中国のワイン消費

　以前中国を旅した時に『グレート・ウォール』とか『ダイナスティ』とか、聞き慣れないブランドのワインを出されて、確かめたら国産品でした。へぇ、中国でもワインを生産しているんだと思ったのを覚えています。

　その中国がワインの消費で世界１０位になりました。世界最大の国際見本市を主催する“ビネクスポ”による２００５年の市場調査で分かったことです。昨年の数字ならもっと伸びているかもしれませんね。
　なんでも中国の2010年までのワイン消費の伸びが36％見込まれるそうで、全世界の伸びは4.8％とのことですから、その消費拡大の急速さが分かろうというものです。
　経済発展が要因なのは間違いなく、富裕層が豊かさの象徴として高級ワインを購入している、との分析もあります。

　ワインは大好きですが、こうして豊かさのバロメーターなんて使われ方をされずに、もっと気軽な値段で美味しいものが出てくれると売れしいんですけどね。
　パリの知り合いのところでは、家で樽ごと購入して普段の食事に飲んでいたのですが、とても安くてまずまずの味でした。

　あぁ、こんなこと書いてたら飲みたくなってきた。