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ロンドンから徒然に

ストーンズのチケット(今度はハイドパーク)

2013-04-09 | 音楽
 ついつい天候への不満ばかりになってしまいますが、今年の“春”(そう呼べるなら)は本当にひどい。
 先週末からさすがに最低気温が零下なんてことはなくなりましたが、最高気温は未だに10度に達することありません。それでも日光が射す日中は何とか気分よく外出できると思っていたら、今度は週末までずっと雨模様の天気予報。

 記憶にある限りでは、昨年の3月、4月は対象的にとても暖かく、公園で日光浴(こちらの人は本当にこれが好きです)をする人達を見かけていたのですが、逆に普段なら一番良い季節の5月~7月が惨めなくらい寒かったんです。(それでもオリンピック期間中だけ何とか夏らしくなったのはせめてもの救い)
 さて、こんなに寒い3月、4月なら、逆に夏は暑くなってくれるかな。

 ちょっと日本とは感覚が違うかもしれませんが、ロンドンの“暑さ”なんて高が知れてるんですよ。夏でも25度もいかないことが殆どなので、それを越そうものなら本当に暑く感じます。何しろ地下鉄などには冷房なんてないですからね。

 なので皆短い夏を楽しもうと屋外での音楽イベントなどに繰り出すことになります。グラストンベリーなんてその代表なんですが、さすがにもうテントを張って泊まりがけで音楽を楽しむなんて年齢じゃなくなったもので、せいぜいハイドパークですね。

 で、この夏のハイドパークの目玉がローリング・ストーンズ。(そう言えばグラストンベリーのヘッドライナーも彼らだ)
 ファンの方ならご存じの通り、彼らが最後にこの場所で行ったのがブライアン・ジョーンズの追悼ライヴとなった1969年のフリー・コンサートですが、この時の聴衆はなんと25万人以上と言われています。

 そんな伝説的なライヴから44年ぶりということで、また話題を集めています。なので当然チケットも人気が出るだろうとは思っていました。
 でもね、25万人とは言わなくても、少なくとも4~5万人はキャパのあるコンサートですよ。だから…..



 そう、まさか3分で売り切れるなんて思ってませんでした。こちらもキーボードを叩いたのは売り出しの時刻を1秒も回っていないんですよ。それなのに、先行予約の日も当日もすぐに売り切れ。
 いや、それだけならまだいいんですが、いつも文句を言っているように、また転売目的の連中が相当いるに違いなく、これがすぐにその類のサイトで何倍もの値段で売られているんですよ。

 幾らかって?
 正規の値段がこれまた驚くくらい高い!一番安くて95ポンド(約14,000円)、高いチケットは299ポンド(約45,000円)。しかもね、全部これスタンディングなんですよ。下の図のTier1が最も高いエリア。Tier3が一般エリア。



 ここでまた思い出したのが昨年の夏のハイドパーク。雨が多くて地面がぬかるみ、ステージの設営等含めて危険だというので中止になったコンサートまでありました。
 こんな高いチケットを買っておいて、雨になったりしたら最悪だな、とイメージして、一旦は(←ううん、これがちょっと微妙な表現かも)諦めることにします。

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