋しいー!」と叫んでいたら、「えー、雪ー??寒いじゃん。」とか言ってきたので、「だからその寒いのがいいんじゃん。」といったらみんなに変な目で見られた…。スコットランドから来た彼まで、「いやー、夏はいいね!ビールがおいしいね!」とか言っているし。甚平みたいな夏用の道着ってないかな…。

今日も相変わらず暑い。涼しい朝のうちにチビ達を庭に放して砂場兼ミニプールで水遊びをさせ、芝刈りと雑草抜きを手伝ってもらう。ご褒美に朝のおやつとして凍った薄切りの牛肉(どういうわけかとても好きならしい;)とフルーツジュースを凍らせたものを庭の木陰で食べさせる。私は白ワインを半分凍らせたものをゴクゴクッとやる。お昼には暑くなってきたのでクーラーをがんがんに効かせた家の中に避難し、長男はビーフパイ、次男はBBQ豚まん、私は昨日のカンガルーステーキの残りを使ったロケットとオレンジのサラダ、夫はチャーシューラーメン、とそれぞれが食べたいものを食べる。そしてゲームをしたりごろごろしたり形の練習をしたりして暑い日を平和にやり過ごす…。

アデレードは最高気温43度になることもある。そうなると、さすがに外をふらふら歩いている人はいない。あ、でも一度70歳は軽く超えてそーなおじーさんが、上半身裸で帽子なし・短パンひとつでジョギングに勤しんでいるのを見たことがある。それはもう見ているだけで眩暈がした…。まあ、それはともかく、それでも外に行かなくてはならない人は、でかいペットボトル入りの水を抱えて帽子・サングラス・日焼け止めを装備して脱水・熱射病にならないようにかなり気をつける。あの日本の夏の、温度はさほどではなくてもサウナのような湿気の高い暑さではなく、それはもう乾燥しきったオーブンのような暑さ。うげー…。夏はまだまだこれからが本番-。

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