天気予報は当たりでした。朝起きると辺り一面真っ白。吹雪のような状態です。これまで暖かい冬を過ごしたバランスなのか、4月に入った今寒い春になっています。
こんな天候の中ウェンブリー・スタジアムからO2アリーナまで、ロンドンを西から東にオリンピックの聖火リレーが行われました。
ランナーだけでなく、オープン・トップのバスや自転車、ボートや電車まで使って目的地まで運ばれます。そして途中何ヶ所かで様々なイベントが行われます。
ノッティング・ヒルではラテン・カーニヴァルの踊り、オックスフォード・ストリートではタレントのSugababesが登場、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでは聖歌隊、セント・ポール寺院では衛兵の演奏といった具合です。
ところが朝からTVの生中継を見ていたら、そのわずか15分の間に3人の抗議者が聖火リレーを阻もうと突進しては警察に取り押さえられました。結局リレーの終わりまでに30人以上の逮捕者を出したようです。
皆チベットを始めとする中国の人権侵害を訴えています。その波は僕が見物に行った首相官邸のあるダウニング街前で一番大きく、様々な団体がチベットの国旗や独自に拵えたプラカードを持って抗議しています。中にはtorch(聖火)とtorture(拷問)をかけて Torture Relayと書かれた生々しいものまであり、口々に「Free Tibet!」と叫んでいます。
一方でオリンピックの成功を声高に叫ぶ中国人もいて、ところどころで小さな衝突も見られました。
政治とスポーツの分離を謳いながら、オリンピックほどそこから離れられない大会も他にありません。中国もこの問題を解決しない限り、すっきりした成功を収めるのは難しいと思います。何とか良い方向に向かってくれたら嬉しいのですが。
その次の大会がロンドンなだけに、この国の人たちも無関心ではいられないと思います。いざとなったらイギリスも噴き出してくる国際問題は多いでしょうから。
こんな天候の中ウェンブリー・スタジアムからO2アリーナまで、ロンドンを西から東にオリンピックの聖火リレーが行われました。
ランナーだけでなく、オープン・トップのバスや自転車、ボートや電車まで使って目的地まで運ばれます。そして途中何ヶ所かで様々なイベントが行われます。
ノッティング・ヒルではラテン・カーニヴァルの踊り、オックスフォード・ストリートではタレントのSugababesが登場、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでは聖歌隊、セント・ポール寺院では衛兵の演奏といった具合です。
ところが朝からTVの生中継を見ていたら、そのわずか15分の間に3人の抗議者が聖火リレーを阻もうと突進しては警察に取り押さえられました。結局リレーの終わりまでに30人以上の逮捕者を出したようです。
皆チベットを始めとする中国の人権侵害を訴えています。その波は僕が見物に行った首相官邸のあるダウニング街前で一番大きく、様々な団体がチベットの国旗や独自に拵えたプラカードを持って抗議しています。中にはtorch(聖火)とtorture(拷問)をかけて Torture Relayと書かれた生々しいものまであり、口々に「Free Tibet!」と叫んでいます。
一方でオリンピックの成功を声高に叫ぶ中国人もいて、ところどころで小さな衝突も見られました。
政治とスポーツの分離を謳いながら、オリンピックほどそこから離れられない大会も他にありません。中国もこの問題を解決しない限り、すっきりした成功を収めるのは難しいと思います。何とか良い方向に向かってくれたら嬉しいのですが。
その次の大会がロンドンなだけに、この国の人たちも無関心ではいられないと思います。いざとなったらイギリスも噴き出してくる国際問題は多いでしょうから。